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テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』を見てみた

 

テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

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テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』を見てみた。

原作をうまく採り入れて、面白かった。

 

 

■あらすじ

 

 外国の病院に、ブラック・ジャック(高橋一生)が現れた。

法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医だ。

彼を呼び出したのは日本の法務大臣・古川正文。実は、息子の古川駿斗が旅行中に危険ドラッグ運転で事故を起こし、あらゆる臓器が激しく損傷していたので、駿斗の命を救ってほしいのだという。

 日本へ戻ったブラック・ジャックは研修医・長谷川啓介と出会う。実は長谷川は、服役中の友人・後藤一馬が自殺したと知らされても納得いかず、骨壺の中に入っていた“あるもの”を頼りに、ブラック・ジャックにたどり着いたのだ。

 巨大なトラックから落下した鉄材の下敷きになった少年の腕を一度切り落とし鉄材から出してまたくっつける難手術を行ったブラック・ジャック。長谷川も助手としてその手術を手伝う。

 そんなある日、ブラック・ジャックにサラリーマン・六実明夫から依頼が舞い込む。かつての美貌は跡形もなく…顔面が恐ろしく変形する奇病=獅子面病に苦しむ妻・六実えみ子(松本まりか)を治療してほしいというのだ。

妻の“かわいい笑顔”を取り戻したいと必死に訴えつつも、提示された2億円の治療費には尻込みする明夫。

そんな夫の姿を目の当たりにし、えみ子も治療を諦めようとする。だが、自らの外見に複雑な思いを抱えるブラック・ジャックの助手・ピノコ(永尾柚乃)は、えみ子の気持ちに共感する。
 えみ子は以前から世話になっている“安楽死”を秘密裏に請け負う医師・キリコ(石橋静河)に連絡を入れる。

 後藤一馬は顔の整形手術を受けて古川駿斗になっていた。

 えみ子の獅子面病をブラック・ジャックは治した。しかし、治った六実夫婦は事故に巻きこまれてしまう。

 自然死を受け入れず長生きしようとする人間は傲慢だと言うキリコ。

 たとえ無駄でも自分のために治療する、と言い切るブラック・ジャック。

 

■感想

 原作にあった話しをいくつかとりあげて、しかも、現代風にアレンジしてあり、面白かった。

 キリコを女性にしているのは面白い設定変更だった。獅子面病のえみ子と共感するためには、キリコは女性であるべきだと私は思った。キリコの髪に隠された額に傷があったのが一瞬見えたので、女性と顔と美という点で、キリコは女性にすべきだと思った。

 漫画だとカッコいいと思えるブラックジャックやDr.キリコだが、実写にすると、恐ろしい。

 『ブラックジャック』の単行本発行当初は、「ヒューマン・コミックス」ではなく「恐怖コミックス」だったが、実写だと確かに「恐怖」だなぁ、と思った。