Amazon Kindle版へのリンク
Amazon 紙版へのリンク

もくじはこちら

少年サンデー連載の『プロレススーパースター列伝』は、幼い頃、むさぼりつくようにして読んだ漫画だった。
情報が少ない当時は、『プロレススーパースター列伝』にあることは、所々、「本当か?」と疑いながらも、ほぼ実話だと思っていた。
原作者の梶原一騎と作画の原田久仁信氏が、どのように原稿のやりとりをして、作品を作っていったかがよくわかる。
意外だったのは、原稿のやりとりだけで、二人の間にほとんど会話がなかったことだ。
もっと緊密に会話して、登場人物の写真や資料のやりとりをしていたのかと思っていた。
原田久仁信氏は、エル・サントの豪邸や、ウラウナ火山や、主人公の対戦レスラーらを想像で書いたりしていたそうだ。
原田久仁信氏には、連載時には読者アンケートや手紙の類を届いていなかった、という話も意外だった。連載後に届けられた、との話だ。というか、それはさすがに少年サンデー編集部の怠慢だと思う。作画担当の原田久仁信氏が喜びそうなものをピックアップして読ませればよかったと思う。
『プロレススーパースター列伝』は梶原一輝の逮捕で突然終了したが、彼の逮捕がなくもっと続いていたら、面白かったと思うので残念だ。
写真で、梶原一輝の原稿が一枚だけ、掲載されているが、欲を言うと、もう少し多くの原稿を掲載してほしかった。
『プロレススーパースター列伝』は、プロレスの夢が詰まった一番いい時代の作品だったので、それがどうやって作られていったのか、作画担当者の原田久仁信氏の話は面白かった。プロレス・ファンならぜひ一度手に取って読んでほしい。
haruichiban0707-books.hatenadiary.com
