====もくじ=====
- 第190話 複合標的群(マルティプル・ターゲッツ)(1982/11作品)
- 第192話 バンプ・ザ・ガリバー(1982/12作品)
- 第171話 KING OF BIRDS(キング オブ バーズ)(1981/03作品)
- 第175話 獅子の椅子(1981/08作品)
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第190話 複合標的群(マルティプル・ターゲッツ)(1982/11作品)
脚本協力:岩沢克
ページ数:80ページ
依頼者:元ベトナム貧民有志たち 代表スー
ターゲット:元ベトナム政府要人8人
依頼金額:不明(ベトナム貧民たちのカンパ)
殺害場所:
1)ベトナム 西沙諸島の小島
2)アメリカ ニューヨーク他
殺害人数:
1)3人
2)8人
殺害相手:
1)潮州幇(チャオチョオバン)の男たち3人(ボス老板(ラオバン)と"地獄耳"の陳)
2)元国警長官グエン・フン・チェン
元コンソン刑務所長バン・タイタイ
元中央情報局フン・ズー
元大統領府長官直属のレ・ガム・フー
H:0人
Part1 怨念の醵金(きょきん)
ホーチミン市(旧サイゴン)
スーという女がカンパを集めて走り回っていて隠れ家に入った。
これで目標額に達した。
ベトナム戦争当時、非人道的な行為の限りを尽くしアメリカに逃げ込んだ人達に対して、ボート・ピープルで国を脱出した者、出国するための金を持たない者の恨みを晴らすために彼らは金を集めていたのだ。
標的No.1は、元国警長官のグエン・フン・チェン
スーが当時の事を回想する。
Part2 脱出最終便
1973年1月-ベトナム戦争終結直前のサイゴン市
元国警長官のグエン・フン・チェンはヘリコプターで逃亡した。
ヘリコプターに乗り込もうとするスーの父親を撃ち殺して・・・
Part3 標的の人選
標的No.2は、囚人島のバン・タイタイ刑務所長、No.3が中央情報局長だったフン・ズー准将だ。
米下院外交問題小委員会で東南アジアヘロイン密輸業者のボスと名指しされた元第二師団長のゴー・クイ将軍の名前も陳があげた。
スーが反対した。
Part4 潮州幇(チャオチョオバン)の思惑
ゴー・クイ将軍の名前を出した陳が船に乗り込んだ。
その船は、フレンチ・コネクションのあとにとってかわったトライアドという麻薬組織と敵対する潮州幇(チャオチョオバン)の船だった。
トライアドのゴー・クイを消して、潮州幇(チャオチョオバン)が麻薬の全市場を独占しようというボスの老板(ラオバン)による企みだった。
しかもタダでゴルゴ13を雇ってだ。
Part5 指名からはずされた標的ゴー・クイ
リストを見たナム・フン老が、大統領府長官直属のレ・ガム・フーを入れたい、と言った。
その意見をもとにもう一度人選をやり直し、ゴー・クイは標的からはずされた。
そして、スーは今夜、金を持って出発した。
陳は、ゴー・クイが標的からはずされたことを潮州幇(チャオチョオバン)に報告した。
Part6 代表依頼者出発
スーが長老と医者(ドク)に見送られて出発した。
Part7 襲われた棧帆船
陳の案内で、スーが乗った船を、潮州幇(チャオチョオバン)の船が遅い、スー以外を皆殺しにした。
Part8 捕らえられた代表者
スーが逃げようとしたところを陳が撃った。
スーはかすり傷だった。
Part9 しゃべれない代表者
スーは失語症になってしまった。
潮州幇(チャオチョオバン)の男が、CIAじこみの自白剤を使って、スーを強姦したが、スーの失語症は本物だった。
Part10 逃亡の島
インドシナ半島東方洋上・西沙(シーシャ)諸島
スーが潮州幇(チャオチョオバン)の船から逃走して島に上陸した。
Part11 島民の手で
潮州幇(チャオチョオバン)は島民に金をやってスーを探させた。
