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田河水泡『のらくろ武勇談』講談社(1984/11/24)


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もとは昭和13年(1938)12月発行

日中戦争は南京攻略後も継続し、日本の東亜新秩序宣言が出た頃で、汪兆銘重慶を脱出した頃だ。

 

豚縣城を落とした猛犬連隊では、モール少佐が大隊長に、のらくろ大尉が中隊長になった。

 

のらくろのいる第二大隊は、最も険しいトンガラ山攻略を任された。のらくろの第5中隊も進撃する。

 

その途中でのらくろに敵の砲弾があたり、のらくろは重傷を負う。

 

戦線に復帰したのらくろは豚勝将軍がこもる土古豚城を攻略する。

 

南京を攻略し、日中戦争(当時の呼称だと支那事変)の終了を予想してのストーリー展開なこだろう。