2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧
もくじはこちら ●佐渡守〔一〕 ●佐渡守〔一〕 望月城城主望月常陸守正成と猿投沢城望月佐渡守正次の会話の続きだ。 佐渡守は兄常陸守に一筆書くように要求する。その中に、常陸守の息子国松の後継者は佐渡守の息子虎丸と書くよう迫る。 襖の外では望月藩家臣…
もくじはこちら ●猿山〔二〕 ●谷地湯 ●猿山〔二〕 カミナリが戻ってきた。ダルマとキズは従おうとはしなかったが、恐怖と緊張感に負けてしまう。だがカミナリは無関心だった。メスの求愛にも無関心だった。 三匹の流れ猿、アバタとハゲと一文銭は、カミナリ…
もくじはこちら ●猿山〔一〕 ●猿山〔一〕 明歴二年日置藩では藩内紛争及び領内騒動処置よろしからずよって領地没収改易となる・・・。日置城は廃城となりただ風雪に朽ちてゆくのみだった・・・ [感想] 明歴という年号は・・・ない。明暦という年号はあるが、…
もくじはこちら 第一章 大白州 第二章 海原 第一章 大白州 大白州 日置藩ではスダレが率いる一揆衆が代官所を襲った。京都奉行所東与力相沢新兵衛は一揆衆を深追いし行方不明になった。小六の背中には一揆代表者の江戸行きがなければ再び一揆をするという貼…
もくじはこちら 第一章 その後〔一〕 第二章 その後〔二〕 第三章 大白州 第一章 その後〔一〕 その後 日置郡、望月郡の一揆は一揆勢の勝利に終わった。しかしその後の取り締まりは熾烈だった。 取り締まる非人の弥助は、横目に反抗する。横目は弥助を殺す。…
もくじはこちら 第一章 第三の領主 第二章 号(さけ)び〔一〕 第三章 号(さけ)び〔二〕 第一章 第三の領主 山の怪異 山では山丈が現れた。 アテナを失い生きる気力を無くした水無月右近を吹き飛ばす。 第三の領主 夙谷の非人たちが訓練に明け暮れる。望月領か…
もくじはこちら 第一章 朝露 第二章 カンダチ 第三章 嵐 第一章 朝露 朝露 水無月右近はアテナのもとを訪れ、彼女を抱こうとするが、抱けなかった。 望月藩兵本陣では、幕府名代見分役伊那甚左衛門から鎮圧の命令が下ったが、望月藩兵は自領のことではなく幕…
もくじはこちら 第一章 陣屋 第二章 共鳴り〔一〕 第三章 共鳴り〔二〕 第四章 見分 第五章 突破クズシ 第一章 陣屋 陣屋 改易となった日置藩。廃墟となった日置城。狂人の小六が日置城に小便を垂らして歩いて行く。 日置藩内は暴力が支配していた。浪人達が…
もくじはこちら 第一章 始末記 第二章 山ヌケ 第三章 屍(かばね)移し 第四章 山盗り〔一〕 第五章 山盗り〔二〕 第一章 始末記 始末記 幕府が日置藩の騒動に対し双方江戸に出て説明しろ、と命じた。領主、橘軍太夫、木の間党首領(草加竜之進)は、江戸に向か…
もくじはこちら 第一章 月の輪 第二章 クズレ 第三章 木の間クズシ 第四章 何処へ 第五章 音丸変化 第一章 月の輪 月の輪 赤スダレ(苔丸)は横目や非人たちに捕まった。 正助はサエサに追われ脚を怪我する。そこにキギスが現れサエサと戦う。サエサの手裏剣が…
もくじはこちら 第一章 怪異 第二章 鬼女塚 第三章 寝地蔵 第四章 飢饉 第五章 要注意人物 第一章 怪異 怪異 日置領の山がはげ山になっていく。八重という女が神隠しにあい、その後見つかったが気が狂っていた。 左卜伝とサエサを公儀隠密の忍者達が囲んだ。…
もくじはこちら 第一章 蔵六陣 第二章 川ガラス 第三章 傀儡(くぐつ) 第四章 木の間党 第一章 蔵六陣 鮫殺し サエサはクシロに助けられた。カムイが縛られた十字架は岸に流れ着いていたがカムイの姿はない。 クシロは漁民に頼まれ鮫を退治に向かうが鯨が現れ…
もくじはこちら 第一章 銀札くずれ 第二章 意図あり 第三章 梟首(きょうしゅ) 第一章 銀札くずれ 銀札くずれ 非人のツクテと百姓の幸は愛し合っていたが横目に見つかり引き離された。 雹が降ったが日置の農作物の出来はいいようだった。 城代三角重太夫は目…
もくじはこちら 第一章 不穏 第二章 飢餓 第三章 非常法 第四章 再会 第一章 不穏 不穏 アケミと竹間沢の五郎が祝言をあげた。 面白くないゴンの回想シーンに移る。第10巻第2章のラストの場面。役人を襲おうとした百姓たち。草加竜之進や笹一角やゴンたちは…
もくじはこちら 第一章 怒濤(どとう) 第二章 査問 第三章 蔵六屋敷 第一章 怒濤(どとう) 怒濤(どとう) 赤目に大人しくしろ、と言われたクシロはおキクが心配で落ち着かない。老人の左卜伝とクシロが船に乗り海に出る。左卜伝は弓の達人で武士として大活躍し…
もくじはこちら 第一章 謎 第二章 雪どけ 第一章 謎 謎 明暦の大火で焼け出された草加竜之進をカムイが手術する。意識を取り戻した笹一角が襲いかかるがカムイはかわす。手術を終えたカムイは「領主を殺しても日置藩はつぶれない。悪いが領主を死なすわけに…