表紙

もくじ

SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版と異なり、最初のうちは、発表順となっている。
SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。
解説だけでない。
SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。
なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。
第113話 チェックメイト(1976/11作品)
第114話 ステール・メイト(1976/12作品)
第115話 神に贈られし物(1976/12作品)
第116話 レイプ数え唄(1977/01作品)
解説:杉森昌武
十二世本因坊丈和という碁打ちがいた。彼は権謀術数をかけて名人になり、名人になってからも対局を避け続けた。さる老中のたっての願いで赤星因徹七段と対局することになり、丈和は圧倒的に強かった。
この巻収録の四話はいずれもゴルゴ13の名勝負ばかりで、読者は酔いしれるはずだ。
第113話の表題「チェックメイト」はチェス用語で「王手」にあたる。ヌオールズの鬼手は、孫娘にゴルゴ13を殺させることだった。さすがのゴルゴ13も一瞬驚愕するが、ためらうことなく反撃に出た。チェックメイトには、「大失敗」という意味もあるそうだ。ヌオールズの練りに練った「王手」を「大失敗」に終わらせたところがゴルゴ13の凄さだ。
第114話は、表題の「ステールメイト」とは「詰み」のことだ。またstaleには「期限切れ」の意味もある。悪性脳腫瘍に侵されたヌオールズに期限切れの日が迫っていた。ヌオールズにとって幸いだったのは、復讐が成就したと確信して死ねたことだろう、と杉森昌武氏は書いている。
第115話では、ゴルゴ13の知能犯ぶりが痛快だ、と杉森昌武氏が書いている。
第116話で、杉森昌武氏は、依頼人を目の前で殺されたり、大事な資料を焼かれたり、ゴルゴ13にいささか「緩着(かんちゃく)」が出た、と指摘している。引導を渡すときのゴルゴ13のセリフは少し勧善懲悪が入っているが、読者も納得だろう、とまとめているが、その通りだと思う。
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