Part12 接触点へ向かう
スーは潮州幇(チャオチョオバン)に捕まった。
Part13 小島の出来事
ゴルゴ13との約束の島に、潮州幇(チャオチョオバン)の者とスーが上陸してゴルゴ13を待っていた。
潮州幇(チャオチョオバン)のボスが複合標的群のリストをゴルゴ13に見せる。
失語症のスーが何か言いたがるが言葉にならない。
ゴルゴ13は読唇術で、男達が仕事に無関係だ、とスーが言いたいことを理解した。
潮州幇(チャオチョオバン)の男達が銃を手にした。
ゴルゴ13が一瞬早く潮州幇(チャオチョオバン)の男達3人を始末した。
Part14 ベトナム難民収容所にて・・・
フィリピン共和国・ルソン島
テレビで、南ベトナム難民射殺事件が発生していることが報じられていた。
元国警長官グエン・フン・チェン
元コンソン刑務所長バン・タイタイ
元中央情報局・・・
【感想】
犯されても失語症になっても二度も脱走をはかり、ゴルゴ13にちゃんと依頼しようとするスーの根性、執念に感動する作品だ。
ゴルゴ13がベトナム語の読唇術を身につけていることにも驚く。
潮州幇(チャオチョオバン)は、ゴルゴ13をタダで使って、商売敵を斃そうとしたが、返り討ちにあってしまった。
まさにタダより高いものはなしだ。
第192話 バンプ・ザ・ガリバー(1982/12作品)
脚本協力:きむらはじめ
ページ数:79ページ
依頼者:旭製作所研究所工学博士 石井泉
ターゲット:ガリウムひ素基板のチップと落葉
依頼金額:不明(総裁選で使わなかったカネ)
狙撃場所:アメリカ ワシントンの橋 ホワイトハウスの庭
殺害人数:0人
狙撃相手:ガリウムひ素基板のチップと落葉
H:0人
Part1 きりこむ 1982.11.20
1982年11月20日 カリフォルニア州サンタクララ渓谷 通称"シリコンバレー"
廃墟となった半導体工場に、あごひげの男ギルバートが現れ、KGBの男に、資料を渡した。
それは、旭製作所の256キロバイト・Aシリーズ最新鋭大型機のさらに上をいく超マシーンだった。
ギルバートは、OSのファームウェアも含めて、50万を要求した。
TL、ICM、アルダール、不二工、シーランス、MAS、TRM、オルベティ、丸菱も欲しがっている。
Part2 ひき 1982.11.29
ワシントン FBI本部
ウエバリー長官は、大統領がガリバーICMの手前、シリコンバレーの日本人やソ連に神経質だ、とベンに話す。
その二重スパイは100万とふっかけてきていた。
11月に旭製作所が発表しているA810はブリッジマシーンにすぎないが、旭製作所にそれほどの技術があるとは思えない、とウエバリー長官が言う。★
そしてしばらく様子をみることになった。
Part3 ステアリング 1982.12.1
東京 大手町
旭製作所中央研究所が荒らされたのにトップは警察に届けようとしない、と居酒屋で旭製作所にいる石井泉が記者に話した。
その情報で、旭製作所中央研究所の広報課長を問い詰める。
広報課長はノーコメントだった。
この業界では設計図もないペーパーマシーンを発表し、他社の計画を陳腐化し、また、他社の新発売直後に一歩進んだ機能で低価格の製品を発表するなどの行為が繰り返されていた。
記者は、256キロバイトの超LSIを使ったA810シリーズの発表を繰り上げ、継ぎのもっと凄い機種を計画中か、と質問した。
広報課長は、そう解釈するのは勝手だ、といった。
それを聞いた記者は新聞記事にした。
Part4 かぶせる 1982.12.7
ウエバリー長官に、元FBIのエッカートが、次のように言って迫る。
国防長官と国務長官に元ICM役員を迎えたのは、国防とコンピューター産業が不可分で、コンピューター産業を野蛮人の日本人(ジャップ)から守るためだった。
日本人より先に行っているのがICMだ!
