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さいとう・たかを『ゴルゴ13 203 ロンメル将軍の財宝』(リイド社)(2021/12/20)

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あらためて古い巻と比べてみると、紙の厚さがずいぶんと薄くなっていて、一冊の厚さが約2mm薄くなっている。同じ期間経過していないので耐久性はわからない。

実際の本を手にすると明らかに紙質が変わっているのがよくわかる。

 

 

 

 

第555話 ロンメル将軍の財宝(2015/08作品)

 

脚本協力:江戸川啓視
ページ数:137ページ
依頼者:
  1)モサド
  2)モサド
  3)LfVの下部機関にいるボーム
ターゲット:
  1)ユダヤ人クルト・ガンスになりすましていたオットー・アドラーSS少尉
  2)オットー・アドラーSS少尉の顧問弁護士アルベルト・ヨスト
  3)ドイツ未来党の党首フランツ・ドルン
依頼金額:不明
殺害場所:
  1)イタリア、サルデーニャ島、カリャリでのフェリーチェ養護老人ホーム
  2)ドイツ デュッセルドルフ郊外
  3)ドイツ
殺害人数:
  1)1人
  2)1人
  3)1人
殺害相手:
  1)ユダヤ人クルト・ガンスになりすましていたオットー・アドラーSS少尉
  2)オットー・アドラーSS少尉の顧問弁護士アルベルト・ヨスト
  3)ドイツ未来党の党首フランツ・ドルン
H:0人

 

Part1 党首討論
 イタリア、サルデーニャ島、カリャリでのフェリーチェ養護老人ホームで、テレビを見る老人ガンスがいた。
 テレビでは「ドイツと移民」という特集でドイツ未来党のフランツ・ドルン党首と民族党党首のカール・ベックによる討論だった。
 民族党はネオ・ナチとも言われていた。
 
Part2 ガス室からの生還者
 フランツ・ドルン党首の父親はゲシュタポだった。
 ガンスは肌身離さず持っている大切なノートを持ち、車椅子で、介護士のエレナと散歩に出かける。
 ガンスは95歳だった。アウシュビッツの生き残りだと噂されていた。
 ゴルゴ13がそのガンスを狙撃した。
 
Part3 左遷された男
 ドイツ連邦ベルリンで、インゲという女性を介護するボームという男がいた。
 ボームは仕事の呼び出しを受けて職場に向かった。
 LfV(憲法養護庁州局)の局長が直々に、クルト・ガンスを調べろという命令だった。
 クルト・ガンスはアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所の生存者だった。貿易会社顧問でもあった。フィンクが担当者に指名された。
 補佐にボームが指名されたが、フィンクは嫌がった。
 遅れて来たボームとフィンクは早速サルデーニャ島に飛んだ。
 
Part4 奴は偽者
 イタリア・サルデーニャ島・カリャリ警察署で、クルト・ガンスの顧問弁護士ヨストは、遺産全部を戦災孤児地球基金に寄付する、と言った。
 事件を担当するネロ警部補のところにドイツからボームとフィンクがやって来て死体を確認した。
 死体の番号は163912だった。ボームはクルト・ガンスが偽者だと言った。
 クルト・ガンスの上腕にあった入れ墨はナチ親衛隊の証しだった。
 ボームは逃亡中のSSがユダヤ人になりすました、と推理した。
 
