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さいとう・たかを『ゴルゴ13 32 帝王の罠』(リイド社)(1979/04/05)

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====もくじ=====

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第108話 帝王の罠(1976/06作品)

ページ数:133ページ

依頼者:

  1)ドーソン会長の息子ロバート

  2)ドーソン・カンパニーの専務フレッチャーとその部下
ターゲット:

  1)ドーソン会長の息子ロバート

  2)世界の34か国で石油をくみ出し100か国以上に供給している多国籍(グローバル)企業ドーソンを一代で築いたレオナード・ドーソン会長
依頼金額:

  1)不明

  2)不明

殺害場所:

  1)ゴルフ場

  2)ドーソン・ビル152階

  3)ドーソン・ビル屋上

  4)ドーソン・ビルのエレベーター

  5)ロバート・ドーソンの墓前

  6)不明

殺害人数:

  1)1

  2)7人

  3)5人

  4)15人

  5)1人

  6)1人

殺害相手:

  1)ドーソン会長の息子ロバート

  2)中国武術の達人と6人の警備員

  3)警備員3人とヘリの乗員2人

  4)ニューヨーク市警の警官15人(うち一人はロック)

  5)世界の34か国で石油をくみ出し100か国以上に供給している多国籍(グローバル)企業ドーソンを一代で築いたレオナード・ドーソン会長

  6)ドーソン・カンパニーの専務フレッチャー

H:0人

 

Part1 怪人の死に場所
 ミネソタ州・ダルース-U.S.A.-

 二人の白人の男と会ったゴルゴ13。標的は世界の34か国で石油をくみ出し100か国以上に供給している多国籍(グローバル)企業ドーソンを一代で築いたレオナード・ドーソン会長だ。

 明後日の省吾、1時のパンナム機で中東へ旅立つ直前を狙うのだ。

 二人の依頼人は、ドーソン・カンパニーの専務とその部下だ。

 

Part2 ドーソン城

 ニューヨークの、ドーソン城と呼ばれる厳しい警備態勢を敷くドーソン・ビル近くのホテルに入ったゴルゴ13。狙撃の条件として、ドーソン会長が通勤時に使うヘリコプターを撃墜するのは、無関係な市民を巻きこむので絶対にしないことだった。

 ドーソン会長がユダヤ人でありながらアラブと手を組んでいたため、イスラエルに二度も襲われたため、厳戒態勢を敷いているのだった。

 

Part3 愛(いと)しの”あいつ”

 酒場で千ドルの借金で愛するヘリコプターを手放したジャックという男が飲んだくれていた。ゴルゴ13は彼のヘリコプターを取り返した。

 

Part4 大統領専用機!?

 ゴルゴ13は、ジャックが薬をやっていないか身体検査をした。報酬は1万ドル。ヘリには大統領の紋章をつけるようゴルゴ13が指示した。

 

Part5 奴に憎悪をこめて!

 ドーソン・カンパニーの専務フレッチャーが、ニューヨーク市警と協力してゴルゴ13迎撃準備を整えた、とドーソン会長に報告した。ドーソンは息子ロバートを、ゴルゴ13にゴルフ場で狙撃されて、失っており、その復讐のために、今回の計画を立てたのだ。

 

Part6 鉄壁の守り

 ドーソン会長専用機のサムが本社へ直行するため離陸した後、ゴルゴ13がパイロットに拳銃を突きつけた。

 ニューヨーク市警のメンバーがあちこちで待機していた。

 

Part7 そしてヘリは到着した

 ジャックはハンバーガー・ショップで食事をして道路を横断中に自動車にひき殺された!!

 ゴルゴ13はドーソン会長専用機のサムを縛り上げ猿ぐつわをして、自身がドーソン・ビルの屋上に降り立った。

 その様子を監視カメラの映像で見たドーソン会長とフレッチャー専務。ゴルゴ13をビル内に入れてヘリポートの扉を封鎖するよう指示した。ゴルゴ13は金属製の物品を持っていなかった。そして152階で中国武術の達人がいる部屋に閉じ込めた。

 中国武術の達人はヌンチャク2組でゴルゴ13と戦うが、ゴルゴ13が持っていた竹製のナイフで殺された。

 武装した警備員6人が部屋に入ってきたが、ゴルゴ13は、彼等の一人からマシンガンを奪い、全員射殺した。

 ゴルゴ13は窓を破壊し外に出て、ドーソン会長の部屋の窓に立つ。部屋の中から銃撃されるが、防弾ガラスがゴルゴ13を守る。

 ゴルゴ13が屋上のヘリポートに上がると、屋上のヘリコプターが爆破された。

 屋上に上がってきた武装警備員3人をゴルゴ13が瞬時に射殺した。

 

