haruichibanの読書&視聴のおと

読書メモや映画やテレビ番組視聴メモです

さいとう・たかを『ゴルゴ13 29 神に贈られし物』(リイド社)(SPコミックスコンパクト)(2004/02/28)

Amazon紙版へのリンク

 

表紙


f:id:Haruichiban0707:20250324205642j:image

もくじ


f:id:Haruichiban0707:20250324204641j:image

 

 

 

SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版と異なり、最初のうちは、発表順となっている。

SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。

解説だけでない。

SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。

なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。

 

第113話 チェックメイト(1976/11作品)


第114話 ステール・メイト(1976/12作品)


第115話 神に贈られし物(1976/12作品)


第116話 レイプ数え唄(1977/01作品)

 

 

解説:杉森昌武

 十二世本因坊丈和という碁打ちがいた。彼は権謀術数をかけて名人になり、名人になってからも対局を避け続けた。さる老中のたっての願いで赤星因徹七段と対局することになり、丈和は圧倒的に強かった。

 この巻収録の四話はいずれもゴルゴ13の名勝負ばかりで、読者は酔いしれるはずだ。

 

 第113話の表題「チェックメイト」はチェス用語で「王手」にあたる。ヌオールズの鬼手は、孫娘にゴルゴ13を殺させることだった。さすがのゴルゴ13も一瞬驚愕するが、ためらうことなく反撃に出た。チェックメイトには、「大失敗」という意味もあるそうだ。ヌオールズの練りに練った「王手」を「大失敗」に終わらせたところがゴルゴ13の凄さだ。

 

 第114話は、表題の「ステールメイト」とは「詰み」のことだ。またstaleには「期限切れ」の意味もある。悪性脳腫瘍に侵されたヌオールズに期限切れの日が迫っていた。ヌオールズにとって幸いだったのは、復讐が成就したと確信して死ねたことだろう、と杉森昌武氏は書いている。

 

 第115話では、ゴルゴ13の知能犯ぶりが痛快だ、と杉森昌武氏が書いている。

 

 第116話で、杉森昌武氏は、依頼人を目の前で殺されたり、大事な資料を焼かれたり、ゴルゴ13にいささか「緩着(かんちゃく)」が出た、と指摘している。引導を渡すときのゴルゴ13のセリフは少し勧善懲悪が入っているが、読者も納得だろう、とまとめているが、その通りだと思う。

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com