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さいとう・たかを『ゴルゴ13 9 ラオスのけし』(リイド社)(1974/10/25)

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====もくじ=====

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第38話『ラオスのけし』(1971/02作品)

脚本協力:森幸太郎

ページ数:85ページ

依頼者:CIA

ターゲット:麻薬王リバルト・ルーセントがカナダで捕まった後、アジアの麻薬ルートを牛耳っている何者か

依頼金額:10万ドル

狙撃場所:ビルマ シアン高原 ジェネラル・リーの基地の外

殺害人数:11人

殺害相手:ジェネラル・リーの所にいたチャイナ・ドレスの女、梨香

     麻薬王リバルト・ルーセントがカナダで捕まった後、アジアの麻薬ルートを牛耳っている男、Q

     Qのかえ玉

     GRUの男達6人(指揮官とユーリーとセルゲイら)

     ヘリコプターの操縦士2人

H:3人(ビエンチャンで買ったおしゃべりな娼婦 マダム・イヴォンヌ ジェネラル・リーの所にいたチャイナ・ドレスの女、梨香)

 

Part1 おしゃべり女

ラオスの首都ビエンチャンでおしゃべりな娼婦と寝るゴルゴ13

 

Part2 暗号名(サイファネーム)はシー・ドラゴン

川のほとりにカップルがいる。

CIAの男とCIAエージェントのローラ・シモンズだった。

麻薬王リバルト・ルーセントがカナダで捕まった後、アジアの麻薬ルートを何者かが牛耳っているが、それが誰なのかCIAも突き止めていない。GRU(ソ連軍事情報機関)のえりぬきの非合法工作員の活動のようだ。

そおで、ゴルゴ13に標的を探し出して始末することを依頼しているのだ。

報酬は10万ドル。ゴルゴ13の暗号名は”シー・ドラゴン"、連絡名は”ラオスのけし”だ。ローラ・シモンズは”フラミンゴ"だ。

 

Part3 3枚のチャート

ゴルゴ13はビエンチャンのラ・プペの店に向かう。そこでフラミンゴことローラ・シモンズが乱暴されて殺されていた。

GRUでは、ローラ・シモンズのコンパクトの鏡の裏から発見されたマイクロ・フィルムにあった暗号を解読し、シー・ドラゴンを送りジェネラル・リーに接触し、ジャールのけしの花を残らず摘め、という指令だった。

ユーリーの班にはジェネラル・リーを調査し徹底マークすることを、セルゲイの班は”ラオスのけし"が何者か調べることが命じられた。

 

Part4 ラ・プペの店

ゴルゴ13がラ・プペの店にやってきて、シー・ドラゴンを注文する。それを聞いていたマダム・イヴォンヌがラオスのけしを注文する。

イヴォンヌにしつこく迫る男がゴルゴ13の肩に手をかけたとき、ゴルゴ13のパンチと水平チョップが男に炸裂した。その後、2人の男も助太刀に襲ってきたが、ゴルゴ13によって返り討ちにあった。

 

Part5 連絡(コネクション)

ゴルゴ13とマダム・イヴォンヌが2階に上がり抱き合う。

その時、ゴルゴ13はリバルト・ルーセンの後釜を探している、と言う。マダム・イヴォンヌがジェネラル・リー(李文換)(リー・ウェンホワン)に会うように指令が来ていると答えた。

ジェネラル・リーにゴルゴ13が行くことを連絡しておく、とマダム・イヴォンヌが言う。

 

Part6 ヘロイン軍団

ゴルゴ13が一人、シアン高原に向かう。

そこにジェネラル・リーが現れた。

 

Part7 一級工作員(トップエージェント)

GRUの男達がマダム・イヴォンヌを拷問にかけていた。

口を割らない彼女にLSD25を0.15ミリグラム投与しta.

 

Part8 深層面接(デプスインタビュー)

ついにマダム・イヴォンヌはシー・ドラゴンがカミソリの刃のように冷たい目を持った男で、ジェネラル・リーに会うためにシアン高原に向かったと話してしまった。

GRUは、CIAがジェネラル・リーから、Q(リバルト・ルーセンの後釜)の正体を聞き出すハラだと推測した。

マダム・イヴォンヌはもう正気には戻らない・・・

 

Part9 将軍(ジェネラル)リー

ジェネラル・リーの根拠地に入ったゴルゴ13は、ジェネラル・リーからリバルト・ルーセンの後釜が経歴不明のQという男だときいた。そして明日12時にQがジェネラル・リーの所に来ることになった。

