第279話 レバント・トライアングル(1989/11作品)
脚本協力:K・元美津
ページ数:82ページ
依頼者:ロイズ保険組合の幹部会員のミルトン・ランドール卿
ターゲット:レバント・トライアングルで貨物船を襲撃して保険金を奪う国際組織の黒幕マキシミリアン・クレシス
依頼金額:75万ドル(約1億円)
殺害場所:
1)ギリシャ・アンドロス島のやや南の島にあるマキシミリアン・クレシスの別荘
2)ギリシャ・アンドロス島のやや南の島の桟橋
殺害人数:
1)3人
2)6人
殺害相手:
1)マキシミリアン・クレシスの手下ニック
マキシミリアン・クレシスと愛人でソルボンヌ大学心理学部出身のマリア
マキシミリアン・クレシスの手下
2)マキシミリアン・クレシスの手下カルロスとパオロ
レバント・トライアングルで貨物船を襲撃して保険金を奪う国際組織の黒幕マキシミリアン・クレシス
マキシミリアン・クレシスの手下3人
H:0人
東地中海レバノン沖で1隻の貨物船が何者かに襲われ船員が射殺された。
Part1 新"謎の三角海域"
イングランドのロンドンで、国際海事事務局・本部に向かう車の中で、ランドール卿が、運転手のヨークと話をする。
"ブルーキャット"からの連絡が途絶えてもう一週間で経過した。これで三人の秘密調査員が消えたことになる。
ランドール卿は、東地中海に"何か"がある、と判断していた。
ギリシャ船"ランザ・ポセイドン号"が1988年2月9日、アメリカ船"ニュー・ワスプ号"が1988年3月22日、リベリア船"マリア・ロシュ号"が4月21日、レバノン沖の東地中海で、1978年4月から198年6月までの10年間で36隻が姿を消していた。
うち30隻は1987年4月から1988年6月に集中していた。
損害保険請求額は合計1億2000万ドル(約170億円)に達していた。
エジプトのポートサイド、レバノンのベイルート、ギリシャのロードス島を、東地中海トライアングル(レバント・トライアングル)と呼ぶことにした。
レバント(Levant)には、"借金を踏み倒して逃げること"というもう一つの意味があった。
会議の最中にランドール卿が、会議室に入室した。
元MI6(英軍事情報部)の特別調査官のサリバン氏が、調査報告を続ける。
過去10年間で沈没した13隻を除き、そのほとんどがレバノンの港で積み荷を降ろし、船名を変えていたことが判明した。
レバノン、ギリシャ、キプロスにまたがる国際犯罪組織の存在が判明したのだ。
どうやらイスラム教徒民兵の資金源になっているようだ。
裁判をしても無駄で、対策についてはお手上げだった。
Part2 ランドール卿の申し出
ランドール卿はサリバン氏を自分の車に乗せて、話をする。
サリバン氏から1万ポンド(約220万円)で、レバント・トライアングルの国際組織の黒幕に関する情報を、ランドール卿は買った。
Part3 クレシスの要塞
ロンドン南方、ウインザーで、サリバン氏はランドール卿にレバント・トライアングルの国際組織の黒幕について、報告した。
ギリシャ・アンドロス島のやや南方に、組織のボスで推定年齢40歳のマキシミリアン・クレシスと愛人でソルボンヌ大学心理学部出身のマリアが、組織のボスだった。
サリバン氏は、ランドール卿に、誰に依頼するか質問するが、ランドール卿は答えなかった。
Part4 やって来た"日本人"
ギリシャ、エーゲ海に漁船に乗ったJWD(ジャパン・ワールド・デベロップメント)(日本世界開発)のダイジロウ・トウゴウがクレシスの別荘にやって来た。
用心棒のカルロスとパオロがトウゴウを撃つがトウゴウが動じない。
トウゴウはクレシスと交渉に来たのだが用心棒には話が通っていなかった。
ちょうどクレシスとマリアが現れた。クレシスは用事があって日暮れ時に戻ると言う。トウゴウはマリアに連れられて別荘に行った。
Part5 女心理学者