Part8 ジャックのヘリは来ない

 ゴルゴ13はジャックに午後0時にドーソン・ビル上空に来てひと騒ぎが起こっていたらゴルゴ13を拾うこと、起こっていなくて会長のヘリが飛び去ったら引き返せ、と指示していた。

 だが、ジャックは午後12時8分になっても来なかった。

 

Part9 死体置き場のジャック

 その頃、交通事故にあった死体がジャックだ、と酒場の男が証言していた。

 

Part10 プロの本番

 屋上に近づいたニューヨーク市警のヘリコプターをゴルゴ13が撃墜した。

 ビルの人間は全員避難し、ドーソン会長も安全地帯へ避難した。ここからはニューヨーク市警対ゴルゴ13の戦いだ。

 

Part11 絶体絶命のG

 ドーソン・ビル屋上に閉じ込められたゴルゴ13は、窓拭き用のゴンドラに乗る。それはニューヨーク市警が仕掛けた罠だった。狙撃犯3名がゴンドラ内のゴルゴ13を狙うが、ゴンドラ内に標的がいなかった。

 ゴルゴ13は窓に立っていたのだ。窓を割ってビル内に入ったゴルゴ13は、地図を見て脱出口を確認する。

 

Part12 敵中降下!!

 ニューヨーク市警の警官3名がエレベーターで30階に向かう。

 3人の警官(うち一人はロックという名前)はゴルゴ13によって射殺された。

 ゴルゴ13はそのエレベーターに乗り、降りていく。

 全てのフロアーが封鎖されているのでニューヨーク市警が待つ階(玄関口か地下1階の駐車場か地下2階の動力室)まで下りるしかないのだった。

 

Part13 地獄の底

 ゴルゴ13が乗ったエレベーターが1階で止まった。ドアが開くとニューヨーク市警の警官達がすかさず銃撃した。しかしそこにはゴルゴ13はいなかった。

 ゴルゴ13はエレベーターの縦穴をつたって地下1階に向かっていた。

 エレベーターのドアから覗いた警官二人をゴルゴ13が射殺した。二人の死体はエレベーターの天井に落ちてきた。

 ニューヨーク市警は催涙弾を使うことにした。

 

Part14 ”底”から消えたG

 ゴルゴ13は一人の遺体から警官の制服を奪い、自分が着て、その死体をエレベーターの縦穴に隠した。エレベーターのドアに爆弾を仕掛けた。

 その爆弾が爆発し2人が死んだ。

 そのドアから下を覗いた警官は警官二人の死体を発見した。ゴルゴ13の姿は見えない。ゴルゴ13が上に逃げたと判断したニューヨーク市警は、地下2階に数人、地下1階に数人残し、1階に人数を集める。

 警官2人が倒れているのを見つけた警官が2人を助けに行く。1人はゴルゴ13だった。ゴルゴ13は8人の警官を射殺して逃走した。

 

Part15 復讐ならず

 ドーソン会長は、フレッチャー専務から、ゴルゴ13に逃げられたことを聞いた。力を落とすドーソン会長だった。

 

Part16 ロバートの遺書

 息子ロバートの墓前に立つドーソン会長。そこにロバートの顧問弁護士がやって来て、ロバートの遺書を渡した。亡くなる2日前に顧問弁護士の元を訪れ、ロバートの死後6か月経過したらドーソン会長に見せるように、という依頼だった。そこには、ロバートが自分を殺すようにゴルゴ13に依頼した、と書いてあった。

 

Part17 契約遂行!!

 ドーソン会長に、これから契約を遂行する、と電話が入った。

 ドーソンは、「撃て-っ!!ゴルゴ13ー!!」と叫ぶ。

 ドーソン会長の死を聞いたフレッチャー専務は、「依頼者に二度会うことはない・・・二度会うことができた時は、依頼者がおれを裏切ったときだ・・・」というゴルゴ13の言葉を思い出し呆然とする。

 

[感想]

 ゴルゴ13と戦おうとする男達の多くは、なぜ自分自身を標的にするのだろう?

