表紙

もくじ

====もくじ=====
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第554話 ビッグ・データ(2015/06作品)
脚本協力:竹内亨
ページ数:103ページ
依頼者:なし
ターゲット:なし
依頼金額:なし
殺害場所:日本 横浜赤レンガ11番倉庫裏
殺害人数:2人とスマホ1台
殺害相手:大広告代理店"雷広"ビッグデータソリューション局特別推進部杉村部長と小田とスマホ
H:0人
Part1 ある開発計画
世界有数の巨大広告代理店"雷広"ビッグデータソリューション局特別推進部では、ビッグ・データを利用して個人のプライバシー領域に踏み込みかねない、ある計画を推進していた。
7月22日 雷広社 BDS(ビッグデータソリューション)局特別推進部
2013年3月から東急東横線とメトロ副都心線、東武東上線、西武池袋線の乗り入れが始まった。
人の流れが変わるので、越川市に"小江戸モール"を建設する、という由希が提案した。
Part2 良からぬ企み
由希は、交通各社のカードデータやSNSやツイッタでのつぶやきなどのビッグデータを活用してこのアイデアを紡ぎ出したのだった。
問題は用地の確保だった。スーパー森野という個人スーパーがあり、森野剛史(つよし)が所有者だった。
スーパー森野の顧客分析をして、大手のジャストインに客を向かわせようとするのだった。
Part3 会社の承認もなく!?
スーパー森野では森野が客をどう呼ぶか考えようとしていた。
東京○×区で民自党の大河原氏が当選した。それは雷広の杉村部長や小田や由希らがビッグデータを駆使して浮動票層を絞り込んだ成果だった。
浮動票層に受けるミュージシャンのライブ・パブリックビューイングに招待し投票に行かせなくしたのだった。
次に彼らはヴィッポの企画を確認し始めた。
横浜赤レンガ倉庫前広場で浜猫69のライブコンサートを行う。入場料は無料だ。
スマホ・アプリのヴィッポ・ゲッターをインストールし、浜猫69が出ているCMを見たり商品を買うなどしてヴィッポ・ポイントを貯めないとライブ・コンサートに入場できないのだ。
ヴィッポ・ゲッターを通して個人情報を集めることが雷広BDS局の真の目的だった。
由希は反対するが、小田と杉村部長は賛成だった。
Part4 意気投合する2人
小田はビッグデータを収集することで企業経営者をゆするなども考えていた。
杉村部長は日本版NSA(米国国家安全保障局)の実現を目指していた。
二人は意気投合した。
Part5 開催地は東京
ゴルゴ13が旅客機に乗っている。
ワールド・アスリート・カップの東京誘致が決まった。
雷広場BDS局特別推進部も喜びにあふれていた。
由希は杉村部長にスーパー森野の件をきく。もって半年だろう、と杉村部長が答えた。
Part6 正念場の森野
Part7 アナログ作戦
スーパー森野では、当分の間24時間営業にして、売上げ50%以上伸ばそうとしていた。
またチラシを1人毎晩1000枚、3人で3000枚配ることにした。
Part8 その男はアンタッチャブル
小田が杉村部長とサシで呑みに行った。
小田はワールド・アスリート・カップ開催地決定までの競合国の動きを追っていて、正体不明の男Gに接触しようとしていたことがわかった、と言った。
杉村部長は、小田にこの男はアンタッチャブルだ、手を出すな、と強く警告した。
Part9 叱責される社長
東京 赤阪で雷広の社長岸崎が民自党の幹事長に釘を刺された。
雷広の社員がアメリカ国防省の機密ファイルに侵入を試みたことがバレたのだった。
念のためBDS局を別会社にしたほうがいい、と忠告した。
Part10 ミッションは着々と
横浜赤レンガ倉庫前広場での浜猫69のライブは大盛況だった。