Part5 ナチスの最終作戦
 カリャリ・エルマス空港でヨストはガンスのノートを回収し遺言通り"フェンリル最終作戦"を早めよう、とスマホで電話していた。
 その隣をゴルゴ13がすれ違った。
 フィンクはクルト・ガンスの正体がオットー・アドラーSS少尉だとつきとめた。元会計士でウクライナのポルタヴァの金庫番だった男だ。
 ポルタヴァにはアインザッツグルッペンという移動虐殺部隊の司令部があったのだ。
 上官はヴァルター・ラウフ大佐だった。ボームとフィンクは島の北端に向かう。
 道で止まっている車の運転手にボームは「よう、レビ!」と声をかけた。
 レビはモサドの人間だった。モサドはユダヤ人虐殺の戦犯を処刑し、奴らの作戦を早めたのだった。
 奴らは後継者を見つけた、あとはあんたらの問題だ、と言ってレビは去った。
 ボームはフィンクに"フェンリル最終作戦"について話す。それは莫大な財産を秘匿し時が来たら後継者がナチスを再興する作戦だった。
 その作戦の指揮官と噂されるのがヴァルター・ラウフだった。彼はシリアに渡り、内務省警察創設に尽力し後にチリに亡命し84年肺がんで死んだ。
 その作戦をアドラーが引き継がれた、と推理するのが自然だ。
 ボームは"フェンリル最終作戦"に遣われる財宝の隠し場所に向かう。
 
Part6 ボームの推測
 サンタ・テレーザ・ガッルーラについたフィンクに、サルデーニャ島とコルシカ島の間に財宝が沈められている、とボームが話す。
 その財宝は"ロンメルの財宝"と呼ばれるものだ。ロンメル快進撃の間にSSがユダヤ人から没収した財宝で正確には"ラウフの財宝"と呼ぶべきものだ。
 それがアドラーの下、秘かに引き揚げられていて、ヒトラーの後継者が生まれたとしたら・・・
 アドラーは財宝を換金しフェンリル最終作戦を発動させようとしており、ボームはそれを阻止しようとしていた。
 
Part7 手がかりはヨスト
 フィンクが調べたところ、アドラーがクルト・ガンスになりすましたのはチュニジアと思われた。
 手がかりはクルト・ガンスの顧問弁護士ヨストだった。父親はペーター・ヨストでヒトラー警備連隊の元少佐だった。
 戦災孤児地球基金は存在しなかった。
 ボームはヨストがアドラーが持っていた秘密のノートを回収し、そこには秘密の口座番号や銀行に指示を出すための合言葉が書かれている、と推理した。
 ヨストは民族党党首のカール・ベックの顧問弁護士でもあった。
 ボームは自分が何か行動しようとするが、上司は、あとはLfVに任せる、と言った。
 モサドのレビが自分にこの仕事を託したのにLfVに任せると言われたことが不満だった。
 
Part8 ボームの妻の過去
 スイス・チューリヒで、ヨストはハーメドという男に、指定の日同時刻に仕事をするように、と金を渡して指示した。
 フィンクは上司にボームが優秀なのにBND(連邦情報局)を追われた理由をきいた。
 ボームの妻は元RAF(ドイツ赤軍)のメンバーだった。
 ボームは妻インゲと党首討論の番組を見ていた。妻インゲはRAFがネオナチから軍資金をもらっていた、とつぶやいた。
 
Part9 "記念すべき夜"
 デュッセルドルフでヨストを監視するLfVの男達。
 ベルリンでは民族党党首のカール・ベックを監視していた。
 ボームは情報屋に極右のネオナチが極左のRAFに資金援助した理由を問うた。
 RAFは資金不足だった。ネオナチは国家の敵が必要で、国民に共産主義の恐ろしさを煽るためだった。
 しかし90年に本当に共産主義が終わりネオナチによる資金援助は停止した。またネオナチにはカリスマ指導者がいなかったため政権掌握できなかった。
 ネオナチは、現代版"水晶の夜"を再現しようとしたのだ。
 ボームはヒトラーの後継者が誰かいろいろ考える。カール・ベックだとすると、彼の党は連邦議会に1議席も持っていなかった。
 では次期首相に最も近い人物は誰だ?
 ヨストはLfVの尾行を巻いた。
 
Part10 ヒトラーの後継者
 ヨストはエドガー・ボームを監視し必要によっては処理するよう命じた。
 ボームはドイツ未来党のフランツ・ドルン党首がヒトラーの後継者ではないか、と推理した。
 ゴルゴ13がヨストを狙撃した。
 
Part11 プロの仕業
 LfVの男達はアルベルト・ヨストの死体を確認し、半信半疑だった"ロンメル将軍の財宝"に"フェンリル最終作戦"が現実味を帯びてきたことを知った。
 
