町の電気屋のご主人である半田溶助とその店員達を中心に展開される破天荒なギャグ漫画。月給を払いたくない経営者の半田、売った冷蔵庫に食料品が入ると電気屋に戻ってくる冷蔵庫の話は面白い。
常識と思われることをことごとく疑ってみることで生まれるギャグが面白い。
今回、『光る風』と『半田溶助電気商会 感電しますよ』を通読して思ったが、山上たつひこは、常識を疑う人なのだと思う。それをシリアスに描くと『光る風』になり、ギャグにすると『がきデカ』や『半田溶助電気商会 感電しますよ』になるのだ。
これで一本の線でつながった。