ジェネラル・リーは、ゴルゴ13に基地内でのもめ事は困る、と釘を刺した。

ゴルゴ13は、ジェネラル・リーの根拠地を離れた。

 

Part10 你好(ニーハオ)

ゴルゴ13の野営先のテントにジェネラル・リーの所にいたチャイナ・ドレスを着た女、梨香が入ってきて、ゴルゴ13と寝た。

 

Part11 そのあとのゲーム

ゴルゴ13は女が殺し屋であることを見抜き、彼女を殺した。

彼女のコンパクトに仕込まれた無線機で、GRUのユーリーがシー・ドラゴンを始末したか、と問い掛けてきた。ゴルゴ13は無線機を破壊した。

 

Part12 ミスター"Q"

ヘリコプターには、GRU6人とQとQのかえ玉と操縦士2人が乗っていた。

 

Part13 かえ玉作戦

ヘリコプターが着陸しGRU6人とQ(のかえ玉)の7人がジェネラル・リーの基地内に入っていった。

ゴルゴ13は、ジェネラル・リートの約束を守り、基地内では、Qという男を狙撃しなかった。

Qがかえ玉であることをジェネラル・リーはすぐに見抜いた。

GRUはCIAの2倍の金額でけしを買うと言ったが、ジェネラル・リーは二重売りが結果的にプラスにならない、と言って断る。

GRUとかえ玉のQがヘリコプターに戻って離陸した時、ゴルゴ13が操縦士を狙撃した。

 

[感想]

背後で鳴ったハンドバッグを開ける音を撃鉄の音と勘違いして反射的に攻撃するゴルゴ13。

ステラ・オルストンがCIAがカナダに送り込んだスパイだったのは意外だった。

亡命しようとするボリスとモニカが命の危機にあって思い出すのが、祖国のことばかりなのが、切ない。

 

増刊6話『デス・バレイ』(1972/10作品)

脚本協力:K・元美津

ページ数:45ページ

依頼者:不明

ターゲット:グレート・マホガニー・コンツェルン会長

依頼金額:不明

狙撃場所:アメリカ

殺害人数:11人

殺害相手:グレート・マホガニー・コンツェルン会長

ウズマテの民10人(リーダーのレッド・ムース、その妻ティナと8人)

H:1人(ウズマテの民リーダーであるレッド・ムースの妻 ティナ)

 

Part1 追跡

アメリカ 国道91号線(ラスベガスとロサンゼルス間)

 

ヘリコプターでFBIのエリクソン捜査官がゴルゴ13を追っていた。

非常線にかかった男はコロラドとデンバーから来ており、行方不明の兄を探していた。

 

Part2 人影を求めて

デス・バレーで兄ハービイーの姿を追う弟チャーリー。彼は兄の水筒が落ちているのを発見した。

 

Part3 ウズマテの民

チャーリーのテントにウズマテの老人と若い女がやってきた。事情を話したチャーリーについて来るようにと言う老人。

 

Part4 もうひとりの客

老人が指指した先にハービイーの車があり、老人はハービイーが徒歩で谷に入った、と言った。

そこにゴルゴ13が現れ、水と食料をわけてもらいたい、と言った。

老人は若い女ティナに食事の用意を命じた。

4人で食事をしながら、ハービイーが金を夢見てデス・バレーに来たことをチャーリーが話す。

 

Part5 月光のもと・・・

夜、月光のもと、自慰をするティナ。そのにゴルゴ13が現れ金を置いて去ろうとする。老人の名は赤い大鹿(レッド・ムース)と言い、ティナの夫だった。しかもティナの父を殺した仇でもあった。

そしてゴルゴ13はティナを抱く。

 

Part6 白人は砂を飲め!

チャーリーは老人(レッド・ムース)に描いてもらった地図を頼りに進む。しかしもらった水筒の中は水ではなく砂だった!

食料は石ころだった!

 

Part7 ホワイト・ロックは、そこに

チャーリーは独特な形をしたホワイト・ロックの周りをグルグル回っていた。完全に道に迷ったのだ!

 

Part8 ウズマテの掟

気を失いかけたチャーリーの前に、レッド・ムースとティナとウズマテの民8人が現れた!

黄金を奪いにくる白人達を誰も帰さないつもりなのだ。目をくり抜き谷に放つのがウズマテの掟なのだ!