Part12 現代のグリュンシュパン
 ボームは、ドイツ未来党の党首フランツ・ドルンを監視するよう上司に提言した。
 デュッセルドルフ空港でレビとボームが会った。
 レビはアドラーの次の金庫番がヨストで、ヨストがナチの戦犯たちの連絡係だったためゴルゴ13に殺害を依頼したという主旨の話をした。
 ボームはヒトラーの後継者を始末しない理由を聞いた。レビはヒトラーの後継者はイスラエルの脅威では無い、と言った。
 レビは水晶の夜のきっかけがヘルシェル・グリュンシュパンというユダヤ人が1938年にパリでドイツの三等書記官を殺した事件だった、と話した。
 財宝が受け継がれた直後に、現代のグリュンシュパンを選んだのだ、とレビは話す。
 レビは、去り際に、今度の月曜日・・・ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、フランクフルト、デュッセルドルフでイスラム過激派の同時多発テロが起こると話した。
 
Part13 容疑者の正体
 臨時ニュースが流れ、ベルリン警察が"神の生贄"と称する過激派グループのハーメドというシリア系移民他数名を拘束した、と報道した。
 インゲと介護士のミュラーが殺された。
 容疑者は腕にハーケンクロイツの入れ墨があったスキンヘッドの男たちだった。
 
Part14 "G"現る!
 ボームはゴルゴ13と接触する。
 
Part15 依頼はなかった事に
 ボームはヒトラーの後継者の狙撃をゴルゴ13に依頼した。
 ゴルゴ13は依頼はなかった事にしよう、と言った。そして依頼の動機が"純粋"な愛国心だけとは思えない、と続けた。
 
Part16 連立を組もう!
 ドイツ未来党のフランツ・ドルン党首と民族党党首のカール・ベックが秘密裡に会っていた。ゴルゴ13がスコープで二人を見つめていた。
 フランツ・ドルン党首は次のテロ事件でドイツ未来党副党首を失い、自分の寛容な移民政策が間違っていた、"イスラム系移民を国外に追放しよう!"とメッセージを出すと第一党に、民族党も躍進しする、と言った。
 そこで連立を組まないかと提案した。
 フランツ・ドルン党首は、ロンメル将軍の財宝を託され"あの方"の後継者に選ばれた、と言った。
 その時、ゴルゴ13の銃弾がフランツ・ドルン党首を貫いた。
 
Part17 インゲの過去
 ボームはゴルゴ13と会った時を回想する。ボームはBNの公安左翼対策部門にいた。RAF(ドイツ赤軍)の名簿にインゲの名前を見つけて愕然とした。
 警察のSEK(特別出撃コマンド)がRAFのアジトを急襲する計画を知ったボームは妻インゲには教えなかった。
 インゲはその夜ボームに気づかれないようにそっと家を出て行った。
 
Part18 どう詫びれば・・・
 インゲを尾行したボームは、SEKがRAFアジトを急襲したのを見た。インゲは頭を撃ち抜かれてもうインゲではなかった。
 インゲを見舞ったLfVベルリン局長から、インゲは政府側・・・州局のモグラだった、とボームは知らされた。
 インゲを助けられたのに助けられなかったボームは罪の意識にさいなまれる。
 ボームは、私怨だ、とはっきりとゴルゴ13に言った。ゴルゴ13が仕事を受けた。
 ドルンが殺されたとボームにフィンクが伝えた。ボームは驚かなかった。
 ボームは「ドイツに二度とヒトラーが生まれないのは戯言だ。逆に今の時代だからこそいつ生まれても・・・おかしくないのだっ!!・・・・」と思った。


【感想】
 ヒトラーのような独裁者が生まれる可能性が今のドイツにもある、という現実を思い知らされる作品だ。
 否、ドイツに限らず、どの国にも可能性があることがこの作品を読むとよくわかる。
 ミステリー・タッチでなかなか重たいテーマを扱った作品だ。 

