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さいとう・たかを『ゴルゴ13 8 ラオスのけし』(リイド社)(SPコミックスコンパクト)(2002/12/30)

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表紙

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もくじ

 

 

 

SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版と異なり、最初のうちは、発表順となっている。

SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。

解説だけでない。

SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。

なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。

 

第37話『AT PIN-HOLE!(アット ピンホール!)』(1971/01作品)

増刊1話『17人の渇き』(1971/01作品)

第38話『ラオスのけし』(1971/02作品)

第39話『雪は黒いドレスの肩に』(1971/03作品)

第40話『マニトバ(MANITOBA)』(1971/03作品)

解説:杉森昌武

 ゴルゴ13のビジネス哲学のキーワードは「信頼」である。という書き出しで始まる杉森昌武氏の解説は、ゴルゴ13のビジネスの特殊性とそれゆえに「信頼」が重要であることを解説している。

 

 第37話は、ゴルゴ13がもっとも信頼する武器職人デイブ・マッカートニー初登場の作品である。2002年10月現在、デイブは計6回登場している。2024年にはスピンアウト作品の主人公にまでなっている。このゴルゴ13のスーパー・ショットは私の大好きなスーパー・ショットの一つだ。

 

 増刊1話は、『ビッグコミック』1971年2月増刊号に掲載された。本誌での連載と趣を異にしようという意図があったかどうかは、不明だそうだ。アガサ・クリスティーのミステリーを彷彿とさせるスリとサスペンスがあり、ゴルゴ13がほとんど登場しない物語だ。

 

 第38話は、麻薬ものだが、杉森昌武氏が面白い、と言っているのは、ゴルゴ13が、娼婦、CIA、GRUの3人の女性とセックスしていることだ。特にGRUの諜報員とは、行為の最中にゴルゴ13を殺そうとする彼女に「あとにしろ・・・」と言いながらきっちりやることやっていることが面白い。

 

 第39話で登場するロージイが好きになった男はヒモだったが、その後幸福がやって来た。しかし、それもゴルゴ13によって砕かれた。人間塞翁が馬、禍福はあざなえる縄のごとしといった、諺があるが、そんな作品だ、と杉森昌武氏が語る。

 

 第40話については、9巻で解説する。

 

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