もとは昭和13年(1938)12月発行
日中戦争は南京攻略後も継続し、日本の東亜新秩序宣言が出た頃で、汪兆銘が重慶を脱出した頃だ。
豚縣城を落とした猛犬連隊では、モール少佐が大隊長に、のらくろ大尉が中隊長になった。
のらくろのいる第二大隊は、最も険しいトンガラ山攻略を任された。のらくろの第5中隊も進撃する。
その途中でのらくろに敵の砲弾があたり、のらくろは重傷を負う。
戦線に復帰したのらくろは豚勝将軍がこもる土古豚城を攻略する。
南京を攻略し、日中戦争(当時の呼称だと支那事変)の終了を予想してのストーリー展開なこだろう。