haruichibanの読書&視聴のおと

読書メモや映画やテレビ番組視聴メモです

2_田河水泡(作者)

田河水泡『のらくろ探検隊』講談社(1984/11/24)

もとは昭和14(1939)年12月発行。 のらくろは軍隊を辞めて大陸探検に向かう。 豚や羊や山羊や半島の犬達を連れて、探検し、石炭を発見する。 のらくろはその後も探検を続けるのだった。 第二次世界大戦が始まりのらくろの活躍の場が広がりそうなものだが、「こ…

田河水泡『のらくろ武勇談』講談社(1984/11/24)

もとは昭和13年(1938)12月発行 日中戦争は南京攻略後も継続し、日本の東亜新秩序宣言が出た頃で、汪兆銘が重慶を脱出した頃だ。 豚縣城を落とした猛犬連隊では、モール少佐が大隊長に、のらくろ大尉が中隊長になった。 のらくろのいる第二大隊は、最も険しい…

田河水泡『のらくろ決死隊長』講談社(1984/11/24)

もとは昭和13年(1938)年8月発行だ。日中戦争は南京攻略後も継続し、日本軍は徐州や漢口・広東攻略を目指している頃だ。 前巻で、豚に勝利した猛犬軍。 豚はしぶとく猛犬連隊に攻撃をしかける。 のらくろ率いる部隊は、逃げる敵を追いかけ進撃する。しかしそ…

田河水泡『のらくろ総攻撃』講談社(1984/11/24)

元は昭和12年12月発行。 前巻で猛犬連隊に負けた熊が、豚の国に侵入し豚を追い払う。 豚勝(とんかつ)将軍は猛犬連隊に言って、熊を追い払う。 豚の国では羊が奴隷のように働かされている。豚勝将軍は羊を料理して食べている。 豚勝将軍は、豚が犬より弱い…

田河水泡『のらくろ少尉』講談社(1984/11/24)

もとは昭和12年5月発行 少尉に任官したのらくろが蛙と戦う。 蛙には地雷をぶつけて一網打尽する。 その後、熊と戦う。 取られた連隊旗をのらくろの大活躍で取り戻す。 その結果、中尉に進級する。

田河水泡『のらくろ小隊長』講談社(1984/11/24)

もとは昭和11年2月発行 のらくろが士官学校に進学する。 そこでもドジを繰り返す。 街の見世物小屋の怪獣が逃げ出した。 士官学校の6匹が大砲を撃ち、飛行機から爆弾を落とし、火炎放射し、眠り薬をまくが、効果がない。火炎放射したときは、一緒に消火器で…

田河水泡『のらくろ曹長』講談社(1984/11/24)

昭和10年12月発行 チンパンジーに軍刀を盗られて戦ったり、河童と戦ったりする。 チンパンジーとの戦争でのらくろは曹長に昇進する。 河童との戦いは、ブル連隊長の作戦が光る。 河童は水がないと弱いので上流に堤防を作り、下流は堤防を壊すことで河童の基…

田河水泡『のらくろ軍曹』講談社(1984/11/24)

オリジナルは昭和9年(1934)12月発行 雪合戦や象との戦い。 飛行機の操縦が得意なのらくろ。 忠臣蔵 相撲大会では強いが銃剣は弱いのらくろの部隊。 炊事係や酒保をすると全部食べてしまうドジなのらくろ。 のんびりしているがいざという時には活躍するのらく…

田河水泡『のらくろ伍長』講談社(1984/11/24)

もともとは昭和8年(1933)12月発行 ゴリラとの戦争では猛犬連隊は大苦戦。連隊長も捕虜となる。 のらくろは大活躍をしてゴリラ軍に勝利し勲章をもらう。 軍旗を制定したり水泳演習や剣道対抗試合で活躍し軍曹に昇進する。 のんびりしていて、とぼけていて、ほ…

田河水泡『のらくろ上等兵』講談社(1984/11/24)

もともとは昭和7(1932)年12月発行 入営し斥候になり、飛行機を作ったり、猿の国や海賊と戦い、二等兵から伍長に昇進するまで。 入営や斥候という言葉はこの漫画で知ったものだ。 昔は学校の図書室や町の図書館にもあったが今はどうなのだろう? 戦争中は「こ…