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さいとう・たかを『ゴルゴ13 90 200年の輪廻』(リイド社)(1994/05/06)

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第277話 200年の輪廻(1989/09作品)

脚本協力:氷室勲
ページ数:131ページ
依頼者:
  1)石油会社社長ルロワ
  2)石油会社社長ルロワ
  3)大統領府の男
ターゲット:
  1)革命200年祭初代委員長のミシェル・バロワン
  2)革命200年祭第2代委員長のエドガー・フォール
  3)フランス美術館総局局長、ルーブル美術館首席理事であるベルナール・エルデュー
依頼金額:
  1)不明
  2)不明
  3)100万フランスフラン(約2200万円)と2人の200年祭委員長殺害にかかっている容疑の除去
殺害場所:
  1)不明
  2)フランス パリの病院
  3)国名
殺害人数:
  1)1人
  2)1人
  3)1人
殺害相手:
  1)革命200年祭初代委員長のミシェル・バロワン
  2)革命200年祭第2代委員長のエドガー・フォール
  3)フランス美術館総局局長、ルーブル美術館首席理事であるベルナール・エルデュー
H:0人

 1988年2月フランス パリで、ゴルゴ13が、依頼人と会っていた。これが二度目だが、依頼人は新たな仕事の依頼だと説明した。
 標的は革命200年祭第2代委員長のエドガー・フォールだ。
 フォールは入院中だが、声なき怒りを示すためにフォールを殺すのだった。
 看護婦で恋人のイボンヌがフォール担当のカメラマンがスクープを撮ろうとしていたが、ゴルゴ13が手刀で気絶させた。
 イボンヌがカーテンを開けるとそこからゴルゴ13の銃弾がフォールを貫いた。

Part1 発見された日記
 1989年7月14日、フランス共和国は建国200年を迎えた。バスチーユ牢獄襲撃に始まるフランス革命開始を記念していこの日になっているのだ。
 狭義には1789~1794年、広義には~1815年のナポレオン没落までを指す。
 ルーブル美術館のガラスのピラミッドが目玉である。
 
 フランス美術館総局局長、ルーブル美術館首席理事であるベルナール・エルデューに、ナポレオン広場の工事現場での大発見の報告が上がった。
 それはネッケル財務総監の娘で女流作家のスタール夫人の日記だ。
 日記が本物で今までの史書をひっくり返すようなことが書かれていたらどうする、という話もあったが、ベルナール・エルデューは、自分が日記を預かり補修する、と言った。
 エルデューは腕が良くて口の堅いマノンに修復を依頼した。
 
Part2 パリ市警への圧力
 看護婦のイボンヌとカメラマンのジャンはパリ市警から取り調べを受けていた。
 パリ市警ではソレイユ・パレストーラは、地方警察署時代に怪盗メスリーヌの捜査を指揮して名をはせた。
 彼女に、イボンヌとジャンの捜査状況が報告された。
 大統領府のバウラが彼女のもとにやってきた。彼はソレイユ・パレストーラにフォール氏は病死だったことにしてほしい、と言った。
 大統領の決断だった。ソレイユ・パレストーラは、納得していないが、今は自重する、と悔しそうに言った。
 
Part3 関係者の動き
 エリゼ宮・大統領府で、大統領にバウラが報告していた。DSTはゴルゴ13の仕事だとみていた。
 大統領は、ゴルゴ13に依頼したのが誰か推測する。ゴルゴ13への依頼者が何者かフリーメーソンか、動機は左寄りの人間を二代目にしたことへの怒りか、と想像する。
 DSTによって、ジャンとイボンヌはクスリのやりすぎで死んだ。
 ソレイユ・パレストーラは、緊急で本部に戻されることになった。
 スタール夫人の日記は、マノンが補修していた。
 
