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Newton(ニュートン) 2022年2月号

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Newton 2022年2月号表紙

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Newton 2022年2月号もくじ

 

『Newton 2022年2月号』の特集は「数学教養教室 三角関数編」と「最新相対性理論入門」だ。三角関数は高校で習った時、「数学が生活に役立つ」と思ったものだ。古代バビロニアの粘土板に既に三角関数表があった、のが驚きだ。

 

p.5の、木星の「大赤斑は浅かった」には深さ300kmと言うのは驚きだった。

p.6の、「レーザー光で害虫を撃ち落とせ」は、技術的に凄いのはわかるが、兵器に使われると怖ろしい。

p.10の「準衛星カモオアレワは、「月のかけら」かもしれない」は、本当に地球と月が衝突したときの残骸なのかどうか、楽しみだ。

p.12の「世界初、ブタの腎臓を人に移植」という記事が一番驚いた。この技術が実用化されたときは、イスラーム教の人達は、どうするのだろう?

p.90の「凶悪犯罪はなくせるか?」は興味深かった。凶悪犯罪は1950年1万6225件、1960年1万593件以後減少傾向になり、1989年の5899件から増加傾向に、そして2003年1万3658件が平成最大の件数になりそれ以後減少し、2020年4444件だそうだ。また、10万人あたりの殺人発生率は、日本が0.3、(参考:アメリカ5.0)

凶悪犯罪の件数が増えている、という印象だったが実はそうではないそうだ。マスコミの与えるイメージは違うものだ。

サイコパスチェックリストやサイコパスに多い遺伝子がある、というのは驚いた。

普通の人はMAO-A遺伝子はS型、サイコパスはMAO-A遺伝子型がL型。サイコパスセロトニン受容体の数が減り、セロトニンの量が過剰になるのだそうだ。

 

p.122 「飛翔する哺乳類コウモリ」の記事も面白かった。コウモリは近くの公園を、夜、飛んでいるが、不気味なイメージしかなかったが、写真を見ると、かわいらしいので、イメージも変わった。