トウゴウ(ゴルゴ13)に酒を出したマリア。出された酒に用心するトウゴウを見て、ただの人間でないと見抜いたマリアは、催涙ガスでゴルゴ13を眠らせた。
Part6 情報を売る男
ギリシャのアテネで、クレシスと会っているのはサリバン氏だった。
サリバン氏は、ロイズ保険組合のミルトン・ランドール卿が、殺し屋を雇って、クレシスを殺そうとしている、と話した。
75万ドル(約1億円)が引き出されたことも調べてあった。
クレシスは、敵にしろ味方にしろ裏切り者は好きではない、と言って、サリバン氏の口にカネを突っ込み、ハラを殴りつけて気絶させた。
Part7 バルビツールの効き目
マリアは自白剤のバルビツールをゴルゴ13に飲ませて尋問する。
ゴルゴ13はダイジロウ・トウゴウとしての答しかしない。どうやら自分自身を洗脳しているようだ。
しかし拳銃の撃鉄を引く音には反応しけいれんした。
Part8 "歯"は"刃物"
マリアはアッティコス議員にダイジロウ・トウゴウが持っていたパスポート番号を問い合わせる。
クスリが切れたゴルゴ13は、クレシスの手下を、縄に縛られたままの膝蹴りとキックで斃して、その男の歯で縄を切った。
Part9 "心理学"的に見て
ダイジロウ・トウゴウのパスポート番号は、8年前に西ドイツで事故死した商社マンのものだ、とアンティコス議員からマリアに電話が入った。
そこにゴルゴ13が現れ、マリアを射殺した。
Part10 船は引き返せなかった
ゴルゴ13は別荘にいたクレシスの手下を左の手刀で斃す。
車を奪い、桟橋に行き、クレシスの手下カルロスとパオロを拳銃で射殺した。
桟橋に船で戻ってきたクレシスは、別荘や桟橋で手下が殺されていることに気づき、船で沖へ引き返そうとしたが、ゴルゴ13が手下3人もろともクレシスを射殺した。
【感想】
社会のことがまだよくわからなかった若い頃、貨物船にも保険がかけられており、保険あるところに保険金詐欺があることを、この作品を読んで知った。
出された酒には用心したが、バルビツールを打たれる羽目に陥ったのは、ゴルゴ13の油断だろうか、それとも内部に入り込むための作戦だったのだろうか?
第276話 偽りの報道番組(ドキュメンタリー)(1989/08作品)
脚本協力:熊坂俊太郎
ページ数:88ページ
依頼者:CIA長官
ターゲット:コロンビアの麻薬王サントス
依頼金額:不明
殺害場所:コロンビア ヤンピ高原カラマル村
殺害人数:4人
殺害相手:コロンビアの麻薬王サントスとNBCのテレビプロデューサーのジム・パターソンとカメラマンのボブと操縦手
H:0人
コカイン中毒者は全米で推定2900万人。全人口の12%に達し、大きな社会問題になっている。
Part1 麻薬王へのインタビュー
コロンビアのボゴタで、TVプロデューサーのキース・サイモン一行が、麻薬密輸ルート解明をテーマにしたドキュメンタリー番組制作のため、麻薬王サントスが潜むコロンビアを訪れた。
政府関係者の口が固くサントスをなぜか庇護する。
デスキ氏は、キース・サイモンらに非協力的で、もう一人のプロデューサーであるジム・パターソンに来週話すことになっている、と言った。
Part2 大統領の決断
アメリカ、バージニア州、CIA本部で、大規模な摘発で、サントスをN法廷(N=ナルコティクス=麻薬)に、引きずり出す、とCIA長官は、大統領からの許可を取り付けた。
CIAの連邦麻薬取締局ラリー・ヒューズが南米最大の麻薬組織"チェックメート"の、50億本はある大規模なコカノキ栽培地や、コカイン精製工場や、麻薬王サントスのアジトの写真を写し、摘発に向けて士気を上げる。
Part3 番組への圧力
TVプロデューサーのキース・サイモンがエグゼクティブ・ディレクターのタッカーに呼び出されて、番組の制作中止が正式に決まった、と知らされた。
どこかからの圧力がかかったのは明かだった。しかもサイモンがアメリカのテレビ局全体から干されるのだった。