Part4 修復された日記
 内務省国家警察総局に、ソレイユ・パレストーラが着任した。
 正式な肩書きは刑事局美術品盗難捜査室長で階級は警視正だった。彼女のおじはベルナール・エルデューだった。
 マノンはエルデューを呼び、スタール夫人の日記に書かれた驚きの記述について、話し始めた。
 ルイ16世処刑の際、賛成が361票、反対が360票だった。この時ルイ16世のいとこのオルレアン公は死刑に賛成していた。
 通説はリベラルな立場と政治的野心から死刑に賛成した、というのだが、スタール夫人の日記では、オルレアン公フィリップ・エガリテは棄権するつもりで家を出て、"カルロスからの贈り物"がエガリテの決意を変えさせた、と書いてあったのだ。
 "カルロスからの贈り物"とは、スペインのカルロス4世だろうと、マノンは推理した。
 その先に「ダヴィッドにこの破廉恥な男の絵を描かせようと思いついた」と書かれていた。
 エルデューは、ダヴィッド作のオルレアン公をヒトラーが半世紀前に持っていたことを思い出した。
 革命200年祭第3代委員長にジャンノエル・ジャロネーに決まった。
 ゴルゴ13に依頼した男は初めからこういう人選をすればフォールも天寿を全うできたのだ、とつぶやく。
 
Part5 "耳の傷"の思い出
 1940年6月、パリにドイツ軍が迫っている時、パリでエルデューは、模写をしていた。
 ヒトラーはパリに入城し一枚の絵を入手した。
 
Part6 "絵"の裏の文字
 エルデューが模写をしているところにドイツ軍がやって来てヒトラーの前に連行された。
 ヒトラーが入手した絵について誰の作品かきかれた。その時エルデューは左耳に銃撃された。
 その絵はダヴィッドの作品で、絵の裏に"友人のスタール夫人の依頼でこの絵を描く・・・カルロスからシャボーへ50万、シャボーからエガリテへ50万・・・いとこを売って50万・・・フィリップ・エガリテは果報者"とあった。
 エルデューはスタール夫人がネッケルの娘で作家だったこと、オルレアン公がルイ16世のいとこでルイ16世死刑に賛成の一票を入れたことを話した。
 カルロスとシャボーはわからない、と答えた。
 オルレアン公の絵をじっと見るヒトラーだった。
 
 当時はエルデューは絵のことしかわからなかったが、今は、スペイン国王カルロス4世が50万リーヴルでジロンド派幹部のシャボーを買収しルイ16世死刑の流れを変えようとしたが、シャボーは信念を変えず逆に受け取った50万リーヴルでエガリテを買収した。
 カルロス4世の50万リーヴルは狙いとは逆にルイ16世をギロチンに送ったのだ。
 オルレアン河野息子ルイ・フィリップは"株屋の王"とまで言われていた。
 マノンは、今フランスではミッテラン側近が起こしたペシネー事件で揺れているのでこの日記が出るのはまずい、と言った。
 エルデューはこの日記の事実を絶対に発表する、と言った。
 マノンは、この日記だけ発表しても誰も信じないだろうが、オルレアン公の絵があれば確かな証拠になる、と言った。
 しかしオルレアン公の絵は行方不明になっていた。
 
Part7 ルーブル美術館のキツネ
 内務省国家警察総局で、強奪された絵画が日本で見つかったので、ソレイユ・パレストーラは、部下と共に日本に行くことにした。
 ルーブル美術館では、エルデューはスタール夫人の日記修復が終わったが大したことは書かれていなかった、とルーブル美術館の理事のフェレルに答えた。
 
Part8 "キツネ"の情報
 ルーブル美術館の理事のフェレルは、バウラとジャローネに会い、スタール夫人の日記が発見されたことを話した。
 日記が革命200年祭に水を差す内容だと困る、と言う二人だった。
 
Part9 日本に来た美人警視正
 ソレイユ・パレストーラを警視庁のオカムラが迎えた。
 雑談中にオカムラは、200年祭委員長のフォールの死がゴルゴ13の仕事だという話をした。
 ソレイユ・パレストーラは、ゴルゴ13のことを知らなかったので、何者か、ときいた。
 オカムラはゴルゴ13について、またメスリーヌを売った男が殺された事件がゴルゴ13の仕事だと話した。
 
