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さいとう・たかを原作 さいとう・プロ作品 『ゴルゴ13』第628話 霧と薔薇の葬送(2023/05作品)

 

 

 

第628話 霧と薔薇の葬送(2023/05作品)

 

脚本協力:夏緑
ページ数:39ページ
依頼者:MI6のギャラガーからヒューム卿の執事ヒックス
ターゲット:エリザベス女王の国葬を邪魔する者達
依頼金額:不明
殺害場所:
  1)イギリス・ロンドンの雑居ビル
  2)イギリス・シュルーズベリーのビルドワス修道院前の橋
殺害人数:
  1)数百人
  2)5人
殺害対象:
  1)エリザベス女王の国葬を邪魔する者達
  2)エリザベス女王の国葬を邪魔する者達
H:0人

 

 イングランド、シュロップシャー州アイアンブリッジでタクシー運転手のブランブルが息を引き取った。孫娘のロザリーンがバーミンガムから帰ってきたが、祖父の死を見て泣いていた。

 葬式代に5000ポンド(約83万円)かかるが、ブランブルには貯金はなく、わずかな稼ぎも孫娘の学費と下宿代に消えていた。ロザリーンはまだ2年生になったばかりで、工学部の学費は1万ポンドもかかりアルバイトで払える額ではない。

 そこへブランブルのgPhone13proという携帯にお客さんからの電話がかかってきた。

ロンドン博物館のガード下に3時間後という指示だった。ロザリーンが祖父の代わりにタクシーを運転して向かった。ロンドン博物館へは120マイル(約190km)もあった。かけ直そうとしたが、その携帯電話にはボタンがなかった。カーナビを頼りに霧の中をロンドン博物館にロザリーンが向かった。

 時間ぴったりに傷ついたゴルゴ13が現れ、ベイストン・ヒルへ向かうよう指示した。ゴルゴ13はソーン・ブランブルは死んだのか、ときいた。ロザリーンは運転に関しては、ゲーミング・フェスティバルでカーレースゲーム部門で準優勝した腕前だった。

 場をなごませようとジョークを言うロザリーンだったが、ゴルゴ13にはウケなかった。後方から迫ってくる車を見て、ゴルゴ13は70マイルで走るよう指示した。霧の中で観光案内しようとするロザリーンだったが、ゴルゴ13は自分の指示通り一挙手一投足とも違えず運転しろ、と言う。

 時速80マイルでビルドワス修道院の遺跡を目指して走れ、とゴルゴ13が命じる。

 速度を落とさず左折し、ハンドルを右いっぱいに切ってフルブレーキを指示した。

 ロザリーンのタクシーはスピンして止まった。後方を追尾していた車は川に落ちた。

 ロザリーンが何か見ズに落ちたような音がした、と言うと、ゴルゴ13は大きな魚が跳ねただろう、と言って、ベイストン・ヒルに制限速度を守って進むよう指示した。

 ゴルゴ13は何万ポンド者大金を渡し、電話を棺に入れるよう指示した。

 ゴルゴ13は別な車に乗って移動していた。

 

 スコットランド・南部で、MI6の男ギャラガーが、新聞を読んでいた。エリザベス女王の国葬が書かれていた。

 雑居ビル爆発事件の続報も出ていた。外国人数百名が潜伏していて重火器を含む武器が運び込まれていた、との証言もあったが、警察の発表ではビルは完全に無人の廃墟で被害者はいなかった、とのことで、すでに事故現場は解体されていた。

 シュルーズベリーのビルドワス修道院前の橋の下で、外国人と見られる男性5名の遺体が発見された。遺体が迫撃砲のような重火器を持っていたとの目撃情報を地元警察が否定した。観光客のカメラの望遠レンズだった、と発表した。

 ヒックスがギャラガーの前に現れた。ギャラガーは、ロンドン橋作戦(オペレーション・ロンドン・ブリッジ)が滞りなく成功した、と報告した。

 ヒックスはヒューム卿の執事だった男だ。ギャラガーはヒューム卿にもヒックスにも嫌われていたが、Gへの連絡先を教えてほしい、と頼み、無視されると覚悟していた。しかしヒックスは、ギャラガーが昔会った時にギャラガーだけがヒューム卿の体調を案じてくれた、と言った。ギャラガーは、ヒックスの協力を得たが、Gが何者でMI6で何の連絡をしたのか、教えてほしい、と言った。ヒックスは「秘密は霧の中に・・・バラの下に(サブ・ローザ)・・・隠しておくのが紳士というものですよ。」と答えた。

 
【感想】
 エリザベス女王の国葬をオペレーション・ロンドン・ブリッジとして実施していたイギリスの情報機関。ギャラガーはGへの連絡をとるためにヒックスに連絡した。ヒックスがゴルゴ13に依頼した。ギャラガーのセリフから彼がゴルゴ13に会っていないのは明白だ。
 ゴルゴ13が任務後にどうやって脱出しているかがわかる作品だ。ゴルゴ13が依頼していたタクシー運転手のブランブルが死んでしまい、孫娘のロザリーンが代理を見事に果たす。彼女は明るく天然でかわいらしい女性だ。

 ゴルゴ13は初対面で彼女の実力を見抜いて命を預ける覚悟をよくしたものだ。

 霧の中でスピンターンをして、ゴルゴ13は助かったが、敵は橋の欄干から川に落ちてしまった。大きな魚が跳ねたのだろう、というゴルゴ13のセリフがいい。

 


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