2_保坂正康(著者)
半藤一利・加藤陽子・保坂正康による太平洋戦争に至る道に関する鼎談。 三人の著作からエッセンスを語っている。 二・二六事件や五・一五事件で、事件を起こした軍人を裁けなかったこと。裁けなかった理由は国民世論に逆らえなかったため。 満洲事変を起こし…
半藤一利・保坂正康二人によるジャーナリズム批判。 対談の中で心に残った言葉。 「新聞社や雑誌社に勤めていたらジャーナリストか?」 「メディアが、裏調査、分析、判断をしなくなり、責任をとらなくなった。考える暇がない。・・・あれよ、あれよという間…
第一部が座談会で「あの戦争になぜ負けたのか」 第二部 「あの戦争に思うこと」 座談会だし、それぞれ個性的な方々なので議論していないし、それぞれが思ったことを述べているのが並んでいて共通の結論が出ているわけではない。 日中戦争で中国軍の武器がほ…