第627話 刃の裁き(2023/04作品)
脚本協力:加来時丸
ページ数:78ページ
依頼者:INSCOM(米国陸軍情報保全コマンド)の大尉
ターゲット:超能力者居島光来と双子の息子、光文と光賢
依頼金額:不明
殺害場所:日本 伊豆半島のお椀山火口
殺害人数:2人
殺害相手:超能力者居島光来の双子の息子、光文と光賢
H:0人
Part1 スターゲイト・プロジェクト
ワシントンD.C.でゴルゴ13が、依頼人INSCOM(米国陸軍情報保全コマンド)の大尉が、ゴルゴ13に話をしていた。
標的は10年前にアフガンに派遣された情報将校リー・マルサリス中尉だ。彼はタリバンに捕まり消息不明だったが、タリバンに寝返っていた。
米軍が2021年に完全撤退したためアフガニスタンは米軍にとって、もはや"他人の家"だった。
その時、電話が入り、マルサリスを発見し現地のCIA工作員が爆殺した、とのことだった。
日本屈指の超能力者(サイキック)の居島光来(いじまこうらい)がCIAの招聘に応じ、遠隔透視でマルサリスを探し出したのだ。
スターゲイト・プロジェクトとは1970年代に超能力の軍事利用研究のことだ。
ゴルゴ13は「戦い(戦争)から遠ざかると軍部は鈍(なま)るな。」と言って部屋を出た。
Part2 超能力者(サイキック)・居島光来
ワシントン・ダレス国際空港でゴルゴ13が、車椅子の居島光来と会った。
居島光来には双子の息子がいた。名前は光文と光賢だった。
Part3 二度目の依頼
一週間後、東京で、依頼人INSCOM(米国陸軍情報保全コマンド)の大尉が、ゴルゴ13に会った。
居島光来の息子達がマルサリスの件を日刊紙ニューヨークジャーナルに売り込もうとしていた。
暴露されると米陸軍としてはダメージを受けるので、光文、光賢、そして無実の光来も含めて、3人を始末してほしい、と依頼した。
ゴルゴ13は、俺のやり方でこの件を進める、と言って引き受けた。
Part4 双子の企み
光文、光賢はマッサージに行っていた。そこで、光文はもうすぐニューヨークから正義の味方がやって来て、彼らが真実を語ると正当な対価がもらえるその前祝いだ、と言った。
Part5 半分ずつの器
居島光来の家をゴルゴ13が訪ねた。
ゴルゴ13は、双子が何をしようとしているか、光来に話した。光来は息子達がやろうとしていたことを知らなかった。
Part6 見事な刀
ゴルゴ13は光来の刀を見る。
銘はないが、相州伝の逸品だった。
光来が行う次の"禊ぎの集い"は三日後、伊豆半島のお椀山火口で行う予定だった。
Part7 AIアシストに導かれ
ゴルゴ13は、車に乗り、AIに語りかけ、第583話『ホワイトハッカー』、第593話『AIメティス』に登場したショーン・鍛冶屋に電話をつなぐ。
ゴルゴ13はAIに十三郎と名乗っていた。
ゴルゴ13はショーン・鍛冶屋にさらにアップグレードしろ、と命じた。
ゴルゴ13はお椀山の情報をAIから得た。
Part8 撮影許可
三日後、リフトで、居島光来と光文と光賢らがお椀山を上っていく。
ニューヨークジャーナルの撮影スタッフ椿と名乗ったゴルゴ13が、撮影許可が下りていないがどうなっている、と光文と光賢らに、聞いた。
居島光来が、撮影を許可する、と言った。
Part9 禊ぎの集い
刀粛の儀式が始まった。ゴルゴ13がカメラに仕込んだ銃を撃った。
弾丸が刀に命中し、2つに斬れて光文と光賢の額に命中した。
騒乱の中、ゴルゴ13が撮った写真の中に犯人の手がかりがあるかもしれない、ということで、ゴルゴ13が先に下山した。
ゴルゴ13はカメラをパトカーのボンネットに置いて去った。
居島光来は、「あなた(ゴルゴ13)はこの私に、最も厳しい裁きを下したのですね?すべてを失った私に、それでも生きろ、と・・・」と心の中で思い、涙を流した。
【感想】
超能力については、その存在有無が昔から言われているが、『ゴルゴ13』では何人か登場する。
居島光来もホンモノの超能力者のようだ。
ゴルゴ13は、超能力者居島光来と双子の息子光文と光賢の3人を依頼されたが、居島光来は殺さなかった。
無実だからだろう。しかしそれは光来にとって死よりも辛いことだ。
父親にとっては辛い物語だ。
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