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さいとう・たかを『ゴルゴ13 1 ビッグセイフ作戦』(リイド社)(SPコミックスコンパクト)(2002/10/30)

Amazon紙版へのリンク


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====もくじ====

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SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版とは違う構成が増えていくが、第1巻は、SPコミックス版第1巻と同じ話だ。

SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。

解説だけでない。

SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。

なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。

 

第1話『ビッグ・セイフ作戦』(1968/11作品)

 

第2話『デロスの咆吼』(1968/12作品)

 

第3話『バラと狼の倒錯』(1969/01作品)

 

第4話『色あせた紋章』(1969/02作品)

 

解説:杉森昌武

ゴルゴ13シリーズ開始当時の状況が解説されている。

当初は、「『007シリーズ』のエピゴーネン」だったのだ。確かに女にもてて、ピンチにも動じず、何でも一人で解決するのは、007に重なる。初期の頃には、後のゴルゴ13ならピンチにならないような状況に陥っている。

第3話でゴルゴ13シリーズで2回しかない握手シーンがある、とのことだが、そういううんちくを披露してくれているのもいい。

 

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com