第605話 地球の裏側で(2021/01作品)
脚本協力:氷室勲
ページ数:140ページ
依頼者:
1)不明(本当の依頼者は2020年米国サミット警備総責任者ロベルト・オットー)
2)不明(本当の依頼者は2020年米国サミット警備総責任者ロベルト・オットー)
3)娘をマルトノにひき殺されたデメルテ(本当の依頼者は2020年米国サミット警備総責任者ロベルト・オットー)
4)なし
ターゲット:
1)民主化運動の陰の司令塔である鐘硝敏(ジョンシャオミン)
2)イスラム教シーア派の、政治・武装組織ヒズボラ大幹部アティーク・ラティア
3)インドネシアの芸能プロダクション経営者マルトノ
4)2020年米国サミット警備総責任者ロベルト・オットー
依頼金額:
1)不明
2)不明
3)500万ドル
4)なし
殺害場所:
1)香港
2)レバノン・ベイルート
3)インドネシア・スラバヤ
4)アメリカ・ワシントンD.C.
殺害人数:
1)1人
2)1人
3)1人
4)1人
殺害相手:
1)民主化運動の陰の司令塔である鐘硝敏(ジョンシャオミン)
2)イスラム教シーア派の、政治・武装組織ヒズボラ大幹部アティーク・ラティア
3)インドネシアの芸能プロダクション経営者マルトノ
4)2020年米国サミット警備総責任者ロベルト・オットー
H:0人
アメリカ、メリーランド州、キャンプ・デービッド
アメリカ大統領の別荘で、2012年5月18日、第38回サミットが開かれようとしており、その夜の夕食会で、日本のノグチ首相の誕生日が祝われた。
そして何事もなくサミットは終了した。
警備総責任者のキャンベルやロベルト・オットー達は無事を祝った。
2020年頃のサミットでは、オットーが警備総責任者だろう、その時の大統領は誰だろう、と話していた
Part1 白羽の矢
2020年米国サミットまであと2年の2018年6月11日、米国大統領はブラントだった。国務長官はパペオだ。
ブラントはオットーを2020年サミットの警備責任者に任命した。
ブラントは自分の誕生日である6月14日を祝ってもらうことと、自身の会社が経営しているゴルフリゾートのブラント・ナショナル・ドラルで開催しようとしていた。
ブラントはテロが起こったら、オットーを銃殺する、と言った。
Part2 不安の種
オットーは妻のスザンナに2020年米国サミットの警備責任者になったことを話した。
オットーはリタイアしたキャンベルを訪ねた。
オットーはGに関して話を聞こうとしていた。
キャンベラの妻は席を外した。
ゴルゴ13と会って、サミットの間、寝ててほしい、と頼んではどうか、とキャンベルは冗談を言った。
Part3 オットーの思惑
オットーはゴルゴ13と会って、2020年6月8日から1週間、ゴルゴ13の時間を2000万ドルで買いたい、と話した。
当然、ゴルゴ13は断った。
Part4 対Gの策案
2019年6月1日、2020年米国サミットまであと1年・・・
オットーはすべての大使館や領事館に情報収集の指示を出し、1か月後に来た返事全部に自身で目を通した。
そして香港の大規模でもが一番条件に適いそうだ、と考えた。
Part5 一転
オットーは情報を収集し、香港にも飛んだ。
ブラント大統領が現れ、キャンプ・デービッドに場所を変更する、と言った。
Part6 新種のウイルス
その頃、中国湖北省武漢市で原因不明の肺炎が蔓延し始めていた。
Part7 延期されたG7(サミット)
サミットまで20日の2020年5月30日、やむを得ずサミットを6月から8月末に延期になった。オットーは対ゴルゴ13作戦のために8月末に特筆的な出来事を報告するように全大使館や領事館に発信した。
Part8 最初の狙撃
2020年6月10日、ゴルゴ13が民主化運動の陰の司令塔である鐘硝敏(ジョンシャオミン)を狙撃した。
狙撃後、以上に早く警察が動いた。
ゴルゴ13はいぶかしむ。
Part9 延期再び
米国サミットまであと2か月半の2020年6月15日
オットーは民主化運動の陰の司令塔である鐘硝敏(ジョンシャオミン)が狙撃された知らせを見た。
オットーは2度目の計画を練った。
ブラント大統領は臨時記者会見を開き、サミットを大統領選後の11月24日に変更し、呼ぶ人間も増やすことにした。
オットーは、腹が立ったが、3度目の全大使館や領事館への依頼をした。
Part10 地球の裏側に宛てて
インドネシア共和国、在スラバヤ米国総領事館では、オットーからの依頼に担当者がぼやきながら答えようとしていた。