Part10 奪われた"日記"
 マノンとエルデューは、オルレアン公の絵の話をしていた。
 車で去ったエルデューはマノンの家のそばに1台の車が停まっていたことが気になり戻ってみると、マノンがクスリを注射されて殺されていた。
 ゴルゴ13が依頼者に会った。
 
Part11 "ヤクザ"の証言
 ソレイユ・パレストーラが、絵を仲介したヤクザに会った。
 ヤクザはジャックという通り名で呼ばれる男に絵を売ったと話した。
 
Part12 打てる手はすべて・・・
 フランスのパリで、大統領はスタール夫人の日記の発表を止めようとしていた。
 ペシネー事件と比較され面白おかしく書かれることを恐れたのだ。
 そしてダヴィッドの絵がどこにあるか、質問したが、その絵がどこにあるかはわかっていなかった。
 
Part13 現れたオルレアン公
 エルデューがソレイユ・パレストーラを出迎えた。彼女は、ジャックという通り名の絵画コレクターをエルデューに質問した。
 石油会社社長のジャック・ルロワだろう、とエルデューは答えた。
 エルデューはソレイユ・パレストーラに同行することにした。
 ルロワの席の後ろにはダヴィッドのオルレアン公の肖像が飾ってあった。
 ルロワは日本で発見し私財で買い戻した、という線でソレイユ・パレストーラと話をつけた。
 ソレイユ・パレストーラを帰した後、エルデューはルロワにオルレアン公の絵について質問した。
 エルデューはオルレアン公の絵について話し、日記が奪われマノンが殺されたことも話した。
 そして絵を譲ってほしい、いや貸してくれるだけでいい、と言い謝礼の条件も話した。
 
Part14 貴族の名誉
 大統領の部下はゴルゴ13に、フランス美術館総局局長、ルーブル美術館首席理事であるベルナール・エルデュー狙撃を依頼した。
 報酬は、100万フランスフラン(約2200万円)と2人の200年祭委員長殺害にかかっている容疑の除去だった。
 
Part15 大フィーバーの中で
 1989年7月14日、パリではパレードが催されていた。
 馬車に乗って橋の上を通るエルデューを、橋からゴルゴ13が川面に銃弾を反跳させて射殺した。
 
Part16 エルデュー氏のメッセージ
 ルロワはオルレアン公の絵をソレイユ・パレストーラ警視正に送ることを秘書に依頼した。また、秘書にエルデューが置いていった証書を出させた。
 その証書にはベルナール・エルデューが死亡の際は、この証書の持参人に無条件で100万フランが支払われる、とあった。
 ソレイユ・パレストーラは、エルデューの死体と会っていた。
 そこにエルデューの弁護士が訪ねてきた。
 エルデューのメッセージは大きな封筒と一点の油絵が届くからそれをル・モンドに届けてほしい、と書いてあった。
 
Part17 "秘密"は楽しむもの・・・
 ソレイユ・パレストーラ警視正に届くはずの油絵だったが、配達人が入口で襲われてしまい奪われた。
 奪ったのはルロワだった。しかもエルデューの保険金も懐にしてしまった。
 フランス革命史を修正する正誤表のような絵の秘密をしばらくひとりで楽しむ、とうそぶくルロワだった。

 

【感想】
 フランス革命史を巡る攻防にゴルゴ13が絡んだ重層的な作品だ。
 エルデューはルロワに絵のことを託したがルロワがあっさりと裏切った。ルイ16世が処刑されたときの投票と重なる。
 絵の背後にはいろいろな歴史と物語がついてまわるものだ。この作品はフィクションだが、オルレアン公の絵を見ると、この作品が重なっていくことだろう。
 

 

増刊第18話 ワシントン・秘密工作 大統領はお元気?(1988/11作品)

脚本協力:K・元美津
ページ数:49ページ
依頼者:CIAのDDO(CIAの秘密作戦室)部長 ウイリアムズ
ターゲット:元CIAコンピューター技師のハリー・ローゼンバーグ
依頼金額:不明
殺害場所:アメリカ ホワイトハウス前
殺害人数:1人
殺害相手:元CIAコンピューター技師のハリー・ローゼンバーグ
H:0人