それが旭製作所の256キロバイトや電々公社のガリウムひ素基板の超LSIの発表で後手に回っていた。
強いアメリカ=強いICMなのだ。
Part5 みずをあける 1982.12.9
霧の橋の上で、ボードを渡そうとする男エージョフ。
そのボードが狙撃された。
狙撃したのはゴルゴ13だった。それを見ていた長谷川彰が「計画どおりだな・・・よしっ、倉本に連絡だ!・・・」と思った。
Part6 つっこむ 1982.12.15
ICMの話ではガリウムひ素基板の、A810シリーズ、OSファームウェアボードに間違いない、ということだが、撃ち抜かれた部分の機能は図面からはわからない、とエッカートが大統領とウエズリー長官に報告する。
もし本物なら日本人はICMを抜いたことになる。ICMにはその技術はない。
日本が盗まれたものを取り返せないまでも秘密を隠すために狙撃したのではないか、と問うウエズリー長官。
エッカートはKGBの仕業で、二重スパイを消そうとしたが弾がはずれたのだ、と推理した。
ウエズリー長官はゴルゴ13が狙撃した、と推理した。となるとこのLSIは本物だ、と言った。
大統領は、ICMにクリスマス休暇を返上して、試作を急ぐように言った。
Part7 かんそうかい 1983.1.4
中田という表札の家の中で、総理が鯉に餌をやっている。
総裁選に使わなかったカネを何に使ったか、と総理が亮太にきいた。
梅の咲く頃、心底からの痛快事をお見せする、と亮太が答えた。
東大-一橋大新春レガッタの会場に亮太がいた。
料亭池田屋で、5人が集まった。
主将でバウ(一番漕ぎ手)の倉本一雄 通産省の大臣官房企画室
二番手漕ぎ手、長谷川彰 外交官ワシントン大使館勤務。
三番手、守田稔 法科を出てから防大に入り直し、今はモスクワ大使館付武官
舵とり、知恵者の石井泉 旭製作所の研究所にいる工学博士
福田亮太 民自党中田の太鼓持ち、第三秘書
彼ら5人の"泡かませ作戦"は順調だった。
石井泉はFBIにつかまっていたのだ。
ハードウェアでは日本が先に立ったが、日本のメーカーはICM互換機を作らざるを得ない宿命にあった。
ICMの経営も傾きつつあった。
日本のLSIの不良率はアメリカの6分の1だ。
アメリカの個人主義、英雄主義が日本の集団主義、組織主義に完敗する日も近い、と言って、5人は乾杯した。
Part8 はらきり 1983.1.10
サンフランシスコ
ギルバートから二重スパイのエージョフからベンにボードを渡したことがKGBにバレた、と言うエージョフ。
ベンはギルバートを拷問にかけ、ウリッッキー・モーゼス・ソロモノビッチというKGBの男の名を出した。
ギルバートはエージョフが二重スパイと知って、ガセネタでひっかけたのだ。
Part9 げたにはく 1983.1.11
旭製作所はA810に次ぐ最新鋭大型マシーンの製造計画を中止する、と発表した。
Part10 あわをかます 1983.1.12
KGBが二重スパイをわざと泳がせ、アメリカやICMにいっぱい食わせた、と怒る大統領。
ウエバリー長官は最初から何かひっかかると思っていた、と言う。
大統領は、今さら弁解がましいぞ、と怒る。
そこに旭製作所の次期マシーン製造計画中止のニュースが伝わった。
大統領は日本とKGBが手を組んだのではないか、と疑う。
若さを見せるためにジョギングする大統領に、ウエバリー長官とエッカートもつき合わされる。
何のために日本がこんなマネをしたのか、考えるエッカート。
エッカートの目の前に銃弾で穴が空いた木の葉が舞う。
KGBと日本はエッカートに恥をかかせるために手の込んだことをした、と推理した。
エッカートは、FBI防護室時代に、KGB7人も囮捜査にかけた。去年6月には旭製作所と丸菱電機の日本人に囮捜査した、のだった。
ゴルゴ13も日系人と言われており、日本に協力していて、いつでもエッカートを殺せる、と。
ゴルゴ13が歩道を歩いて去って行く。
Part11 イージー 1982.1.14
モスクワ・シェレメチェボ空港
守田稔はKGBのニキータと会い、エッカートの鼻をあかせたことについて、話していた。
守田稔は、死以上の恥を、エッカートに与えた、と言う。
石井はゴルゴ13に依頼したのだった。
5人は、"泡かませ作戦"は成功したので、祝杯をあげた。
【感想】
1982年に発生したIBMスパイ事件を題材にした作品だ。
当時、現在では考えられない状況だが、日本の汎用機メーカーが、ハードウェアでは、IBMを凌駕していた。
この作品では、旭製作所の石井泉がFBIの囮捜査に引っかかって逮捕されたが、仲間5人とKGBとともに、エッカートに恥をかかせることに成功した。
そのためだけにゴルゴ13を使うとは、想像を超えている。
タイトルの『バンプ・ザ・ガリバー』の意味は何だろう?