サイモンは、ジム・パターソンの番組がいかに真実からかけ離れたモノか、わかっているだろう、とタッカーに食い下がる。
テレビ界から干されても構わない、と言ってサイモンは席を立った
ジム・パターソンに干されて三流ポルノ映画のカメラマンになっているボブに、ジム・パターソンが電話した。
週1万ドルで麻薬王サントスへの単独インタビューを撮るのだ。
血袋を持ってくるように言って、電話を切ったジム・パターソンは、われながらよくできた脚本(シナリオ)だ、と言ってほくそ笑む。
Part4 とっておきの"プラン"
CIAのラリー・ヒューズが、麻薬王サントスをN法廷にかけるために動いている、という情報を、部下がサントスに報告する。
サントスは、とっておきの"プラン"がある、と言って笑う。
CIAでは、キース・サイモンがいるUBCテレビの麻薬密輸報道番組が制作を断念したこと、NBCのジム・パターソンがサントスに関するドキュメンタリー番組を制作することが、ラリー・ヒューズに報告された。
UBCに圧力がかかり、NBCに圧力がかからない理由についてCIAでは調べることになった。
ほとんど観客がいないさびれた小さな映画館で、タッカーとジム・パターソンが二人で話をする。
脚本は完璧でサントスを摘発することは永久に不可能だ、と断言するジム・パターソン。
ジム・パターソンが"いい番組"を作りタッカーが全米ドキュメンタリー賞に推すことで取引が終了する、とうそぶくジム・パターソンだった。
Part5 陰湿な警告
キース・サイモンにラリー・ヒューズが会う。
かつてキース・サイモンは、ジム・パターソンの事務所で働いていたが、彼と対立して独立したのだ。
ジム・パターソンは、頭の中に最初からストーリーができあがっていて、それに合わせて制作する、いわばフィクションなのだ。
夜の路上で車を運転するキース・サイモンをトラックで何者かが襲った。
Part6 決心したサイモン
路上で襲われたこと、番組中止、その一方でジム・パターソンが同じ番組制作に乗り出すこと、これらの裏にあることを暴くために、キース・サイモンは一人で旅行者を装い、ジム・パターソンを追うことにした。
ジム・パターソンに70万ドルの入金があり、カメラマンのボブがやって来た。
CIAでは、ラリー・ヒューズが、チェック・メートのアジトの見取り図を写しながら、重要犯31人の逮捕に踏み切る作戦を確認していた。
ケネディ空港では、ジム・パターソン一行を、キース・サイモンが追っていた。
Part7 サントスの計画
南米コロンビア、メータ川上流のサントスのアジトでは、ジョンという少年が伝書鳩につけたメッセージをサントスに渡した。
サントスは、代わりのメッセージをジョンに渡した。
サントスは手下に明日ジム・パターソンのインタビューに応じ、ニセの引退宣言をするので、アメリカ当局の連中ががっくりするだろう、と笑う。
Part8 それぞれの"動き"
アメリカ ニューヨークノ船の上で、CIA長官はゴルゴ13と会っていた。
コロンビアのCIAエージェントが壊滅した。犯行にはCPA(コロンビア警察軍部隊)が関与していた。コロンビアで麻薬摘発を推進していたラテ法相が惨殺された。
CIAとしては、サントスをN法廷で決着をつけたいが、それが難しい以上、超法規措置でゴルゴ13に依頼することとしたのだ。
南米コロンビア、ボゴタにジム・パターソン一行が到着した。キース・サイモンも到着しサントスのアジトに向かう。
Part9 アジトを捨てて
ジム・パターソンはサントスに脚本を渡す。その中で、サントスは自殺することになっていた。
そして法廷には出られなくなり、整形手術をしてサントスは麻薬界に君臨する、というシナリオだった。
サントスはキース・サイモンが、アジトに向かっている情報をつかんでいた。
サントスはこのアジトをすべて破壊する予定だ、とジム・パターソンに話した。
