2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
Amazon紙版へのリンク 大阪城の抜け穴が書かれた巻物をめぐり、忍者同士が戦う連作・忍者コミックス。 当時第一線で活躍していた漫画家たち以下の10人による連作漫画だ。 堀江卓 藤子不二雄 松本あきら 古城武司 桑田次郎 一峰大二 白土三平 小沢さとる 石森…
もくじはこちら川淵三郎氏がJリーグ開幕を宣言したとき、正直言って、「失敗するだろう。」と思った。スポンサー企業名をチーム名につけない。地域密着でJ1、J2・・・という階層的なリーグ構成。当時のサッカー界はガラガラのスタジアムが当たり前だったが、…
目次は以下 ペリー来航による開港から現代までの日本について、概略をまとめ、猪瀬直樹氏と田原総一朗氏が語り合った本。 日本が大東亜戦争に突入したのは、「軍部を含めた官僚機構が縦割り化してそれぞれの部局ごとに暴走し・・・国家としての意思統合がで…
沖博士が設計した潜水艦スーパー99と世界征服を目指す謎の組織、ヘルメット党の戦いを描いた物語。 沖博士の息子、五郎とススムが大活躍する。 スーパー99の名称の由来は五郎が戦時中に使っていた99式小銃からだ。 沖博士と五郎はヘルメット党に捕らわれの身…
同じ著者の『日本史サイエンス』の第2弾だ。 第1弾はこちらを参照。 haruichiban0707-books.hatenadiary.com 本書の目次は次のとおりだ。 第1章 邪馬台国はどこにあったか 第2章 秀吉は亀甲船に敗れたのか 第3章 日本海海戦でなぜ完勝できたのか 終章 「翡…
「遺伝子とは何か?」という問いは、改めて聞かれると、意外と答えに窮する。 何が遺伝子なのだろうか?メンデルの法則で言うと、マメの表面が丸いか、シワと習った。だが、遺伝子に「マメの表面を丸くしろ」と書いてあるのだろうか? 遺伝子に「人間だから…
2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の背景がよく分かる本だ。 1979年の『草燃える』では源平合戦後の御家人同士の争いについていけず理解できなかったが、この本読んでよくわかった。源平合戦から北条氏独裁確立までの歴史が短い章立てでわかりやすく解説…
Amazon紙版へのリンク Amazon Kindle版へのリンク 少年の頃、ふと思ったちょっとした非日常の世界。 あるいは、夢で見た物語。 そんなどこかで共感を感じる漫画だ。 人形を持っている少女と人形が入れ替わってしまう「人形少女」 さなぎになってしまう「羽毛…
Amazon紙版へのリンク Amazon Kindle版へのリンク 行方不明の人を探すのが専門の霊媒アリス・ミランダと助手でファーストネームで呼ばれることが大嫌いなシェエラザード・ホブソンが活躍する。 19世紀末のイギリスを舞台にした怪奇事件を扱った物語。 手の綺…
悪の秘密結社パンサークローと戦う、「空中元素固定装置」による着るものを自在に変化させる能力と人間を超えた戦闘力を発揮する少女型アンドロイド・キューティーハニーこと如月ハニーの活躍を描いた漫画だ。 「空中元素固定装置」を発動すると一瞬、裸にな…
『ゴルゴ13』で有名なさいとう・たかをのSFスパイアクション漫画だ。 デビュー時の絵はかなり丸くて漫画風だったが、この頃の絵は劇画になっている。 もくじは次の通り。 レリッシュという秘密結社によって、特殊な手術を受けた片桐。 黒い皮膚に日光を浴び…
ドーベルマンのようにしつこく強くてすぐに銃をぶっ放す、凶悪犯罪専門の警視庁特別犯罪課、通称“特犯課”に所属する、加納錠治の物語。 彼は、犯罪を強く憎むが、更正しようとする元犯罪者には優しい。 刑事は女性を幸せにできない、という考えの持ち主で、…
Amazon単行本へのリンク 出版社 : 同成社 (1983/1/1) 発売日 : 1983/1/1 言語 : 日本語 単行本 : 208ページ ISBN-10 : 4886210147 ISBN-13 : 978-4886210142 「特攻隊は、祖国日本を守るために、志願した人達が、自らの命を賭けて戦ったのだ」と…
Amazon 文庫本へのリンク Amazon Kindle版へのリンク 日清戦争から大東亜戦争までの11個の歴史のイフを検証した本。 黒文字は本書の概要。青文字は私個人の感想だ。 第1章 日清戦争ー北京を攻略していたら 清国政府が瓦解し交渉相手を失う。列強の武力干渉必…
「大本営発表」といえば今では政府機関による虚報の代名詞となっているだろう。 本書は昭和16年12月8日から昭和20年8月26日までの大本営発表、大本営陸軍部発表、大本営海軍部発表を並べ、実際の戦果・損害と比較したり、米軍側発表と対比したものである。 …
Amazon 新書版へのリンク Amazon Kindle版へのリンク 野球のデータ解析であるセイバーメトリクスが野球を大きく変えている。 セイバーメトリクスの指標について、その目的や計算式や読み取り方を解説した本だ。 驚いたのは、1979年に日本でも野球統計分析の…
目次はこちら かつて熱狂したプロレス団体対抗戦について、多くの当事者達にインタビューしたムックだ。 ムック全体で、最近の団体対抗戦が、対抗戦ではなく交流戦になっているのを批判している。 亡くなった風間ルミに「LLPWはなぜ潰れなかったのか?」と質…
醍醐景光は、天下をとりたいがために、48匹の妖怪にわが子の身体を1箇所ずつ差し出す。 その結果、産まれた子供は、手足も目鼻もない。たらいに載せて捨てられた。 その子が医者によって、義手や義足をつけられ、百鬼丸と名付けられる。彼はやがておのれの身…
『空気男爵』は、さいとう・たかをのデビュー作だ。絵柄が後の『ゴルゴ13』の面影は全然ないのに驚く。手塚治虫風の丸みを帯びた絵なのだ。 エジプトの星と呼ばれる宝石を盗む、空気男爵と名乗る男が、予告する。 ぼんぼん探偵こと田良良一と相棒の菅田が空…
タイトルには今流行の「地勢」が入っているが、あまり「地勢」は語っていない。 タイトルには「謎」が入っており、章名が皆、疑問文になっているが、「謎」でもない。 満洲事変から日中戦争、太平洋戦争の概略を、わかりやすい文章と多くの地図をあげて説明…
島が多数ある海の新人船員サブローと彼をとりまく人達の青春漫画。 船長とその家族。 いつも着物を着ていて何か謎のワケがありそうな甲板長の山本研次。 彼らをとりまく女性達。 ギャグ漫画っぽいところもあるが、真面目なところもあり、物語の中で「こう生…