ガリバーは、IBM社(作品中ではICM社)のことは間違いない。
ではバンプとは?「こぶ」「隆起」「衝突」「通行する自動車の速度を落とすために道路に設けるカマボコ状のコブ」「プロレスの受身」「電子部品のパッケージにつける突起」などを意味する。
LSIの電子部品パッケージの突起と、路上のコブの両方を意味しているのだろう。
各Partのタイトルが平仮名なのも気になる。
ケースの中の9mm角のチップを撃ったり、舞い散る葉を撃ったり、ゴルゴ13のスーパー・ショットが光る。
第171話 KING OF BIRDS(キング オブ バーズ)(1981/03作品)
脚本協力:きむらはじめ
ページ数:48ページ
依頼者:国王ハリド・アル・サウド陛下の伯父マルーク・アル・サウド大公
ターゲット:なし
依頼金額:なし
殺害場所:サウジアラビア
殺害人数:1羽
殺害相手:ハリーファという名前のイヌワシ
H:0人
Part1 依頼人の死
サウジアラビア アラビア高原ネフド砂漠・アライジュ地方
ジープで砂漠を進むゴルゴ13。砂漠には一人の男の死体が転がっていた。
死体は拳銃を握っていたが、死因は銃弾ではなかった。
Part2 捕らえられた"G"
ゴルゴ13の前に男達が現れた。
ゴルゴ13が国王ハリド・アル・サウド陛下の伯父マルーク・アル・サウド大公と接触したのは確認済だ、と言う近衛師団のアミール大尉がゴルゴ13を連行する。
ゴルゴ13を基地にバタナ連行し、拷問にかける。
Part3 バタナ基地の拷問
ゴルゴ13は日系英国人アーネスト・トウゴウと名乗り、グラスゴー採鉱会社の地質分析員で油田地帯の地形研究のために旅行中だと言う。
アミール大尉の拷問はエスカレートし、熱した石を服の中に入れようとした。
そこに男が現れ、拷問を止めに入る。
Part4 対立の王族会議
サウジアラビア・ネジドの首都-リヤド-
イラクのファイサルがクラリッジを買ったことに対抗してマルーク大公は、サボイホテルを買収した。
その資金の捻出のために、同盟国との約束を破り原油を南アフリカ共和国に横流ししたのだった。
その時マルーク大公の死が伝えられた。
アミール大尉の拷問を止めた、国王のお気に入りの男に、国王はゴルゴ13をハリーファにくれてやれ、と言った。
Part5 ハリーファの襲撃
ゴルゴ13は砂漠に放り出された。
国王のお気に入りの男の腕にハリーファという鷲がいた。
そしてゴルゴ13に向けて飛び立った。
ゴルゴ13は依頼人を殺したのがハリーファだと確信した。
ゴルゴ13は袖を引きちぎって、袋を作り石を入れた。
ハリーファが急降下して近づいたときその石入りの袋でハリーファの頭を殴りつけた。
国王はヘリコプターで急いで飛んでいた。
「その東洋人がゴルゴ13とわかっておれば、こんなバカなマネはさせなかったものを!!・・・」と思いながら急ぐ。
ゴルゴ13を襲ったイヌワシはバークートと呼ばれる中央アジアの山岳地帯にいるイヌワシの亜種だ。翼を広げると3mにもなる。
【感想】
拷問に強いゴルゴ13が、焼き石による拷問を受けそうになった時は表情が変わった。
イヌワシの主人はその後ゴルゴ13に殺されなかったのか、アミール大尉はどうなったのか、気になる。
第175話 獅子の椅子(1981/08作品)
脚本協力:須磨鉄也
ページ数:46ページ
依頼者:愛するジョシーをバークリーに犯されたためバークリーを30年間許せなかったウィルソン
