2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
手塚治虫が描いたドラキュラを主人公にしたギャグ漫画。 ルーマニアから館ごと日本にやってきたドラキュラが引き起こす時代錯誤なギャグが笑える。 忠実な召使いイゴールや、真面目でしっかり者の娘チョコラ、あまりに残忍だったため別れた元妻カミーラ、吸…
小林武彦『生物はなぜ死ぬのか』講談社(2021/04/20)を読んでみた。 もくじは次のとおり。 生物によっていろいろな死に方があるのは驚いた。昆虫やサケなどは子孫を残すとすぐ死ぬ。昆虫やサケも、子孫を残すとヒトのように老化して死ぬのかと思ったがどうも…
手塚治虫『プライム・ローズ』秋田書店 手塚治虫が『少年チャンピオン』1982年7月9号から1983年6月3日号まで連載した漫画。 ククリット国とグロマン国は長年の争っていたが、グロマン国がククリット国を支配している。平和のために両国は第三王女と第三王子…
手塚治虫『日本発狂』丸善ジュンク堂書店(2018/07/03) もくじ 死後の世界が存在し、あっちで死ぬとこっちに産まれ、こっちで死ぬとあっちに直接行くという話。現代社会の人口爆発は、あっちの世界の戦争で大量の戦死者がいるからだ。 主人公のイッチは幼い頃…
Amazon紙版へのリンク Amazon Kindle版へのリンク 吾妻ひでお『カオスノート』 吾妻ひでおのナンセンス漫画。結構残酷なシーンもあるしセクハラでもある。 「そんなつながりや組み合わせがあるのか?」と驚かされる面白さだ。 ナンセンスってなんだろう?ナ…
表紙 もくじ 『バンパイヤ』と同様、手塚治虫本人が登場する。 炭素系生物である地球上の生物に対して、ケイ素系生物であるデカンダー。 その秘密を知った高瀬博士は、炭素系のガス状生物サンダーに人類の身体を貸すために、公害病で余命いくばくもない命光…
日本の少子高齢化は知っていたが、世界レベルでも少子高齢化が進むとは知らなかった。経済成長する地域が、中国=>インド=>アフリカ諸国と変わっていくのは確実だ。 現在、人口世界1位の中国(14億人)、2位のインド(13億8000万人)が、2100年には、1位インド(10…
Newton 2022年2月号表紙 Newton 2022年2月号もくじ 『Newton 2022年2月号』の特集は「数学教養教室 三角関数編」と「最新相対性理論入門」だ。三角関数は高校で習った時、「数学が生活に役立つ」と思ったものだ。古代バビロニアの粘土板に既に三角関数表があ…
藤子不二雄ブラックユーモア短編集第2巻。 26個のブラックユーモア短編を集めている。 『黒イせぇるすまん』『魔太郎が翔ぶ』『恐喝有限会社』『夢魔子』『ひっとらぁ伯父さん』などが面白い。 スカッとするような物語ではないが、人間の暗部をえぐるブラッ…