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『大怪獣のあとしまつ』(2022/02/04)

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大怪獣が突然死んだ。

死んだが死体が腐敗しガスが体内に発生し膨張しはじめた。早く処分しないとガスが爆発する。

 

その死体をどう処分するか、で政府内で責任のなすりつけ合いが始まった。

 

大怪獣が無害かどうかで、厚生労働省環境省がもめ、費用をどうするかで財務省が口出しし、川で死んでいるから国土交通省の担当だろう、いや軍だ、警察だ、地方自治体だ、ともめる。

 

結局、総理大臣直轄の架空の組織特務隊が担当することになる。3年前に姿を消した特務隊員・帯刀アラタ(山田涼介)がリーダーとなる。

役者たちは、特務隊で同僚だった環境大臣秘書・雨音ユキノ(土屋太鳳)、ユキノの夫で総理秘書官の正彦(濱田岳)、爆破処理のプロ・ブルース(オダギリジョー)、総理大臣(西田敏行)と豪華メンバーだ。

 

大怪獣の体液を浴びるとキノコが生える。1963年(昭和38年)8月11日に公開された東宝の映画『マタンゴ』を思い出させる。

 

大怪獣の死体始末という特殊状況を設定して日本の縦割り行政を皮肉っているのがこの映画だと思う。

 

キノコの件は、結局解決しなかったが、どうなったのだろう?