
もくじはこちら
- p.5 FOCUS
- p.8 緊急点検 南海トラフ巨大地震
- p.18 発達障害の脳科学
- p.48 世界一美しいチョウ図鑑
- p.62 村山斉教授に聞く素粒子物理学の未来
- p.84 女子高校生ら5人 スイスで素粒子実験へ
- p.88 日本人宇宙飛行士が月面へ
- p.98 驚異の古代ローマ建築
- p.110 地球外生命はどこにいる?
- p.120 空の色彩科学
- p.132 核融合:1億度の希望
- 次号予告
p.5 FOCUS
系外惑星LHS1140bに液体の水が存在する可能性があるそうだ。
能に侵入する寄生虫トキソプラズマの遺伝子を改変し治療用の薬を運搬させることに成功したそうだ。理屈はわかるが、寄生虫トキソプラズマを利用するのは、少し抵抗がある。
ストーンヘンジの巨石は750km離れた所から海上輸送されたらしい。
カブトムシを模倣した飛行ロボットが開発されたそうだ。カブトムシが後翅を展開するメカニズムはこれまでわかっていなかったそうだ。筋肉を使用せず、後翅を展開しているそうだ。
国際深海科学掘削プロジェクトが1268mの穴を開けて上部マントルの物質採取に成功した。日本の地球深部探査船「ちきゅう」はマントルから物質を直接採取することを目指している。
p.8 緊急点検 南海トラフ巨大地震
南海トラフ巨大地震が発生した場合の津波の大きさ、巨大地震発生メカニズム、今後30年で70~80%の根拠などが解説されている。
九州東部から関東までを津波が襲い、震度5以上の揺れが襲う南海トラフ巨大地震。
起こらないでほしいが、こればかりは人間にはどうしようもない。
備えて祈るしかない。
p.18 発達障害の脳科学
発達障害は脳神経の発達具合で生じるもので大人になって発症することはないそうだ。
その点で鬱病などの精神疾患とは別だそうだ。
発達障害には「自閉スペクトラム症(ASD)」「注意欠如多動症(ADHD)」「学習障害(LD)」がある。
5歳くらいまでに、外界からの刺激に応じてシナプスの数が急激に増え、神経回路を増やしていく。その過程で「何度も繰り返される刺激」に反応するシナプスが強化され、それ以外のシナプスが除去される現象(シナプスの刈り込み)が起こる。発達障害は脳の刈り込みが十分に行われず過剰な神経回路が残っている場合があるそうだ。
「三つ子の魂百まで」という諺はこのことを現しているのかもしれない。
ASD、ADHD、LD発症のメカニズム、症状緩和法などもわかりやすいイラストで説明されている。
p.48 世界一美しいチョウ図鑑
『ウルトラQ』にモルフォ蝶の鱗粉を浴びて巨大化する話があるが、ここではモルフォ蝶の美しい鱗粉の写真や多数の美しい蝶の写真が並んでいて飽きない。
p.62 村山斉教授に聞く素粒子物理学の未来
2012年に「標準理論」が完成した。だが、ダークマターやダークエネルギーについては、まだわかっていない。また反物質がなぜ消えたのかもわかっていない。
素粒子物理学の最先端の状況とまだ残る謎をわかりやすく解説している。
p.84 女子高校生ら5人 スイスで素粒子実験へ
女子高校生ら5人がスイスで素粒子実験するとは・・・驚いたし、今後が楽しみだ。
p.88 日本人宇宙飛行士が月面へ
これもまた楽しみだ。私が生きている間に実現するといいなぁ
p.98 驚異の古代ローマ建築
約2000年前に建築されたローマの古代建築の写真集。どれも美しい。
p.110 地球外生命はどこにいる?
火星、木星の衛星エウロパ、ガニメデ、土星の衛星エンケラドゥス、タイタン、太陽系外など、それぞれの環境でどんな生命が考えられるか推理している。
私の推理では、いずれにしても微生物で、宇宙人みたいな生物ではないと思う。そうなると発見するのは手間だし、地球の微生物を持ち込まないよう、細心の注意が必要になるだろう。
p.120 空の色彩科学
富士山の夕焼け、ブロッケンの妖怪、太陽柱と光柱、虹や雷、オーロラ、スプライトや巨大ジェット、蜃気楼や彩雲などの美しい写真は見ているだけで飽きない。
p.132 核融合:1億度の希望
核融合の安全性や現状をITER国際核融合エネルギー機構 副機構兆の鎌田裕博士が質問に答えている。シンポジウムは申し込めば無料でサイトで配信中だ。
商用核融合が実現できたら、現代のエネルギー問題はだいぶ解決するだろうから、早く実現するといい。
次号予告
次号の特集は「不老不死のサイエンス」「宇宙はいくつあるのか?」だ。
どちらも楽しみだ。