そこにゴルゴ13が現れ、ウズマテの民10人を射殺した。

レッド・ムースやティナも含めて・・・

ゴルゴ13はティナを抱く前に彼女が首からぶら下げていたペンダントがハービイーのものだと推測し、ハービイーの運命がどうなったか察知していた。p.122の4コマ目の「・・・」がそれだった!

ゴルゴ13に牙をむくものは殺される前に殺す・・・それだけだ

ゴルゴ13は、チャーリーにこの谷の抜け出し方を教えて去って行った。

 

Part9 夕日は沈む

夕方、ヘリコプターのエリクソンのもとに、捜査中止の連絡が入った。逮捕しても有罪に持ち込む証拠がないからだった。

 

[感想]

ネイティブアメリカンが白人達に、資源を奪われ、土地を追われ、虐殺されていった歴史は悲劇でしかない。

しかしゴルゴ13にとっては自身に牙をむくか否かだけが判断基準だ。

 

 

第23話『内陸地帯』(1970/02作品)

脚本協力:宮崎淳

44ページ

依頼者:ドミンゴ大佐

ターゲット:ドミンゴ大佐らをスパイし彼等が送り込む殺し屋を殺す者

依頼金額:50万ドル

狙撃場所:ボリビア イソソギ近くの森林

殺害人数相手:4人と1匹

殺害相手:ドミンゴ大佐とゲリラ3人 オオアリクイ

H:1人(ドミンゴ大佐が送った”つぐない”の女)

 

Part1 ウルブーの舞う道

ジープで走るゴルゴ13の目前にコンドルが死体に集まって屍肉をむさぼり食っていた。

そこへ多数のジープがやってきた。

死体からは血が一滴残らず吸われていた。

ゴルゴ13は、フィリピンの貿易商サルル・デミオと名乗り逮捕された。

 

Part2 お迎えはムチで

サンタクルスに連行されたゴルゴ13は笞打ちされ、ゲリラの一味であることの自白を強要される。

 

Part3 待ち合い室

ゴルゴ13は他の6人と相部屋に収監された。

 

Part4 依頼主 ドミンゴ大佐

ゴルゴ13は釈放され、依頼主のドミンゴ大佐の元に連れて行かれた。

 

Part5 ゲリラ狩り

ドミンゴ大佐はゴルゴ13に謝罪する。

ゴルゴ13が見た死体は、ゲリラに潜入させた七人目の殺し屋だった。

アメリカ軍事顧問団派遣のジョンソン中佐と副官ホルヘ大尉しか、ゴルゴ13への依頼については知らない。

ゲリラのリーダーであるレオンは、ボリビア政府軍でドミンゴ大佐が信頼していた将校だった。

ゴルゴ13への依頼は、ドミンゴ大佐らをスパイし彼等が送り込む殺し屋を殺す者をつきとめ殺すことだ。

 

Part6 ”つぐない”の女

ゴルゴ13のところに、ドミンゴ大佐から”つぐない"の女が派遣された。

ゴルゴ13は彼女を抱いた。

そして、ホルヘ大尉がコチコチの職業軍人で動物好きのドミンゴ大佐とは対照的であること、ジョンソン中佐は頼りにならないということを、聞く。

 

Parat7 掃討軍は酒のさかな

街の居酒屋で、ゴルゴ13は、ゲリラ掃討作戦が失敗した噂を聞く。

 

Parat8 ゲリラ志願

街のカフェで、ゴルゴ13の元に、牢屋で一緒だったラモン・トローと言うメキシコの学生がやってきて、ゲリラに参加することを勧める。

 

Part9 脳天に穴を

いつものようにサンプル商品に仕込んだM16を入手したゴルゴ13の所に、ジョンソン中佐からせかす電話をかけてきた。ゴルゴ13が本物かどうか疑っている、と言うので、ジョンソン中佐の脳天に穴をあけて証明してやってもいい、と答えるゴルゴ13。

 

Part10 出発

ゴルゴ13はラモン・トローとともにゲリラに加わるためにジープでゲリラのもとに向かう。

 

Part11 迷路

案内人のラモン・トローだったが、道に迷ったと言って、野宿する。

 

Part12 催眠薬(バルビタール)入りウイスキーをどうぞ

ラモン・トローは、火を燃やすと、スルククという3mもある大蛇がやってきて噛まれると呼吸麻痺で死ぬ、と言う。ゴルゴ13は催眠薬入りウイスキーをラモン・トローに飲ませ自分は樹上に上がった。

 

Part13 待った相手は!?

