haruichibanの読書&視聴のおと

読書メモや映画やテレビ番組視聴メモです

さいとう・たかを『ゴルゴ13 31 独裁者の晩餐』(リイド社)(SPコミックスコンパクト)(2004/03/27)

Amazon紙版へのリンク

 

表紙


f:id:Haruichiban0707:20250324214030j:image




もくじ


f:id:Haruichiban0707:20250324214108j:image


 

 

 

SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版と異なり、最初のうちは、発表順となっている。

SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。

解説だけでない。

SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。

なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。

 

第120話 軽火器(アーマライト)VS戦車砲(ヘビーガン)(1977/05作品)

 

第121話 戦艦ヨークシャーの反乱(1977/06作品)


第122話 独裁者の晩餐(1977/07作品)


第124話 カリブの血だまり(1977/09作品)

 

 

解説:杉森昌武

 『ゴルゴ13』の最終回について、コマ割りまでできていて金庫にしまってある、という伝説がある。さいとう・たかを氏が『THEゴルゴ学』(小学館)の中で金庫の中にしまってあるというのは嘘だと答えている。たださいとう・たかを氏の頭の中にはコマ割りまでできていることは本当だそうだ。杉森昌武氏は、石川フミヤス氏や武本サブロー氏は知っているはずだ、と書いている。石川フミヤス氏は2014年、武本サブロー氏は2008年、さいとう・たかを氏は2021年に亡くなっているので、『ゴルゴ13』最終回はもう読めないだろう。

 

 第120話では、ベア・ポーというゴルゴ13を友人として慕う男が登場する。ゴルゴ13の友人はたぶん初めてだろう、と杉森昌武氏が書いている。

 

 第121話では、ゴルゴ13が人の心理を読んで、その行動を的確に予知するゴルゴ13の能力はどんな心理学者も凌駕している、と杉森昌武氏が書いている。確かに人間業ではない。

 

 第122話では、『THEゴルゴ学』の読者アンケートで「最強のライバルは誰か」という設問に対して、ツェツェバエという答があったそうだ。確かにゴルゴ13もツェツェバエには苦しめられている。アフリカでは毎年30万人の人と300万頭の家畜が犠牲になっている。アミン大統領は2003年8月16日、亡命先のサウジアラビアで、多臓器不全による合併症で死亡した。この作品が発表された当時の1977年は独裁の頂点にあった頃だ。1979年、失脚しサウジアラビアに亡命した。

 

 第124話は、製薬会社による鬼畜のような犯罪を扱った、シリーズ初の社会派的な作品だ。

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com