後鳥羽上皇役の尾上松也は、上皇の高貴な雰囲気と謀略を巡らす悪の面の両方をうまく演じている。
北条義時は姉・北条政子に演説をしてもらい、関東武士を糾合して、承久の乱に向かう・・・と思ったら、何と自らの首を差し出すために京に向かおうとする。
「伊豆の豪族の次男坊が、朝敵となったということは、平清盛、源義経、源頼朝と同格になった。面白い人生でした。」と言う言葉を残して京に向かおうとする。
政子はそれを制し演説して御家人達の心を一つにした。
北条義時が後鳥羽上皇に降伏し首を差し出す・・・そんなわけないだろう。いやそれもありえるかも。
三谷幸喜脚本の『鎌倉殿の13人』には1年間楽しませてもらった。
いよいよ次回は最終回だ。
次回も楽しみだ。