
第620話 ラスト・ラフ(2022/08作品)
脚本協力:ながいみちのり
ページ数:78ページ
依頼者:カナダ・トロント在住の、敵対組織に狙われている老人
ターゲット:別名"隣にいる暗殺者"と呼ばれるストラウブ
依頼金額:不明
殺害場所:豪華客船の医務室
殺害人数:1人
殺害相手:別名"隣にいる暗殺者"と呼ばれるストラウブ
H:0人
Part1 庭師
アメリカ・アリゾナ州で、庭に出たボスのマーフィーに、庭師が切りつけて殺した。
庭師は4人のボディーガード達も殺し、崖下に飛び降り脱出した。
Part2 ソムリエ
アメリカ・ボストンで、オブライトをスミスが画家のアトリエの地下ワイン倉庫のスペースにワインを保管していて、案内する。
スミスはナイフでオブライトを殺し、立ち去った。
Part3 暗殺者(ヒットマン)を殺せ
カナダ・トロントで、ゴルゴ13に男が依頼する。
標的は、別名"隣にいる暗殺者"と呼ばれるストラウブだった。
Part4 賑(にぎ)わう船上で
依頼者とゴルゴ13は豪華客船に乗っていた。
依頼者がトイレで何者かに襲われたが、ストラウブではなかった。
医務室で手当を受けている依頼者に、ゴルゴ13はストラウブは乗っていないかもしれない、と依頼者に言った。
Part5 探り
ゴルゴ13は、医師に頭痛薬を切らした、と言って、治療してもらう。
医師は頭痛薬を処方した。ゴルゴ13は"オートアサシノフィリア"という症例を知っているか、と質問した。
医師は、自分が殺害される空想で性的満足を得る、症例と答えた。
Part6 警戒
依頼者はもう部屋から出ない、と言う。
ゴルゴ13は船内を回って調べる。
その時、船内で時限爆弾が爆発した。
Part7 "証(あかし)"を待て
依頼者はゴルゴ13に話しかけるが、ゴルゴ13は救命ボートに乗れ、ストラウブはボートにいないし、自分の"証(あかし)"を待て、と命じた。
Part8 極限の悦(よろこ)び
ゴルゴ13は拳銃を構えながら医務室に向かった。
医師がメスでゴルゴ13の右手に切りつけ、ゴルゴ13は拳銃を落とした。
医師がストラウブだった。ストラウブは自分を追い込んで"極限的な状況"に立たせて"標的を殺す"ことが最高の快楽だ、と言ってゴルゴ13に襲いかかる。
ゴルゴ13はピンセットを取り、ストラウブの左眉に突き刺した。
医師がメスで切りつけるのをゴルゴ13がかわし続ける。
ゴルゴ13がストラウブに気づいたのは、依頼者には殺気がなかったのに、ゴルゴ13に対して殺気があったからだった。
そこで、ゴルゴ13が真の標的だと気づいたのだ。
ゴルゴ13はストラウブのボールペンを奪って、首に突き刺した。
ストラウブは、ゴルゴ13に勝とうが負けようがこの船で死ぬシナリオを書いた、と言った。
ゴルゴ13は潜水服を着ていて、逃走した。
Part9 プロの"証"
カナダ・トロントの依頼人のところに、ボイス・レコーダーとメスが届いた。
ボイス・レコーダーに、ストラウブとゴルゴ13の会話が録音されていた。
依頼人は、「確かに受領したよ、プロの仕事の"証"を・・・」と言った。
【感想】
依頼者の老人の素性ははっきりとはわからない。
ストラウブという殺し屋は、ゴルゴ13に切りつけて拳銃を落としているのだから、かなりの使い手だ。
しかし、ゴルゴ13の敵ではなかった。
ゴルゴ13がストラウブを見抜いた眼力は凄い。
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