 

 

第546話 見知らぬBARで(2014/09作品)

脚本協力:ながいみちのり
ページ数:37ページ
依頼者:
  1)不明
  2)なし
ターゲット:
  1)富豪
  2)なし
依頼金額:
  1)不明
  2)なし
殺害場所:
  1)客船ナッソー号に乗る前の夜いた場所
  2)バハマ国・ニュープロビデンス島・首都ナッソーのナッソー号が到着する港のラウンジにある喫煙所
殺害人数:
  1)1人
  2)2人
殺害相手:
  1)富豪
  2)組織の金を持ち逃げしたパイパーとパイパーを追ってきた賞金稼ぎのヒットマン
H:0人

 カリブ海・バハマ諸島・バハマ国・ニュープロビデンス島・首都ナッソーのホテルでパイパーが追っ手の追跡に震えていた。
 ルーム・サービスを装った男が襲ってきたが、ナイフで形勢逆転した。
 襲撃者は、自分が失敗すれば超大物のヒットマンが来る、と言った。
 パイパーは襲撃者をホテルのベランダから突き落とした。
 パイパーはバハマを出ようとしてナッソー号が着く港のラウンジに向かった。しかしハリケーンが来ていた。
 誰もが追っ手に見えるパイパーはゲイの男を誤って殴り倒してしまった。
 拳銃型のライターを持った女を手で張ってしまった。
 ナッソー号が到着し乗客がラウンジに入ってきた。
 その中にはゴルゴ13もいた。
 パイパーはゴルゴ13が大物のヒットマンとにらんだ。
 喫煙所でナイフを出したパイパーだったが、ゴルゴ13は関係ないことだ、と言う。
 パイパーは構わずナイフをゴルゴ13に向ける。ゴルゴ13は掌底でパイパーを殺した。それを見ていた賞金稼ぎのヒットマンの男がゴルゴ13に拳銃をつきつける。
 賞金稼ぎとゴルゴ13が拳銃で撃ち合った。男はゴルゴ13がカジノで富豪が殺された事件がゴルゴ13の仕業だという噂を思い出した。
 彼はゴルゴ13の一発目の銃弾を額に食らわなかったことを誇りに思った。ゴルゴ13は二発目の銃弾を彼の眉間に命中させた。
 パイパーの荷物を受け取った男がパイパーのアタッシェケースを開けた。中には金が入っていた。
 ゴルゴ13が喫煙所から戻ってきてドアを開けるとハリケーンの風がラウンジに入ってきた。
 パイパーの金が風に舞い、客達が大騒ぎになった。
 

【感想】
 とても印象に残る短編作品だ。
 組織から逃亡しているパイパーはナイフの使い手だが、逃げているうちに疑心暗鬼になっていた。
 そして彼とは無関係なゴルゴ13が敵に思えてしまい、あっさり返り討ちに遭った。
 それを賞金稼ぎに見られたゴルゴ13が賞金稼ぎと対決する。
 ゴルゴ13は最初から賞金稼ぎに見られていることに気づいていたのだろうか?
 賞金稼ぎに後ろから拳銃を突きつけられるが、撃たれても大丈夫だと確信していたのだろうか?
 そこまで読んでの行動だったらさすがはゴルゴ13だ。

 

第549話 REPOSSEION(レポゼッション)航空機(プライベートジェット)奪還作戦!(2015/01作品)

脚本協力:竹内亨
ページ数:70ページ
依頼者:伝説のレポ・マンであるベネット・スタントン
ターゲット:レポ・マン達が奪還作戦をする時にそれを阻止しようとする輩
依頼金額:不明
殺害場所:
  1)ハイマン共和国の元空軍基地で反政府勢力が実効支配している空港
  2)ハイマン共和国の元空軍基地で反政府勢力が実効支配している空港沖の海
殺害人数:
  1)6人
  2)4人
殺害相手:
  1)マリアーノが雇った傭兵4人とマリアーノとその手下
  2)マリアーノが雇った傭兵
H:0人