Part11 詮索される個人情報
Part12 膨らむ野望と不安
杉村部長と小田は収集されるデータを見て大喜びだった。
米国大使館員の情報も見つかり、喜ぶ二人だった。
杉村部長はあらためて小田にGを深追いすると命を落とす、と警告した。
Part13 保留された依頼
旅客機上のゴルゴ13は依頼時を回想する。アメリカ国防省の男が機密ファイルにアクセスしようとした民間人2人の殺害を依頼したが、ゴルゴ13は保留していた。
Part14 蟻地獄の森野
スーパー森野に対しては小売店のショールーム化手法を、杉村部長は活用していた。
スーパー森野が扱っている商品を、より安価でネットで提供するのだ。
スーパー森野の顧客に販促メールを送信したり、大手のジャストインの宅配サービスも活用するのだ。
Part15 ライブ始まる
小田は、吸い上げたデータの中にGやデューク・東郷に関わりそうな情報をピックアップするフィルターを仕掛けており、その人物スタンレーがライブに来ていたのだった。
Part16 保留した理由(わけ)
数週間前、シリコンバレーで、ゴルゴ13は、ある男に依頼していた。
ゴルゴ13との仮想のメールや通信記録が入っているスマホがある。それを盗み出そうとする者がいれば、その一部始終がPCに送信される。
それと同時に相手に盗聴用ウイルスソフトが相手に送信されるのだ。
ゴルゴ13は、それを使って小田がゴルゴ13を調べていることに気づいていたのだった。
ゴルゴ13は国防省に制式に断りの連絡をした。
Part17 忍び寄る"G"
小田はゴルゴ13と連絡をとっていたスマホに直接電話してみた。
相手は何のことかわからない、と答えていた。
小田はゴルゴ13が仕掛けた罠だと気づいた。
その日その時刻、同じ地点のフライト許可を取っていたのは、デューク・東郷だった。
慌てた小田と杉村部長は、ヘリコプターを着陸させた。
Part18 気づいた2人
小田はスタンレーが持っているスマホを1000万円で買う、と言って、11番倉庫裏に呼び出した。
杉村部長は、スマホの情報は本物ではなくゴルゴ13が仕掛けた罠だ、と推理した。
Part19 お前たちは有罪
杉村部長は、自分達こそすべてを見ている、と錯覚していた、と言った。全ての人が見られる対象になる。そこに落とし穴があった、と続けた。
上空を飛ぶヘリコプターはゴルゴ13の囮だった。
そこへスタンレーのスマホを持った男が走って来た。ゴルゴ13が現れ、杉村部長と小田を殺し、スマホを破壊した。
Part20 我が社に関係なし
東京赤阪で民自党の幹事長に、雷広の社長が頭を下げていた。
杉村部長と小田は、子会社のため、元雷広社員というメディアの扱いだった。
スーパー森野の件も白紙に戻した。
だが、スーパー森野の森野剛史(つよし)は肩を落としていた。
ナレーションで、ビッグデータは"パンドラの箱"を開ける事になってしまったのかもしれない、と言って終わる。
【感想】
2025年の現時点の10年前に作られた作品であることにあらためて驚く。
10年前に既に現在を予測していた、脚本家の想像力が凄い。
ゴルゴ13の凄さはそういうところにあると思う。
自身のルールに反するため有罪として射殺しようとしている相手に対して、別の依頼があったのだが、それを律儀に断るゴルゴ13の姿勢が凄い。
第551話 未遂案件(2015/03作品)
脚本協力:ながいみちのり
ページ数:35ページ
依頼者:ダニエル・ジェイ
ターゲット:ダニエル・ジェイとデュオを組みサマンサに暴行したマーチン
依頼金額:不明
殺害場所:なし
殺害人数:0人(仕事の前に事故が発生)
殺害相手:なし
H:0人
