沖博士が設計した潜水艦スーパー99と世界征服を目指す謎の組織、ヘルメット党の戦いを描いた物語。
沖博士の息子、五郎とススムが大活躍する。
スーパー99の名称の由来は五郎が戦時中に使っていた99式小銃からだ。
沖博士と五郎はヘルメット党に捕らわれの身となるが、何とか脱出し、ススムと合流する。
世界征服を目指すヘルメット党が実は海底人ゼスに操られていることが判明する。
しかしゼスは本当は平和を求めているのだった。
そしてスーパー99は日本へ帰る最後の航海をするのだった。
松本零士の漫画はストーリーが破綻することが多いが、この漫画は引き込まれるストーリーで謎が謎を呼び、最後はちゃんと回収される見事なストーリー展開で面白い!
松本零士の傑作の一つだろう。