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『草燃える』総集編を見てみた

 

U-NextでNHK大河ドラマ『草燃える』(総集編)を見た。

 

『鎌倉殿の13人』が終わり、子どもの頃に見た『草燃える』と比較してみたかったからだ。『草燃える』をリアルタイムで見ていたときは、源平合戦が終わり、御家人同士の戦いが始まるとよく理解できなかった。

大人になって見るとどうだろうか?

 

どちらも『吾妻鏡』がベースだから、ストーリーに大きな違いはない。『草燃える』では、滝田栄演じる架空の人物、伊東祐之が、義時の親友から最後は琵琶法師になる。

源頼朝は、私の中では石坂浩二がベストだと思う。何といっても『伝源頼朝像』に顔が似ている。

北条政子は、やはり岩下志麻がベストだと思う。小池栄子も頑張っていたが、肝の据わった迫力が違う。小池栄子は優しすぎる。

 

悪に染まった後の北条義時松平健の方が迫力ある。前半生の少し真面目なのんびりした次男坊という雰囲気は小栗旬だなぁ。

 

三浦義村はどちらの作品でも何を考えているかよくわからない策士ぶりがよく演じられている。

 

『鎌倉殿の13人』はストーリー展開が、わかりやすい。御家人を滅ぼすまでに、何回かに分けてストーリーを盛り上げて描いているからだ。『鎌倉殿の13人』なら子どもの私も理解できたと思う。

 

大河ドラマは戦国時代か明治維新が中心になりがちだが、10年程度の間に、同じ時代を繰り返し放送したらいいと思う。そうすることで、視聴者が自身の成長も感じることができる。