タイトルが何を意味するのか不思議だった。
りく(宮沢りえ)の野望に翻弄される北条時政(坂東 彌十郎)。
とうとう忠臣、畠山重忠(中川 大志)を討つ。
北条政子(小池栄子)や義時(小栗旬)らとの亀裂が大きくなる。
そんな時政が政子や義時、実衣(宮澤エマ)や時房(瀬戸康史)ら家族でお酒を酌み交わす。
タイトルの言葉は大姫が唱えた呪文を皆で思い出そうとした言葉だった。
時政が家族と決裂する前の最期の晩餐だった。
親子で決裂するのがわかっていて、なんだか切ない話だった。
時政失脚を考えると、ドラマの中でも、やはり「江間」義時であるべきだと思った。
血のつながりある親子だが、義時が時政の後継者ではなかったことは重要だったと思う。