アトランタで清涼飲料水の運送をしているトーマス・ナッシュは病気の母の看病をしており、カリーという彼女との結婚を夢見る普通の男だった。
彼の所へ弁護士のバクスターがやって来た。
そして、受取証にサインすることと一切の理由をきかないことを条件にアタッシェケースいっぱいの金を持って来た。
トーマス・ナッシュは、母に自分の父のことを尋ねた。
死期が近い母親は、話し始めた。
トーマス・ナッシュの父親はマーチンとのデュオで一世を風靡したダニエル・ジェイだった。二人の人気が出始めたので母親は身を引いたのだ。
トーマス・ナッシュは彼女のカリーとターナー・フィールドに野球を見に行った。
そして彼女に自分の父親がダニエル・ジェイだと話した。ヒット曲のミネソタのサマンサは、母親を歌った曲だったのだ。
トーマス・ナッシュの母親はサマンサで出身地はミネソタだった。
ダニエルとマーチンは二年前、ツアー移動中のプライベートジェット機の事故で死んでいた。
トーマス・ナッシュはバクスターに再度会って、ダニエル・ジェイに関係するか、尋ねたが、バクスターは何も答えなかった。
そしてバクスターの依頼人が「未遂案件の返金だ」と言っていた、とだけ答えた。
トーマス・ナッシュは受取のサインをした。
二週間後、母が亡くなり遺品の日記をトーマス・ナッシュは受け取った。
日記を読んで、トーマス・ナッシュは、ダニエル・ジェイと母サマンサが別れた理由を知って衝撃を受けた。
一週間後、バージニア州リッチモンドのバクスターの事務所を訪ねたトーマス・ナッシュとカリーだったが、バクスターは廃業していた。
病院で、バクスターはゴルゴ13に、トーマス・ナッシュの受取証を渡していた。
バクスターは、ゴルゴ13からの依頼を受けて2年かけてダニエル・ジェイの内縁の妻と息子を捜し当てたのだ。
今回の仕事を自分に依頼したのは老い先短い持病持ちの弁護士だからだろう?、と言うバクスターに、ゴルゴ13は「あんたが有能と聞いたからだ・・・」と答える。
バクスターはゴルゴ13から仕事の残りの礼金を払い病室を去った。
バクスターはその後死んだ。
バクスターの病院に向かうトーマス・ナッシュとカリーが車の中で話していた。
母サマンサは、ダニエル留守中にマーチンに暴行され、そのことを知ったダニエルがマーチンに何をするかわからないからサマンサはダニエル・ジェイのもとを去ったのだった。
ダニエル・ジェイとマーチンが飛行機事故で死ぬ前に唐突に発表した新曲のタイトルが『13人目の天使』だった。
男が天使に願いを叶えてもらえるよう30年間待ち続ける話だ。13人目の天使とは"悪魔"だった。
トーマス・ナッシュは、父ダニエルが30年前に秘匿された事実を知り、殺し屋を雇ったが、殺し屋が仕事をする前に事故で二人が死んだのだ、と推理した。
だからバクスターは"未遂案件"と言ったのだ。
仕事が未遂に終わり依頼金が宙に舞ったのだ。トーマス・ナッシュは仕事を休み、"13"の異名を持つ殺し屋を調べていた。
ゴルゴ13とトーマス・ナッシュが、バクスターが入院していた病院ですれ違った
ゴルゴ13に話しかけようとするトーマス・ナッシュだったが、カリーが止めた。
そしてトーマス・ナッシュはカリーにプロポーズした。
ゴルゴ13は去って行った。
【感想】
切ない物語だ。めったに人を褒めないゴルゴ13が、バクスター弁護士を「あんたが有能と聞いたからだ・・・」と褒めている。
多くは語らないが、尊敬の念と感謝がこもったひと言だった。
第558話 ドローン革命(2016/01作品)
脚本協力:テーラー平良
ページ数:103ページ
依頼者:
1)ボンテシティマンションのオーナー
2)南アフリカ ヨハネスブルグ ヒルブロウ地区 ボンテシティマンションの娼婦レトラ
ターゲット:
1)元傭兵組織のリーダーでヒルブロウ地区を仕切っているピコ・デューベ