オオアリクイが現れ、ラモン・トローの生き血を全部吸ってしまった。

オオアリクイをけしかけゴルゴ13を殺そうとした男達がやってきた。

ゴルゴ13を殺そうとしたのは、ドミンゴ大佐だった!!

ゴルゴ13は、ラモン・トローの服に蟻酸の匂いがしたので、怪しいと思ったのだった。

ゴルゴ13は、オオアリクイとドミンゴ大佐と3人の部下を射殺した。

 

Part14 解けた”なぞ”

街で新聞を広げるゴルゴ13。新聞には、ゲリラが鎮圧されたことと、ゲリラがいたイソソギにダイヤモンドの鉱脈が発見された記事が書かれていた。

 

そして、オオアリクイ(タマンドア・バデイランテ)が眠っている動物をするどいカギ爪で襲う南米ジャングルの吸血鬼とナレーションがある。

 

[感想]

依頼主のドミンゴ大佐自身がターゲットだった、というどんでん返しに驚く。

オオアリクイが吸血する、という話しは驚いた。1970年当時はそう思われていたのだろうか?

さすがに動物園にいて、アリしか食べないという知識くらいはあったと思うが・・・。

幼い頃読んだ動物図鑑でもアリを食べる、とあった記憶だが・・・

 

増刊4話『誕生日(バースデー)に白豚(クラッカー)を殺せ!!』(1972/02作品)

脚本協力:岩沢克

ページ数:40ページ

依頼者:ジャクソン神父

ターゲット:クイン牧師を殺し警官殺しを指示した者

依頼金額:5万ドル

狙撃場所:ニューヨーク

殺害人数:1

殺害相手:次期州知事候補スコット・パーカー氏

H:0人

 

Part1 マルコムXの誕生日

アメリカ、ニューヨークの黒人居住区(ゲットー)を歩くゴルゴ13。

新聞を黒人少年から買おうとしたゴルゴ13。

その時、パトカーの背後に怪しい車が近づくのを見たゴルゴ13は、黒人少年を突き飛ばし、自分は伏せた。

怪しい車が機関銃でパトカーの白人警官を撃ち殺したのだった。

もしゴルゴ13が黒人少年を突き飛ばさなかったら彼も流れ弾に当たり死んでいただろう。

黒人少年がお礼を言う前にゴルゴ13は黙って去っていた。

 

Part2 浄財50,000ドル

教会で19日の午後3時、ゴルゴ13はジャクソン神父に会った。

ジャクソン神父は非暴力を主張したクイン牧師の後継者だった。浄財5万ドルでクイン牧師暗殺を陰で采配を振った男つまり人種差別主義者のリーダーがターゲットだった。だがターゲットは不明で、ジミー・ホーキンスがその男を知っており、黒人居留区に帰ってきたのだった。

 

Part3 キンバリーくれぐれも・・・

パトカー一台の高級車の近くに停車しキンバリーという警察官が出てきて、高級車に入った。高級車にいる男が、分署長キンバリーに、首のうしろに黒い顔料が残っている、と指摘した。

この白人警官キンバリーが、黒人に化けて、ゴルゴ13が遭遇した白人警官殺しの犯人のようだ。二人はジミー・ホーキンスが戻ってきたことを知った。彼の証言によって、この二人は、英雄から虐殺の立役者、中隊全滅戦線離脱を図った幹部であることが暴露されてしまう。

クイン牧師の件も握られているようだ。

そして、二人は、ジミー・ホーキンスに今回の警官襲撃事件の真犯人に仕立て上げてその場で射殺することにした。

 

Part4 酒場にいた女

酒場にいた薬物中毒の黒人娼婦はジミー・ホーキンスの女だった。ゴルゴ13は彼を買い、ジミー・ホーキンスの居場所を聞き出す。

 

Part5 証人

金で雇われたスティブが、ジミー・ホーキンスが警官殺しの犯人だと証言した。

キンバリーが部下を率いてジミー・ホーキンス逮捕に向かう。

 

Part6 ひとりぼっちのジミー

ベトナムでの虐殺の記憶に苦しめられるジミー・ホーキンスのもとにゴルゴ13がやってきて、クイン牧師暗殺の背後にいた者の情報を得ようとする。

そこに警察がやってきて、ジミー・ホーキンスはキンバリーによって射殺された。

その前に、ジミー・ホーキンスはキンバリーの名前を叫んでいた。

ゴルゴ13は警察に逮捕された。

 

Part7 尋問する者

キンバリーはゴルゴ13を殴りつけて尋問する。しばらくすると、署長を置いてゴルゴ13が取調室から出てきた。

取調室は内側から鍵がかかっており、キンバリーはボコボコにされていた。

キンバリーは、「パーカーさんが・・・」とささやくだけだった。

 

Part8 ニュース

新聞に次期州知事候補スコット・パーカー氏が射殺された、という記事が載っていた。それを読むジャクソン神父だった。

 

[感想]

アメリカの根強い人種差別を描いた佳作だ。

キンバリーは、ボコボコにされたとはいえ、命があっただけマシだった。

この後、彼は裁かれたのだろうか?

