表紙
もくじ

SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版と異なり、最初のうちは、発表順となっている。
SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。
解説だけでない。
SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。
なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。
第74話『アーリイ・オータム』(1973/08作品)
第75話 『スエズの東』(1973/09作品)
第76話 魔女の出て来た日(1973/09作品)
第77話 『ジェット・ストリーム』(1973/11作品)
第78話『幽霊定期便(ゴースト・ライナー)』(1973/12作品)
解説:杉森昌武
2001年9月11日のアメリカで起こった同時多発テロは世界に衝撃を与えたが、時の経過と共に風化している。宗教には殉教者がつきものだ。正義に殉じることができるというのは、不正義に対する憎悪があるからだ。不公平さがある限り自爆テロは今後も続くだろう。
杉森昌武氏の指摘どおりだと本当に思う。
第74話では、杉森昌武氏は、ゴルゴ13らしからぬ殺害方法だと指摘している。確かに変装して至近距離で、無関係な人がいるところで、射殺しているのは異例だろう。杉森昌武氏はその後指紋を消したかどうかゴルゴ13を心配している。心配無用と思うのだが・・・。
第75話では、「哀しくせつなく、そして凄絶な物語である。」と杉森昌武氏が書いている。イスラエルとパレスチナの戦いは今後も続くだろうし、そのたびにハンナのような悲劇がなくなることはないだろう。
第76話は、キャリントン卿がベッティ・メイスン夫人を殺した理由は明らかではない。恐喝されていたことがキャリントン卿の作り話だからだ。だが、おそらく似たような理由があったのだろう。
第77話は、「非常に痛快な物語である。」と杉森昌武氏が書いている。同感だ!!
第78話については、次の巻で解説する。
haruichiban0707-books.hatenadiary.com
haruichiban0707-books.hatenadiary.com
