haruichibanの読書&視聴のおと

読書メモや映画やテレビ番組視聴メモです

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

諸星大二郎『コンプレックス・シティ』双葉社(1980/11/20

Amazon紙版へのリンク 諸星大二郎がこんなギャグみたいな漫画を描いていたのは知らなかった。 『鯖イバル』や『アリゲーター』はオヤヂギャグだ。 コンプレックスシティ (アクションコミックス) 作者:諸星 大二郎 双葉社 Amazon ランキング参加中漫画感想・…

浦沢直樹×手塚治虫『PLUTO』

手塚治虫の『鉄腕アトム』の『地上最強のロボット』を元にリメイクした作品。 これまでいろいろなリメイク作品があるが、その中でも最高の作品といえる。 世界最強のロボットやロボット関係者が次々と殺される。 その謎を追うロボット刑事。 謎が徐々に明ら…

諸星大二郎『オリオンラジオの夜』小学館(2019/2/4)

諸星大二郎劇場第二集。 冬のある時間、ある場所でだけ聞くことができるオリオンラジオをめぐる短編集。 その中で流れる曲と関連した不思議なストーリーが展開される。 サイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』 イーグルスの『ホテル・カ…

北条司『キャッツ♥アイ』集英社

週刊少年ジャンプに連載された北条司の出世作。 喫茶店CATS EYEを経営している来生泪、瞳、愛の三姉妹の正体が、盗みに入る前に必ず予告する泥棒キャッツ・アイなのだ。瞳の恋人が刑事である俊夫だ。 刑事と泥棒という禁断の恋がどうなるか、なぜ予告してか…

大友克洋『AKIRA』講談社(1984/9/21)

大友克洋の代表作!! 30年間も凄い予算をかけたアキラが何なのか? その謎を追ってるうちに、どうやら超能力者達がいることがわかってくる。 やがてアキラが超能力者の一人28号であることがわかる。鉄男は41号で、教祖のミヤコは19号。テレキネシスやテレポ…

半村良・田辺節雄『戦国自衛隊』秋田書店(1976/7/20)

半村良の同名小説を劇画化したものだ。 ド迫力の絵とアクション・シーンで『戦国自衛隊』を描ききっている。 タイムスリップして永禄三年(1560)年にタイムスリップした自衛隊員達。そこには後の上杉謙信となる長尾景虎がいた。だが、斎藤道三や織田信長や明…

山上たつひこ『半田溶助電気商会 感電しますよ』秋田書店(1981/12/20)

もくじ 『がきデカ』で有名になった山上たつひこのギャグ漫画。 町の電気屋のご主人である半田溶助とその店員達を中心に展開される破天荒なギャグ漫画。月給を払いたくない経営者の半田、売った冷蔵庫に食料品が入ると電気屋に戻ってくる冷蔵庫の話は面白い…

山上たつひこ『光る風』朝日ソノラマ(1972/4/10)

『がきデカ』で一世を風靡した山上たつひこのバッド・エンドな漫画。 藻池村で起こった奇形児が多数生まれた事件。 激化するベトナム戦争。 軍事国家に変貌していく日本。 そんな社会背景の中、代々軍人を輩出してきた六高寺家では長男が国防大学に行きエリ…

山上たつひこ『鬼面帝国』秋田書店(1976/4/30)

もくじ Amazonへのリンク 『がきデカ』で有名になる前の山上たつひこの作品。4個の短編がまとめられている。 『鬼面帝国』は、死後の世界の話だ。死後の世界もこちらと同じように、いやもっとひどい自由がない世界だった。そこでポイントを稼ぐとスカーヴァ…

石森章太郎『赤いトナカイ』コダマプレス(1966/09/10)

主人公の千太や万里がいる町に怪しい人物がやってきて「赤いトナカイに乗った死の使いによって人類が滅びる。だから助けるために一人10万円持って来い。持ってきた人はロケットに乗せて宇宙に逃がす。」という。 彼は本当は詐欺師だった。 だが、詐欺師のウ…

石森章太郎『宮本武蔵』潮出版(1974/08/20)

吉川英治の『宮本武蔵』と小山勝清の『それからの武蔵』を足して石森章太郎風に脚色した作品だ。 おつうさんはそのままおつうだが後に無想権之介と結婚し幸せになる。沢庵は宗禅和尚。吉野太夫は登場しない。 武蔵の技術は、「他人に教授できぬ技術」であり…

ニュートン(Newton)2022年4月号

もくじはこちら 青文字は感想。 p.4 禁煙すると太る理由 禁煙すると13%の人が実際に太るそうだ。そしてそういう人は腸内の細菌叢が変化し体重が増加するとのこと。腸内の細菌叢が原因というのに驚いた。原因がわかれば治療法もわかるだろうから凄い進歩だと…