■あらすじ
源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)のいとことの結婚がきまった。
一方、京では後鳥羽上皇が源仲章(生田斗真)、慈円(山寺宏一)らと鎌倉の行く末について話しており、平賀朝雅(山中崇)に北条政範(中川翼)を殺すよう、たきつける。そして政範は急死する。
源実朝(柿澤勇人)は、弓を和田義盛(横田栄司)に、なぎなたを八田知家(市川隼人)に、処世術を三浦義村(山本耕史)に習う。北条政子(小池栄子)は実朝を心配して、実朝が好きそうな和歌の写しをさりげなく実朝の下に送る。
和田義盛はふさぎがちな実朝を家にさそい、鹿鍋をご馳走する。実朝は「楽しかった」と義時に嬉しそうに話す。
そんな中、北条時政(坂東彌十郎)から代々受け継ぐ惣検校職のお役目を返上するように求められた畠山重忠(中川大志)が、疑念を抱いて義時(小栗旬)に相談する。
その義時も、二階堂行政(野仲イサオ)の孫娘、のえ(菊地凛子)を妻としてふさわしいかどうか見てくれるよう、八田知家(市川隼人)に頼む。一見、何の欠点もない理想的な女に見えたが・・・泰時(坂口健太郎)は、のえ(菊地凛子)の本性を見てしまう・・・。
■感想
今回は殺伐としたシーンがない息抜きの回だった。
息抜きの回だが、次への仕込みをしていた回だ。
それにしても女心を見定めるのを、八田知家(市川隼人)に頼む北条義時(小栗旬)もどうかしている。あり得ないだろう。まぁ、三浦義村に頼めなければ、ほかに誰もいないのもわかるが・・・。
次回も楽しみだ。
