第595話『楽園の女』 (2019/12作品)
脚本協力:夏緑
ページ数:35ページ
依頼者:タイ王国軍最高司令官ソムポン・ダープ
ターゲット:若手実業家ワンチャイ・クーン
依頼金額:不明
殺害場所:インドのベンガル湾、ハヌマン諸島セントール島
殺害人数:1人
殺害相手:若手実業家ワンチャイ・クーン
H:0人
インドのベンガル湾、ハヌマン諸島沖をゴルゴ13が漁船に乗って進む。
漁師は止める。ゴルゴ13は4.8km離れた所から潜水して島に向かう。
泳ぎながらゴルゴ13はタイのバンコクでのタイ王国軍最高司令官ソムポン・ダープと会ったときのことを思い出す。標的は、ワンチャイ・クーン。軍事政権と対立する若手実業家だ。彼は日本の工場をバンコクに多数誘致したが、中国が自国に日本の工場を呼びたくて、ワンチャイ・クーンを排除しようとしたのだ。しかし、セントール島に墜落しワンチャイ・クーンの生死不明だった。セントール島は面積60平方キロで、住民およそ100名で、外界との交流を一切断っている。そこでゴルゴ13に依頼したのだ。
セントール島に潜入したゴルゴ13は、墜落した飛行機を発見した。パイロットの死は確認したが、ワンチャイ・クーンの死体はない。
ゴルゴ13は、ワンチャイ・クーンの元に向かう女モーを発見した。モーは英語が話せた。モーは逃げよう、と言ったが、ワンチャイ・クーンは、事業では求不得苦(ぐふとくく)に苦しんだが、この島に来て苦しみと執着から解き放たれたので、この島で人間として死にたい、と言った。
モーは、難破したヨットにあったスマートフォンで外界を知り、英語も話せるようになった。そして外界に出たいと思ったのだ。そして、モーとワンチャイ・クーンはSEXした。モーの体調が悪いようだった。モーが食糧を取りに小屋を出たとき、ゴルゴ13が小屋に侵入し、ワンチャイ・クーンのクビを折って殺した。
モーとともにゴルゴ13は、ヨットで沖に出た。沖には、ゴルゴ13を待っていた男がいてゴルゴ13はその船に乗り込み、モーを置き去りにした。
ソムポン・ダープは、依頼時に、なるべくセントール族を害さないように、という条件をつけた。彼らは5万5000年前にセントール島に渡り外界から隔離されてきたので、免疫がないからだった。ゴルゴ13は、そのため防護服で身を固めていた。
ゴルゴ13は、体調不良のモーを慮るが、何もしてやれず「・・・・・」と思うだけだった。
【感想】
インドのベンガル湾にあるセントール島のことは聞いたことがあった。そこでの任務を果たすゴルゴ13だが、残念ながらすでにモーは病気にかかってしまっていた。この後、この島の人達に感染してしまったのかどうかはわからないが、もし感染してしまったら、悲劇だ。感染が収まっていることを祈らずにはいられない。
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