2)娼婦仲間やピコの手下達の仇を討つこと
依頼金額:
1)不明
2)皆でレストランをするために貯めた金
殺害場所:
1)南アフリカ ヨハネスブルグ ヒルブロウ地区 ボンテシティマンション
2)ニューヨーク州イーストリバーからUDSS本社ビル
殺害人数:
1)1人
2)ドローン4機+2人+3人
殺害相手:
1)元傭兵組織のリーダーでヒルブロウ地区を仕切っているピコ・デューベ
2)ドローンとUDSSの男と投資家とメイザーと開発者のベル
H:0人
南アフリカ ヨハネスブルグ ヒルブロウ地区
3時間逃げ切れたら1000ランド(約8000円)もらえるという仕事に応募した男3人がドローンに撃たれて死んだ。
Part1 死の商人達
でっぷりと太った投資家がやって来た。その男にドローンの実験を見せる。
Part2 実験ができる地
南アフリカ ヨハネスブルグ ヒルブロウ地区は毎日50人も殺人がある治安の悪い地域だ。
そこでドローンによる殺害実験を行っており、それを見た投資家は大喜びだ。
Part3 苦笑するG
生き残った一人がボンテシティマンションに向かって走る。
そこではボスのピコが眉間を撃たれて殺されていた。
手下達が犯人を探し始めた。
そのビルでは売春が多数行われており、レトラという女のところにゴルゴ13がやって来た。
ヒルブロウ地区は、傭兵組織のリーダーだったピコが仕切っていた。
レトラや妹はピコの手下ムラウジに騙されて連れてこられたのだ。
ゴルゴ13はピコを殺害した時、彼の銃弾を左腕に受けスクエア・パラシュートで脱出することができなくなったのだ。
ゴルゴ13はレトラに、ピコはこの世にいない、と言ったが、それを信じないレトラの話を聞いて、ゴルゴ13が苦笑した。
Part4 依頼内容
数日前、オランダのアムステルダムで、ボンテシティマンションのオーナーが、ピコ・デューベ殺害をゴルゴ13に依頼した。
ピコ・デューベは、世界初のPMC(Private Military Company:民間軍事会社)の創設者の一人で20年以上続いたコンゴ内戦を1年で停戦させた男だった。
Part5 不審者発見
レトラがゴルゴ13の左腕に包帯を巻く。その時ピコの手下達が入って来た。
ゴルゴ13は姿を消していた。
マンションの吹き抜けの下に不審者がいた。
それはドローンから逃げた男だった。
Part6 ドローン襲来
ボンテシティマンションに逃げた男を追って多数のドローンがマンション内に侵入した。
そしてピコの手下達を次々に射殺した。
天井裏から出てきたゴルゴ13は、レトラに部屋から出ないように、と言った。
Part7 ドローンの実力
ゴルゴ13とレトラは天井裏に隠れたが、レトラは流れ弾に当たった。
Part8 Gへの依頼
ニューヨーク ユニバーサル・ドローン・セキュリティ・サービス(UDSS)本社
ドローンがボンテシティマンションで虐殺する様子を見て、投資家の男は大喜びだ。
妹のゼファニーも殺されたレトラは、ゴルゴ13に仇を討つよう依頼した。
Part9 目算は外れて・・・
国務省やCIAの人達にドローンを見せる投資家やUDSSの男達。
指揮していたのは元大佐のメイザーだった。
ドローンを開発した男は日本のガラパゴス携帯電話が最新ミサイルと同じ機能を持っているのを見て、ドローンを思いついたのだった。
ドローンは1機1万ドル(約1200万円)だ。リーパーは1700万ドル、無人機プレデターが450万ドルに対して破格の安値だ。
国務省の人間は、実績がない、と言った。PMCのブラックウォーター社がバグダッドの二サール広場で民間人を14人も殺した事件で、PMCに対する風当たりも強かった。
CIAはPMCに任せている仕事を規律が確立している日本の自衛隊に任せる、と言ってドローンは不要だと去って行った。