すでにヤンピ高原カラマル村に、部下さえ知らないアジトを作っていてそこへ移動するつもりだった。
サントスはヘリに乗り、部下に命じてナパーム弾で、上空からアジトを焼き払った。
そこにキース・サイモンが現れた。ヘリコプターを下ろしたサントスとジム・パターソンはキース・サイモンを捕まえてヘリコプターに乗せた。
村を焼き払われた伝書鳩係の少年ジョンもこっそりヘリコプターに乗り込んだ。
CIAでは、ラリー・ヒューズにCIA長官がゴルゴ13に依頼したことを話した。
Part10 飛び去った鳩
ヤンピ高原カラマル村のサントスの新しいアジトで、キース・サイモンは麻薬漬けにされていた。キース・サイモンは鍼を自分で打って耐えていた。
キース・サイモンは新しいアジトの地図を描き、ジョンの鳩につけて、鳩を逃がした。
Part11 もうひとつの"印"
燃え尽きたアジトに着いたゴルゴ13は伝書鳩を発見した。
伝書鳩の足についた地図を見たゴルゴ13はヘリコプターでカラマル村に向かう。
Part12 シナリオどおりに
サントスにインタビューするジム・パターソン。
サントスがガンで余命いくばくもないので、自殺する、と言って、自分の胸に拳銃を向けて、引き金を引いた。
撮影が終わったが、さんとすは本当に死んでいた。
ジム・パターソンはヘリコプターで逃亡をはかる。
そこへゴルゴ13が現れ、ジム・パターソンとカメラマンのボブと操縦手が乗ったヘリコプターを狙撃した。
【感想】
アメリカでの麻薬による社会問題は、根深くて大きい。
単純に供給元をつぶしても解決するものではない。
一つ疑問なのは、ジム・パターソン狙撃も依頼の中に含まれていたのだろうか?
CIA長官と会ったシーンではそこまで依頼されていないようだった。狙撃の瞬間をジム・パターソンに見られたわけでもなかった。
ジム・パターソンらを殺す必然性は感じられない。サントス自殺シーンを詳細に分析すると、サントスの眉間に銃弾が当たっていることはわかるだろうが、そこからゴルゴ13による狙撃とはわからないだろう。
ゴルゴ13がジム・パターソンを殺す必然性は感じられない。
ジム・パターソンのような悪者には当然の報いではあるが、疑問だ。
またキース・サイモンとジョン少年はこの後、どうなっただろうか?できればゴルゴ13によって助けられてほしいものだ。
第268話 ロンサム・ジョージ(1988/11作品)
脚本協力:新井たかし
ページ数:89ページ
依頼者:ピンタ・ゾウガメ"ロンサム・ジョージ"の相手を見つけた人に20万ドルの賞金をかけたサー・ウイントン・ロス
ターゲット:ピンタ・ゾウガメ"ロンサム・ジョージ"の相手を殺そうとするKGBが派遣する殺し屋
依頼金額:50万ドル
殺害場所:ガラパゴス諸島、サンタ・クルス島、ダーウィン研究所
殺害人数:1人
殺害相手:ピンタ・ゾウガメ"ロンサム・ジョージ"の相手を殺そうとするKGBが派遣した殺し屋
H:0人
ソビエト プーシキン市のプーシキン研究所で、キューバから留学したマヌエルは、研究のためにパソコンがほしいと上司にたてつく。
Part1 ジョージの嫁に賞金
イギリス、ロンドン郊外、サー・ウイントン・ロス家で、孫のジョージを偲ぶ集まりが開催されていた。
ジョージは生物進化の研究を夢見ていた。
ガラパゴス諸島ピンタ島で、ジョージが乗ったゾウガメのジョージは、たった一匹だけ残ったピンタ・ゾウガメだった。
サー・ウイントン・ロスは、メスのピンタ・ゾウガメに対して、エクアドル政府からの1万ドルの賞金とは別に、20万ドルの賞金をかける、と宣言した
ザハーリンとソ連の駐英大使は、科学アカデミーのプロコーフィチを呼び出し、マヌエルの処置も含めて、対策をとることにした。
Part2 サー・ウイントン・ロス
サー・ウイントン・ロスと、ジョージに生物学を教えていたトーマスがお茶にする。