 

第31話『暗い街灯の下で』(1970/07作品)

脚本協力:森幸太郎

44ページ

依頼者:なし

ターゲット:なし

依頼金額:なし

殺害場所:ロンドン

殺害人数:1人

殺害相手:ゴルゴ13の銃を奪ったジェフ・カーナビー

H:0人

 

Part1 ブリストルの咆吼

ロンドン

娼婦に声をかけられるが無視するゴルゴ13

その数週間前、ブリストルで、暴走族が郵便車を襲った。

 

Part2 スカルアンドクロスボーンズ(どくろのマークグループ)

郵便車を襲った者達5人は、郵便車から奪ったものを物色していた。

ウイリーという男がバラバラに別の包みに入っていたM16を組み立てた。

リーダーのジェフがM16を取り上げた。

 

Part3 連続射殺事件

M16はゴルゴ13の手元に届かなかった。

そしてロンドンで連続射殺事件が発生した。

ロンドンの中でも紳士淑女の町ではないペチコートレーンで13歳から16歳の少女が被害者だった。

殺人課スティーブ・バレット刑事の娘も被害者になった。

 

Part4 入射角12°11′

スコットランドヤード(ロンドン警視庁)では、スティーブ・バレットの娘、アン・バレットの検視の結果、角度が12°11′と出た。

 

Part5 この窓から・・・

入射角から狙撃場所が判明した。そこには4,5人の人間がいたこと、薬物中毒者が描いたと思える絵が描かれていた。

その建物の近くにゴルゴ13がいた。

 

Part6 ホシはこいつだ!!

MI6(軍事情報部第6課)の科学技術研究所の銃器鑑識の権威クリフ・A・ヘンダーソンの分析によってM16から発射された弾丸はDr.V・ワルター(第22話参照)の狙撃に使われたものと金属組成などの特徴が似ていることが判明した。つまりゴルゴ13だったのだ。

 

Part7 ジェフ・カーナビー

ジェフはジーンとベッドの上だ。ウイリーがマリワナを持ってくるのを待っていた。ジェフは元レーサーで多重衝突の事故でレースができなくインポになってしまった。今はマリワナを吸ってセックスのまねごとをやって5人の少女を撃ち殺しただけだ。

 

Part8 トゥラウマ(精神的外傷)

スティーブ・バレットは精神科の所に行き、狙撃現場にあった絵を鑑定してもらっていた。何らかのトゥラウマ(精神的外傷)を負っているという。

スティーブ・バレットらが出てくるのをゴルゴ13は見ていた。

 

Part9 ゴルゴという男とは・・・

ヒューム卿は、ゴルゴ13がけっして女子どもを撃ち殺すようなもろい精神の持ち主ではない、と断言した。

 

Part10 カウンターのふたり

バーのカウンターで一人酒を飲むゴルゴ13の少し離れた所にウイリー達がいて、バーテンから麻薬を買おうとしていた。そこにスティーブ・バレットらが来た。ウイリーらが逃亡した。

 

Part11 マリワナの世界の中で

マリワナを吸うジェフやウイリー達。ジェフは娼婦で自分を放って男を探しに行く母親の幻覚を見ていた。町を歩く女と、男を探しに行く母親の幻覚が重なり、M16の銃口を女に向けた。そこへ背後から肩を拳銃でゴルゴ13が撃った。二発目はジェフの眉間を貫いた!

 

Part12 さらば愛銃

そこにスティーブ・バレットら警察がやってきた。ゴルゴ13は愛銃M16を捨てて去って行った。

 

[感想]

娼婦の息子で、レーサーを目指したがその夢も実現できなくなったジェフ・カーナビー。そのためにマリワナに逃げ暴走している。彼の人生は同情の余地がある悲しい人生だ。しかしゴルゴ13の銃を奪っては長生きできない。

警察はジェフ・カーナビーが連続少女殺人事件の犯人と断定するだろうが、そのジェフを殺した者が誰だとして処理するのだろうか?

 

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