ターゲット:バークリー産業を興し政治家でもありジョシーを犯したバークリー
依頼金額:不明
殺害場所:アメリカ コロラド州クラウン・タウンの駅
殺害人数:1人
殺害相手:バークリー産業を興し政治家でもありジョシーを犯したバークリー
H:0人
コロラド州-USA-
バスで荒野に降り立ったゴルゴ13とボブ。
ボブはアーネストのトラックでクラウン・タウンへ向かう。
Part1 帰って来たボブ
ボブがクラウン・タウンへ帰ってきた。ボブを知っている人は皆一様に彼を見なかったことのように避ける。
ボブは、パトリスの父親に傷を負わせたため刑務所に5年間入っていたのだ。
ボブが、小さなホテルをやっている自宅に帰り、パトリスを奪い返すために、自室から拳銃を持ち出した。
パトリスはもう人のおくさんだ、と言ってボブの母親が止めようとする。
そこへ宿をとりにゴルゴ13がやって来た。
Part2 犯された人妻
ボブがパトリスの夫を気絶させて、パトリスを犯す。
Part3 載せられない記事
刑務所帰りのボブに犯されたパトリスが自殺した。
しかし警察はボブを逮捕しない。
そのことを記事にしようとしたオルグッドだが、記事は没にされた。
ボブの父親バークリーが興したバークリー産業が地元を栄えさせているからだ。
Part4 記者の目
ウイルソンがボブの母親ジョシーと話をしていた。
ウイルソンは30年前からジョシーを愛していた。
明日は、地元の名士バークリーの帰還だ。
オルグッドとゴルゴ13がバーのカウンターで話をする。
そこへボブが入ってきた。ボブがゴルゴ13に因縁をつけ拳銃を抜くとゴルゴ13も内ポケットから拳銃を抜こうとした。
ボブはゴルゴ13の迫力に気押されて動きが止まった。ゴルゴ13は静かに去った。
Part5 ボブの父親
オルグッドは、バークリーの業績について記事をまとめた。
デスクにデスクにジョシーのことを書くか、質問すると、デスクはそれは記事にするな、と強く止めた。
オルグッドは、記者仲間に、ゴルゴ13のことを聞き、ジョシーの所に急いだ。
トウゴウが殺し屋であることと、この町で殺し屋が仕事をするとしたら、ボブの父親のバークリーしか考えられない、とジョシーに言った。
父親のバークリーによる獅子の威を借る狐であるボブで、父親が死ねばただの狐だと言うオルグッド。。
あの子がただの狐になれるなら・・・と言うジョシー。
Part6 町の人々の前で
列車が駅に到着した。
町の人々が大歓迎する。
バークリーが列車から降りた瞬間、彼の眉間を銃弾が貫いた。
オルグッドは、ゴルゴ13がやったことだと確信した。
Part7 30年のうらみ
路上にゴルゴ13が立っていた。
そこへウィルソンが車で現れた。
ゴルゴ13に礼を言い、自分達の30年を奪った男を許せなかった、と言った。
ゴルゴ13はウィルソンの車に乗って、去った。
【感想】
珍しく車ではなくバスで来たのはボブの様子を探るためだろう。
父親のバークリーが名士のため腫れ物に触るようにボブと接する町の人々。
父親のバークリーによる獅子の威を借る狐であるボブ。
あの子がただの狐になれるなら・・・と言うジョシーの哀しい親心。
30年前のうらみを晴らすウィルソン。
登場人物たちの哀しみが伝わってくる切ない物語だ。
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