ソ連ではルイセンコという学者が社会主義に遺伝学はなじまないという学説を発表しスターリンがそれを支持した結果、生物学がソ連では大きく遅れたのだった。
Part3 天才の亡命許すまじ
ロンドン・ヒースロー空港にプロコーフィチが降り立ち、ソビエト大使館に入った。
彼は、もしピンタ・ゾウガメの"ロンサム・ジョージ"にお相手が見つかると、ソビエト科学アカデミーが多大な損失をこうむると言った。
キューバの天才マヌエルは、研究用のコンピューターが充実しているアメリカに亡命したがっており、ピンタ・ゾウガメのメスが見つかれば、学術上の要求を出しそのまま現地から亡命する可能性が高いのだ。
駐英大使とザハーリンとプロコーフィチは、強硬手段に出ることにした。
Part4 サンタ・クルス島の騒ぎ
ガラパゴス諸島、サンタ・クルス島のダーウィン研究所のピンタ・ゾウガメのジョージの所で、世話をしている男の名もジョージだった。
賞金目当ての多くの人達が島にやって来て大騒ぎになっていた。
Part5 KGBの狙っている"命"
ポロの試合したサー・ウイントン・ロスに、試合後、KGBがピンタ・ゾウガメのジョージの命をKGBが狙っている、という情報が入った。
サー・ウイントン・ロスはゴルゴ13に会うことにする。
Part6 テムズ河の会見
サー・ウイントン・ロスはゴルゴ13に50万ドルで、ピンタ・ゾウガメ"ロンサム・ジョージ"の相手を殺そうとするKGBの暴挙の阻止を依頼した。
Part7 見つかった"花嫁"
賞金目当ての人たちが多く集まりごった返すガラパゴス諸島。そしてとうとう花嫁が見つかった。
Part8 ジョージノボディー・ガード
"ロンサム・ジョージ"の飼育員のジョージに、"ロンサム・ジョージ"の花嫁が殺される可能性があり、そのボディー・ガードとしてゴルゴ13が派遣されたことが、知らされた。
Part9 学者たちの熱い視線
"ロンサム・ジョージ"とメスのゾウガメが同じ飼育室に入った。
Part10 叩き落とされたカメラ
翌日5人のカメラマンがやって来た。
ゴルゴ13は5人のカメラマンを観察する。一人、日本のカメラマンがいた。
飼育員のジョージは女性カメラマンに顔を赤くする。
日本人カメラマンがカメラを構えるとゴルゴ13が右手刀でカメラを叩き落とした。
Part11 日本流の挨拶
飼育員のジョージが顔を赤らめた女性カメラマンは、ジョージの恋人で実はニセ記者だった。
"ロンサム・ジョージ"の飼育室にKGBから送られた殺し屋が入ってきて、飼育室の扉を開けた。
ゴルゴ13が明かりをつけ、殺し屋(日本人カメラマン)を射殺した。
花嫁は殺し屋が開けた扉から出て行った。
Part12 逃げ出した"花嫁"
飼育員のジョージは、"ロンサム・ジョージ"に、どうして花嫁と一緒に出て行かなかったのか、ときく。
ゴルゴ13は夜のうちにモーターボートで島を離れていた。
飼育員のジョージはダーウィン研究所の所長と、島のどこかにメスがいて、20年後にその子孫で島が一杯になることを願う。
ソビエトのプーシキン研究所では、マヌエルが相変わらず上司にたてついていた。
孫のジョージの墓の前でサー・ウイントン・ロスは、"ロンサム・ジョージ"がまた一人になった、と話す。
【感想】
"ロンサム・ジョージ"の花嫁を殺すためにKGBが殺し屋を派遣する、というのは少し飛躍しすぎたストーリーだと私は思う。
"ロンサム・ジョージ"は実在したカメで、この作品の時には生きていたが、2012年6月24日に自然死した。
"ロンサム・ジョージ"のように絶滅が人間によって記録された種もあるが、多くの絶滅種は、記録されずにひっそりと絶滅している。
他の種を絶滅させながら生きているヒトという存在について考えさせられる作品だ。
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