投資家やUDSSの連中は目算が外れた。
Part10 銃職人デイブ・マッカートニー
ニューヨーク フラッシングマリーナ
ゴルゴ13がデイブ・マッカートニーに、依頼した物が調達できたか電話で聞いた。
デイブ・マッカートニーは、ニューヨークのレストランに腕にSLQ-32と彫ってある男に会うように指示した。
ゴルゴ13は、その男に会い金を渡した。
その頃、テレビでは、ニューヨークマラソンで爆弾を発見して空に持ち去りテロを未然に防いだドローンの活躍のニュースが流れていた。
Part11 一か八かの・・・
投資家とUDSSのドローンが、ゴルゴ13の居場所をとらえた。
ヤラセでニューヨークマラソンでのドローンの活躍を演出したが、うまくいかない彼らは、ゴルゴ13をドローンで狙うことにした。
Part12 戦闘開始
ニューヨーク州イーストリバー
モーターボートで川を移動するゴルゴ13に2機のドローンが襲ってきた。
ゴルゴ13が2機を撃ち落とした。
さらに2機が襲ってきてゴルゴ13のM16に銃弾を当てた。
ゴルゴ13はブロンクス・キルに逃げ込んだ。
UDSSは追加のドローンを放出した。
Part13 地下鉄のG
ゴルゴ13は地下鉄6号線のブロックアベニュー駅から地下鉄に乗った。
多数のドローンが追跡するがゴルゴ13を見失った。
ゴルゴ13は連結部分に身を潜めていた。
Part14 本社ビル到着
ゴルゴ13がUDSS本社ビルに到着し金属探知機のセキュリティーを通過した。
UDSSは76階でゴルゴ13と勝負することにした。
ゴルゴ13はUDSSの男2人を斃して拳銃2発銃弾16発を奪った。
Part15 ドローンの弱み
ゴルゴ13をドローン2機が襲うが、ゴルゴ13が撃墜した。
ゴルゴ13はドローンのプロペラの音を察知して撃墜していた。
それに気づいたUDSSは全てのスピーカーからドローンのプロペラ音を出した。
ゴルゴ13が消化剤をまいて視界を見えなくした。
ドローンが同士撃ちになった。
Part16 ヘリのセオリー
ゴルゴ13の指示で強力が電波を妨害するための電波、ジャミング電波が、ニューヨークを襲った。
ドローンを操縦することが不可能になった。
UDSSの男達の前に姿を現したゴルゴ13が、UDSSの男達が攻撃ヘリのセオリーを忘れた、と言った。
攻撃ヘリは奇襲兵器で奇襲後はすぐに逃げないと簡単に撃ち落とされる。ドローンも同じだが、安全な場所で操縦しいくらでも替えがきくのでその一番大事なセオリーを忘れたのだ、と言った。
ゴルゴ13は、投資家とメイザーと開発者のベルを射殺した。
デイブ・マッカートニーはジャミング装置をマンハッタンで使うなんて無茶な奴だ、と新聞を読みながらひとり言を言う。
【感想】
2025年の今から約10年前に、兵器としてのドローンによる戦争をリアルに描きだした作品だ。
ウクライナとロシアの戦争でドローンが使われているというが、まさにこんな感じで使われているのだろう。
最新科学技術は、どんなものも戦争の道具にしてしまうのは、人間の悲しいサガだ。
p.196で、日本の技術者がガラパゴス携帯電話の技術を兵器に使わない理由を、「平和ぼけ」とメイザーがバカにしているが、この作品のドローンによる殺戮を見ていると、平和ぼけでもいいのではないか、と思ってしまう。
p.245で、ドローン操作員が逃亡しているが、ゴルゴ13は彼らは見逃している。あらかじめ投資家とメイザーとベルが首謀者だとわかっていたのだろうか?
p.167の、ゴルゴ13が久しぶりに苦笑するコマは必見だ。久しぶりすぎるのか少し引きつっているのがまたいい。
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