haruichibanの読書&視聴のおと

読書メモや映画やテレビ番組視聴メモです

さいとう・たかを『ゴルゴ13 35 軌道上狙撃』(リイド社)(SPコミックスコンパクト)(2004/05/30)

Amazon紙版へのリンク

 

表紙



f:id:Haruichiban0707:20250325195326j:image





もくじ



f:id:Haruichiban0707:20250325195346j:image


 

 

SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版と異なり、最初のうちは、発表順となっている。

SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。

解説だけでない。

SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。

なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。

 

第136話 海神(ポセイドン)が目覚める(1978/07作品)


第137話 軌道上狙撃(1978/09作品)

 

増刊第10話 アカプルコ-散華の夜(ファイアー・ワーク)(1978/08作品)


第138話 アメリカの異邦人(ALIENS OF AMERICA)(1978/10作品)

 

 

解説:杉森昌武

 さいとう・たかを氏は、デビュー当初から、マンガがいずれ大衆小説にとって代わる存在になると確信していたそうだ。描き手だけでなく、プロデューサーとしても類い希な才能と発想と努力とが、マンガ文化、劇画文化に多大な寄与をしたことは間違いない。『ゴルゴ13』は、劇画の王道を行く数少ないスペクタクル娯楽大作だ。『三国志』が不朽の名作だが、『ゴルゴ13』も後世に読み継がれていくだろう、と杉森昌武氏が書いているがまったく同感だ。

 

 第136話では、ゴルゴ13は経費超過をいとわずオケアノスに引導を渡した。ギリシア神話ではオケアノス-ポセイドン-トリトンと三代にわたる海神だ。オケアノスのモデルは、海運王アリストテレス・ソクラテス・オナシスだ。彼は元アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの未亡人ジャクリーンと再婚し1968年の時点で、84隻、237万重量トンのタンカーを保有していた。しかしこれ以後、愛人マリア・カラスが睡眠薬中毒、前妻ティナはオナシスの宿敵と結婚、娘のクリスティーナはアメリカ人と駆け落ち、息子のアレクサンダーは25歳の若さで事故死した。彼はやがて重度の筋無力症となり、1975年死去した。その後妻ジャクリーンと娘のクリスティーナが泥沼の遺産争いをした。

 

 第137話では、CIA長官の名前はないが、杉森昌武氏は、フーバーだろうと予想している。ちなみに大統領はフォードだ。前代未聞の宇宙空間での狙撃と、ファーガソン准将の陰謀との戦いを制したゴルゴ13は凄い。

 

 増刊第10話では、女がゴルゴ13に惚れて命を落とす例の一つだ。本作では、ゴルゴ13が花火師もできることが明らかになった、と杉森昌武氏が書いている。

 

 第138話は、次巻で解説する。

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com

 

 

haruichiban0707-books.hatenadiary.com