haruichiban0707の読書&視聴のおと

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梶原一騎原作 宮田淳一画 『タイガーマスク二世』講談社(2001/12/12)

 

初代タイガーマスクの正体だった伊達直人が交通事故で亡くなった後、その遺志を継いだ二代目タイガーマスクの物語だ。

富士山のふもとにトレーニング・ルームを作ったり、宇宙プロレス連盟が日本のプロレス界に挑戦してきたり、スケールは壮大になっている。宇宙プロレス連盟の正体は、石油王ハッサンだ。タイガーマスク二世の正体は、日の出スポーツの記者、亜久竜夫だ。

 

宇宙プロレス連盟が送り込む悪役レスラー達は個性あふれるレスラー達だ。

 

無重力のようなすごい空中殺法を見舞う宇宙仮面SF。

相手に噛みつき麻酔薬を注入する吸血仮面ザ・バット。

2mの巨漢コンビ、ミスター・フー1号と2号。

頭上にとめているタカを相手レスラーに襲わせるヘスル・ホークス。

ヒマラヤの雪男(?)と思われる青銅マッスル。

エジプトのミイラのような姿のエジプタス。彼らの頭は鋼鉄のハンマーであり、本当は胸のあたりに頭があったのだ。

どうやって飯を食べるのかわからない鉄仮面。

エジプトのミイラを包んだ仮面のような姿で石油王ハッサン本人と思われるツターン・カーメン。

黒人で肌の色まで黒いブラック・タイガー。

 

ニューヨークで、黒タカ仮面、マテオ・ゴメスの世界ジュニア・ヘビー級チャンピオンに挑戦し、スペース・フライング・タイガー・ドロップでジュニア・ヘビー級チャンピオンになるところで物語は終わる。

 

佐山サトル初代タイガーマスクの登場とタイアップして始まった漫画でありアニメだ。

『月刊少年ポピー』創刊号(1980.8/22号)- 1981.6/27号、『増刊少年マガジン』(講談社)1981.9/11号 - 1983.1/6号に連載された。

 

梶原一騎が荒れていた時期の漫画で、佐山タイガーが突然引退したりした時期の作品だ。佐山タイガーの活躍や、どんどん強くなる個性的な相手レスラーを考えると、もっとすごい作品になってもよかったと思う作品だが、『タイガーマスク』を超えることはできなかった。