 

Part1 元CIA要員の依頼
 アメリカのワシントンでゴルゴ13がCIAを辞めて4日目のウイリアムズと会った。
 彼はDDO(CIAの秘密作戦室)部長で、コンピューター室からレインボー・221という機密資料が盗まれた責任をとって辞めさせられたのだ。
 レインボー・221は1991年度のNATO群の予想配置計画だった。
 犯人は部下だったコンピューター技師のハリー・ローゼンバーグだった。彼は機密情報を奪ったがカネにする方法がわからず、ウイリアムズに接触してきたのだ。
 ウイリアムズはハリーと会うことにした。ゴルゴ13に隠しマイクの会話を聞いてもらうことにした。
 
Part2 "レインボー・221"
 ハリーのトモダチのジャネットがウイリアムズと会った。ウイリアムズはアナトーリ・ラシコフという駐米ソ連大使館詰めのソ連外交官が買い取ることになっている、と話した。
 ラシコフが50万ドル支払うとウイリアムズは言った。
 ハリーからウイリアムズに電話を入れればいいこと、ものを渡したら50万ドルを受け取り引き完了だ。
 その後、ラシコフは狙撃される、とウイリアムズは言った。ハリーには殺人事件に巻きこまれないようにしろ、と伝えろ、とウイリアムズがジャネットに言った。
 その後で25万ドルをウイリアムズに振り込むことを忘れるな、とウイリアムズはジャネットに言った。
 その様子をハリーは双眼鏡で見ていた。
 
Part3 夢を見る二人
 ハリーはウイリアムズに電話した。
 ラシコフから時間と場所について直接ハリーと話したい、と連絡があった、とウイリアムズが言った。
 ラシコフは、午後1時、場所はホワイトハウス前の広場、とハリーに話した。
 ラシコフは、服装や合言葉"大統領はお元気?"をハリーに伝えた。
 ウイリアムズに連絡しないと、と言うハリーにジャネットは、その必要はない、と言う。
 
Part4 ホワイトハウス前
 ラシコフと会って合言葉を伝えたハリーはレインボー・221を渡す。
 金が入ったバッグを受け取ったが中身は本だった。
 その時、ゴルゴ13の銃弾がハリーを撃ち抜いた。
 
Part5 待つ者、去る者・・・
 空港でゴルゴ13とウイリアムズが会った。
 ウイリアムズがCIAを辞めたのはハリーとレインボー・221を引っ張り出すためのトリックだった、とウイリアムズがゴルゴ13に言った。
 ジャネットは待っても来ないハリーを待っていた。
 

【感想】
 ハリー・ローゼンバーグ抹殺シーンは、『ゴルゴ13』にしては珍しく、まるで古賀新一か楳図かずおのホラー漫画のような描写で5コマも使っている。
 ゴルゴ13のルールから逸脱している描写がいくつかある。
 ウイリアムズが投げた缶ビール(?)を受け取り、ゴルゴ13は口にしている。
 ウイリアムズがCIAを辞めたのは嘘だったが、依頼時の嘘を許している。
 依頼者と同じ案件で二度会わないのにウイリアムズと会っている。
 ウイリアムズとゴルゴ13の間に何があったかはわからないが、ウイリアムズはゴルゴ13に対して「俺たちは友達だろ・・?」と言ったり「たまには笑えよ、デューク!」と言ったりしている。
 ゴルゴ13がウイリアムズに命を救われるような借りがあって許しているのだろう。
 

 

 

第296話 F-1サーカス(1991/04作品)

脚本協力:犬丸らん
ページ数:70ページ
依頼者:澤田自動車 澤田社長
ターゲット:フィリップス・サワダのレネが乗るF-1をリタイアさせること
依頼金額:不明
殺害場所:日本 鈴鹿サーキット
殺害人数:0人
狙撃対象:フィリップス・サワダのレネが乗るF-1をリタイアさせること
H:0人

 

