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さいとう・たかを『ゴルゴ13 67 ロシア・クライシス』(リイド社)(SPコミックスコンパクト)(2005/09/30)

Amazon紙版へのリンク

 

表紙
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もくじ


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SPコミックスコンパクトは、文庫サイズで、中に含まれる話は、SPコミックス版と異なり、最初のうちは、発表順となっている。

SPコミックス版にはない、SPコミックスコンパクト独自として、杉森昌武氏の解説が入っている。杉森昌武氏は、ゴルゴ13研究家兼デューク東郷研究所所長、『THEゴルゴ学』(小学館)編集総監督だ。

解説だけでない。

SPコミックス版にはない、構成、脚本、構図、作画、担当者それぞれのスタッフの名前がきちんと入っている。

なお、それぞれの話の内容は、SPコミックス版を参照するようリンクだけを貼っておく。

第256話 楽園の汚染(1987/11作品)


第257話 隠されたメッセージ(1987/12作品)


第258話 ロシア・クライシス(1988/01作品)


第261話 西経一七五度(1988/03作品)

 

解説:杉森昌武

 駅のホームや車内で化粧をする若い女性が目立ってきた。日本人が本当に世間体を気にしなくなったとするならば、それはある意味で歓迎すべき事かもしれない、と杉森昌武氏が書いている。ただ、駅や電車の中が世間のうちに入っていないとしたら、その感覚は「旅の恥はかき捨て」に近いかもしれない。その点、ゴルゴ13の辞書には「世間体」などという言葉はない。

 
第256話 楽園の汚染
 最大の見どころは、ゴルゴ13がSMプレイにつきあわされてムチ打たれるシーンだ。ゴルゴ13の「通行のじゃまだ・・・よそへ行ってやれ・・・」「・・・ふしぎな所に、警察があるんだな・・・」というセリフが面白い。

 ゴルゴ13が毒エイのしっぽによる拷問前に脱出したのは、たまたまそういうタイミングだったのか、毒エイのしっぽはごめんだったからなのか?

 
第257話 隠されたメッセージ
 今回の依頼は、「陰謀の首謀者を始末してほしい」だったが、条文に仕組まれた陰謀そのものまで始末した。ゴルゴ13は依頼以外の仕事はしないのだが、時折、こういう「顧客サービス」をする。それにしても条文のカンマのトリックに思いいたるとはやはりゴルゴ13は天才だろう。
 
第258話 ロシア・クライシス
 杉森昌武氏は、キリールを「ああ言えば・・・祐」と言われた人に例えている。また、今回、ゴルゴ13が1度の仕事で殺した人数2000人は最高だろう。

 
第261話 西経一七五度
 標的に日付変更線を越えさせて一日前に戻し、結果的に依頼の刻限までに標的を殺害したゴルゴ13のアイデアには脱帽する。ホリーズとの対決も見てみたかった。

 

データ一覧

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