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さいとう・たかを『ゴルゴ13 18 スエズの東』(リイド社)(SPコミックスコンパクト)(2003/07/30)

Amazon紙版へのリンク

 

表紙

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もくじ


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SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版と異なり、最初のうちは、発表順となっている。

SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。

解説だけでない。

SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。

なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。

 

第74話『アーリイ・オータム』(1973/08作品)

 

第75話  『スエズの東』(1973/09作品)

 

第76話 魔女の出て来た日(1973/09作品)

 

第77話  『ジェット・ストリーム』(1973/11作品)

 

第78話『幽霊定期便(ゴースト・ライナー)』(1973/12作品)

 

解説:杉森昌武

 2001年9月11日のアメリカで起こった同時多発テロは世界に衝撃を与えたが、時の経過と共に風化している。宗教には殉教者がつきものだ。正義に殉じることができるというのは、不正義に対する憎悪があるからだ。不公平さがある限り自爆テロは今後も続くだろう。

 杉森昌武氏の指摘どおりだと本当に思う。

 

 第74話では、杉森昌武氏は、ゴルゴ13らしからぬ殺害方法だと指摘している。確かに変装して至近距離で、無関係な人がいるところで、射殺しているのは異例だろう。杉森昌武氏はその後指紋を消したかどうかゴルゴ13を心配している。心配無用と思うのだが・・・。

 

 第75話では、「哀しくせつなく、そして凄絶な物語である。」と杉森昌武氏が書いている。イスラエルとパレスチナの戦いは今後も続くだろうし、そのたびにハンナのような悲劇がなくなることはないだろう。

 

 第76話は、キャリントン卿がベッティ・メイスン夫人を殺した理由は明らかではない。恐喝されていたことがキャリントン卿の作り話だからだ。だが、おそらく似たような理由があったのだろう。

 

 第77話は、「非常に痛快な物語である。」と杉森昌武氏が書いている。同感だ!!

 

 第78話については、次の巻で解説する。

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

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