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007『スカイフォール』(2012/12/01)

eiga.com

 

ダニエル・クレイグ版007第3作目。

 

以前も観たはずだが、すっかり忘れていて、初見のように楽しめた。

『カジノロワイヤル』『慰めの報酬』に続く連作だ。

 

各国のテロ組織に潜入している工作員を記録したMI6のハードディスクが何者かに奪われ、ボンドは犯人を追いつめたが、列車の屋根で格闘中に、MI6の長官Mの命令で放たれた味方の銃弾に撃たれ、橋の上から谷底へと落ちていった。

半ばリタイア状態になった007。酒に溺れ、アルコール中毒状態だ。

 

Mはリストが奪われた責任を追及され辞職を迫られるが、拒否する。しかしその査問の帰りに、リストを奪った犯人により、眼前でMI6のオフィスが爆破されてしまった。このニュースを見たボンドは再びMのもとへ舞い戻り、現場へ復帰する。

しかし、アルコール漬けの毎日、訓練を起こった身体は、ボロボロだった。普通なら00ナンバーで現場へ復帰できないレベルだが、それでもMは彼を現場に復帰させた。

 

007は故郷のスカイフォールで、敵を迎え撃つ。

 

しかし、ボンドが敬愛する上司のMを追い詰められ、殺されてしまう。

 

ダニエル・クレイグ版007は、ストーリー展開が面白い。また、スーパーマンとしてではなく悩みを抱えるヒーローとして007が描かれているのが特徴だ。

苦悩し、酒に頼り、アルコール中毒になるジェームズ・ボンド。どんなときも余裕をなくさない、かつてのスーパーマンの007にはない人物像だ。