 メキシコのユカタン半島で、草原に2台の乗用車がヘッドライトを照らして、航空機を着陸させる。
 そこを一人の男が航空機のタイヤを狙撃して飛行機はバランスを崩してしまった。
 
Part1 伝説のレポ・マン
 アメリカのフロリダ州熱帯動物園で、伝説のレポ・マンであるベネット・スタントンがゴルゴ13と会っていた。レポ・マンとはRepossession Manの略だった。
 プライベートジェットによる移動が日常的なアメリカでは、融資を受けて航空機を購入した者の債務不履行になって航空機で逃亡する者が居る。
 そういう航空機を差し押さえるのがレポ・マンだ。
 ベネット・スタントンは右腕のアルヴィンを失っていた。闇の貿易商マリアーノのプライベート機を差し押さえようとして、アルヴィンを乗せた小型機が着陸寸前に撃ち落とされたのだ。
 ゴルゴ13はボディガードは受けない、と言ったら、ベネット・スタントンは自分達が奪還作戦をする時にそれを阻止しようとする輩を射殺してほしい、と依頼した。
 条件は機体を傷つけないことだった。
 ゴルゴ13の条件は、2日と16時間=64時間以内に奪還作戦を遂行することだった。
 
Part2 標的(ターゲット)、現る
 カリブ海、ハイマン共和国の元空軍基地で現在は空港になっているところで、武器や麻薬がプライベートジェット機に積み込まれていた。
 
Part3 レポ・マン終結
 アメリカのフロリダ州でレポ・マン達は、標的がハイマン共和国にあること、その飛行場を今は反政府勢力が実効支配していること、マリアーノが反政府勢力と手を結んでいる可能性があることを知った。
 マリアーノは、反政府勢力に、レポ・マンからジェット機を守ってほしい、と依頼した。
 レポ・マン達は、ドミニカに飛び、漁船でハイマン共和国に潜入する。
 
Part4 作戦開始!
 ハイマン共和国にレポ・マンたちが潜入した。標的の航空機は無防備に駐機していた。罠の可能性もあった。
 レポ・マン達が空港に潜入開始した。
 マリアーノらはその動きを赤外線カメラですべてお見通しだった。
 
Part5 傭兵VSゴルゴ
 傭兵がレポ・マン達を狙撃しようとしたとき背後からゴルゴ13が傭兵を3人射殺した。
 
Part6 闇夜の偽装狙撃
 標的の航空機につけた赤外線カメラで行動が丸裸になっているレポ・マン達。
 ゴルゴ13はマリアーノの傭兵達の通信を聞いて、狙撃銃で偽装銃撃した。
 マリアーノらはレポ・マン達が一人も死んでいないことに気づいた。
 レポ・マン達は急いで走り航空機の車輪のそばに待機した。
 マリアーノらはタラップを降ろした。
 ゴルゴ13が傭兵の隊長を射殺した。そしてマリアーノともう一人も射殺した。
 ゴルゴ13の狙撃した銃弾は、マリアーノが作らせたビアサーバーに当たってそこで止まっていた。
 
Part7 脱出
 ベネット・スタントンらは航空機を奪還して離陸した。ゴルゴ13を脱出させるためにケビンという若者が残り複葉機を操縦する。
 敵はヘリコプターで追跡する。
 
Part8 プロペラ機VSヘリ
 ゴルゴ13はケビンに海面50mからタッチ・アンド・ゴーのイメージで上昇するよう命じた。
 複葉機からゴルゴ13がヘリコプターのパイロットを狙撃した。
 ヘリコプターが海面に墜落した。
 ベネット・スタントンはケビンとゴルゴ13を救出しようと反転を命じたが、ゴルゴ13がヘリコプターを撃ち落としたことを確認して脱出した。
 

【感想】
 レポ・マンという仕事とその仕事の危険性を初めて知った。
 ベネット・スタントンやそのスタッフ達やケビンらの活躍とゴルゴ13の精確な仕事っぷりとアクションを楽しめる作品だ。
 

 

 

 

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