 F-1グランプリは年間16回、世界各地で行われるが、各チームのスタッフ、エンジニア、ドライバー、FISA・FOCAの役員、ジャーナリストなど約1000名の人々がサーキットを回る。
 各チームのトランスポーターやテントが立ち並び、F-1サーカスとも呼ばれている。
 
Part1 チェッカー無きレース
 ポルトガル、エストリル・サーキットでは、ティレルチームカラフェラーリへ移籍するジャン・アレジの話でもちきりだった。
 アレジの後任のドライバーはステファノ・モデナで、エンジンはサワダが供給することになった。
 ポール・ポジションはナイジェル・マンセル、二番がアラン・プロスト、フィリップス・サワダのレネとヴォルフは三番、四番だった。
 マンセルのマシンがホイールスピンした。
 フィリップス・サワダのレネがトップに立った。フィリップス・サワダのエンジン部門リーダーは小西良雄、チーム全体の指揮はロバト・スミスだった。
 クラッシュが発生し、F-1ポルトガル・グランプリはチェッカー・フラッグが振られずに終了した。
 一位マンセル、二位レネ、三位プロストだった。
 この結果、次のスペイン・グランプリでレネが勝てばチャンピオンになる。もしリタイアしてもプロストが三位以下ならチャンピオンになるのだ。
 
Part2 脅迫電話
 レネと小西良雄が食事をしているところに脅迫電話がかかってきた。
 この脅迫電話にかかわらず、レネとサワダには様々な圧力がかかっていた。
 次のレースで、サーキット場で決着をつけるしかない、と決意を固める二人だった。
 
Part3 エンジン・テスト
 スペイン・グランプリではフィリップス・サワダのレネとヴォルフがリタイアし、フェラーリのプロストとマンセルが一位、二位を獲得し、年間チャンピオン争いは日本グランプリの鈴鹿サーキットに持ち込まれた。
 日本グランプリのために日本に戻ってきた小西良雄に研究所副所長のポジションを用意してある、という話があった。
 
Part4 社長命令
 日本に戻った小西良雄たちフィリップス・サワダ・チームは澤田自動車本社に挨拶した。
 小西良雄は、澤田社長に夜の会食に呼ばれた。
 そこで澤田社長は、小西良雄に、鈴鹿のレースは捨ててくれ、と言った。
 フェラーリにチャンピオンを譲れ、と言うのだ。
 FISAがサワダ・バッシングをしているのだ。
 1986年のレギュレーション改定時にFISA会長のジャン・ピエール・バリーが差別的・屈辱的な言葉を発したことを思い出す二人だった。
 小西良雄は勝利を自分の手で投げ捨てるようなマネはできない、と言って席を立った。
 澤田社長は電話をかけた。
 
Part5 社長の逢った男
 澤田社長はゴルゴ13に逢った。標的はF-1マシーンだった。ベルナルド・レネのマシーンを狙撃しリタイアさせてほしいというのが依頼だった。
 ゴルゴ13は引き受けた。
 銃弾を残さないようにリタイアさせる方法を考えるゴルゴ13だった。
 
Part6 勝利なきチャンピオン
 鈴鹿サーキットで、レースが始まった。
 ゴルゴ13の狙撃で、レネとプロストのマシンがリタイアした。
 これでドライバーズ・チャンピオンはレネになった。
 二週目、ヴォルフがリタイアした。マンセルもマシントラブルでリタイアした。
 コンストラクターズ・チャンピオンもフィリップス・サワダになった。
 鈴木亜久里が三位入賞した。


【感想】
 アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、ジャン・アレジ、ステファノ・モデナ、ヴォルフ、鈴木亜久里など実在のF-1ドライバーが多数登場する。
 ベルナルド・レネは、アイルトン・セナだろう。澤田自動車はホンダだろう。
 この頃、F-1で勝ち続けるホンダに対するバッシングが凄かったのを思い出す。
 F-1だけでなく日本車全体に対する差別的な行動、屈辱的な言葉などを思い出す。
 澤田自動車の澤田社長の苦渋の決断やその心境もわかる。
 ゴルゴ13がF-1レースに決着をつける狙撃をして、文句のつけようのない結論を導いた。
 さすがはゴルゴ13だ。

 

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