Part11 2度目の狙撃
2020年8月31日、レバノン・ベイルートで、イスラム教シーア派の、政治・武装組織ヒズボラ大幹部アティーク・ラティアを、ゴルゴ13が狙撃した。
その直後に警察が突入してきた。ゴルゴ13はまたもいぶかしむ。
Part12 3つ目のシナリオ
インドネシアのスラバヤ領事館からオットーのもとに、4件の事件について情報が届いた。
Part13 関係者A(マルトノ)
サミットまであと2か月の2020年9月、インドネシアのスラバヤで、芸能プロダクション経営者マルトノに娘をおもちゃにされた男がナイフで襲いかかった。
用心棒によって気絶させられた男は、連れて行かれた。マルトノはジャワ海に捨てろ、と命じた。
Part14 関係者B(ヨギ)
人気者のヨギはファンに囲まれ、車に乗った。次はアメリカの大手映画会社の偉い人と会うことになっていた。
Part15 サミットの行方
2020年9月、米国大統領選が迫っていた。ブラント大統領は新型コロナウイルスに感染したが、精力的に選挙活動をする。
11月3日、大統領選挙の投票が行われ、ブラントは敗北したが、法廷闘争を仕掛けた。
11月24日開催予定だった米国サミットは延期になった。
オットーは、2020年米国サミット警備チームは解散だと言って、部下に切り上げ帰宅を指示した。
Part16 復讐(ふくしゅう)への導き
インドネシアのスラバヤのデメテルの家に、ヨギがやって来た。
娘のフリスカがヨギのファンだったのでお悔やみを伝えに来たのだ。
フリスカはマルトノにひき殺されたのだがマルトノは鐘と権力を使って無罪となっていた。
ヨギはお供えと称して金を渡し、それでゴルゴ13に依頼して、復讐しろ、とデメテルに言った。
Part17 依頼
デメテルはゴルゴ13に会って、娘の命日の同じ時刻、同じ場所で、マルトノを殺すように依頼した。
Part18 注文通り
2020年11月25日朝、インドネシア・スラバヤでマルトノの運転手は、マルトノがフリスカをひき殺した現場に車を走らせる。
そこに行くな、と叫ぶマルトノだったが、一生遊んで暮らせる大金がかかっているので運転手は強引に現場に向かう。
マルトノはゴルゴ13によって狙撃されて死んだ。
Part19 指名手配
インドネシア・在スラバヤ米国領事館で、担当者がオットーの指示どおり、警察に連絡した。
ゴルゴ13は安宿に泊まった。
安宿に警察が来て、ゴルゴ13の写真を見せて、この男が来なかったか、と安宿の主人にきいた。
主人は来ていない、と答えた。
もしこの男が来たらすぐに連絡するように、と警察官は言って去った。
そのことを安宿の主人はゴルゴ13に伝えた。
ゴルゴ13は、警察の動きが早いことに気づき、米国サミット開催のタイミングで3度ともアジアでの仕事になったことに気づいた。
Part20 訪問者
一ヶ月後、ヨギの所に、ゴルゴ13が現れた。
ゴルゴ13はヨギを脅して、オットーから頼まれたことを聞き出す。
Part21 オットーの策略
オットーが、ヨギに1000万ドルを渡し、そのうち500万ドルでデメテルに仇討ちをけしかけるように、指示したのだ。
ゴルゴ13はそれを確認すると、ヨギが受け取った500万ドルを見て、ケースがオットーのものと断定し、カネを燃やした。
Part22 辿(たど)り着いた結論
米国サミットの警備総責任者のオットーは、ゴルゴ13に仕事をさせないために、米国東岸から最も遠いアジアでゴルゴ13に仕事を3度もさせたのだ。
Part23 有罪(ギルティー)
ワシントンD.C.でオットーは警備総責任者を辞任した。
ゴルゴ13は、自分を謀ったオットーに有罪(ギルティー)の判決を下し狙撃した。
【感想】
ロベルト・オットーは、ゴルゴ13にアジアでの仕事を依頼することでサミットでゴルゴ13が仕事をしないようにした。
この考え自体は、見事なアイデアだ。
しかし、ブラント大統領(モデルはトランプ大統領)による度重なる変更によって、ゴルゴ13が疑問を持つ。
オットーの策略は巧妙で、2度に渡ってゴルゴ13をだまし通せた。
だが、ついに黒幕がオットーであることにゴルゴ13は気づき、オットーを殺した。
オットーは、なぜ現地の警察に知らせるようなことをしたのだろう?
もしそうしなければゴルゴ13に疑われることはなかったのではないか?
その場合でも有罪だろうか?
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