 自分の身を安全な状態にして狙えばいいのに、といつも思う。

 フレッチャー専務の死は作品中では描かれていないが、ゴルゴ13によって殺されることが確実なので、人数に含めている。

 ジャックの死やドーソン・ビルに閉じ込められるなどの、突発的な事態に対処しながら、ゴルゴ13が脱出する、ハラハラドキドキの激しいアクションが楽しめる作品だ。

 

 

第65話 死角の断面(1972/12作品)

42ページ
依頼者:アイルランド共和国地下組織

ターゲット:ウォーレス卿(ウォーレスⅢ世)

依頼金額:1万ポンド

殺害場所:ウインザーのゴルフ場

殺害人数:1人

殺害相手:ウォーレス卿(ウォーレスⅢ世)

H:0人


Part1 ウォーレス卿の優雅な日
 ウォーレス卿は、娘バーバラと元ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)ドナルド・ネルソンとともに、ロンドンより48kmテムズ川の上流に位置する古都ウインザーで、ゴルフを楽しんでいた。

 そこへ、ヘリコプターでダンカン警視率いる警察隊がやって来た。

 クラブハウスにはゴルゴ13がいた。ダンカン警視は、ゴルゴ13の姿を見て何か引っかかるものを感じた。

 

Part2 あなたは狙われている!!

 ダンカン警視とウィリー・シモンズが、ウォーレス卿の所に行き、ウォーレス卿の命を何者かが狙っている、と話した。ロンドン市内で逮捕された北アイルランド・カトリック系過激グループ一員の証言だった。1万ポンドの金で、超Aクラスの職業的テロリストを雇ったというのだ。

 ウォーレス卿は、プロの殺人者が、ゴルフ場で襲ってくることはない、なぜなら逃走しにくいからだ、と話し、ゴルフを続ける。

 ウォーレス卿にゴルフを中止してほしかったダンカンだったが、続けると言われたので、ウィリー・シモンズとともに、ウォーレス卿の周囲を調べる。

 

Part3 その男は静かに・・・

 クラブハウスにいたゴルゴ13は、旗の下に立っていた。

 ダンカン警視とウィリー・シモンズは、ゴルゴ13のゴルフバッグの中を調べるが特に凶器になりそうなものは見つけられなかった。

 ダンカン警視は、ヘリを跳ばして上空から監視する、と話す。ゴルゴ13は無表情で「・・・・」だった。

 

Part4 狙撃地点"A"

 林の中から望遠鏡でウォーレス卿を見るゴルゴ13。ゴルフバッグの中のクラブに隠した銃を組み立てる。ゴルゴ13のスコープが、次のホールへと歩くウォーレス卿をとらえる。その後、旗棹をスコープがとらえる。

 上空では警察のヘリが警戒して飛んでいる。

 ウォーレス卿が旗竿に近づく。ゴルゴ13のスコープの十字が旗竿をとらえた。

 ゴルゴ13の銃から銃弾が発射された。

 旗竿に命中した銃弾がはじけ飛んでウォーレス卿の眉間を貫いた!

 ドナルド・ネルソンが銃弾が飛んできた方向にある林を指さした。ダンカン警視がヘリに連絡して、森に向かう。

 

Part5 犯人(ホシ)は消えていた!!

 警察の必死の捜索にもかかわらず、林の中には犯人がいなかった。

 ダンカン警視の勘では、ゴルゴ13が犯人(ホシ)であることは間違いない。しかし証拠がなかった。ドナルド・ネルソンが吸っていた煙草が木の幹に当たってはじけ飛んだ。それを見たダンカン警視は、狙撃時の音を思い出し、旗竿に向かった。そこには、銃弾が当たった痕跡があった。犯人がスキッピングショット(跳弾射撃)をした証拠だった。

 

Part6 やはり・・・男は静かだった

 ヒースロー空港(ロンドン国際空港)

 ゴルゴ13が歩いていく眼前にダンカン警視が現れた。ダンカン警視が突然ゴルゴ13を殴ったが、ゴルゴ13は黙って飛行場内に入っていった。

 

[感想]

 スキッピング・ショット(跳弾射撃)という凄い技を使ったゴルゴ13のスーパーショットの一つだ。

 頑固者で現場でのたたき上げのダンカン警視は、ゴルゴ13が犯人だと見抜いていたが、証拠がなく、ゴルゴ13を見送るしかなかった。

 

第118話 大きな口(ラージ・マウス)の湖上(1977/03作品)

81ページ
依頼者:CIA
ターゲット:二重スパイ ジョゼフ・D・マッコード

依頼金額:不明

殺害場所:
 1)カナダ ノースウェスト地区
 2)猟区管理事務所

 3)大きな口(ラージ・マウス)と呼ばれる湖の上

殺害人数:
 1)ヘラジカ(ムース)2頭
 2)3人

 3)2人

殺害相手:
 1)ヘラジカ(ムース)2頭
 2)乱入してきた男3人

 3)二重スパイ ジョゼフ・D・マッコードと、コードネーム”ボルガ2”という女

H:0人


Part1 ”ヘラジカ(ムース)”を撃つ
 ノースウェスト地区(テリトリーズ)ーカナダー

 ターキーと呼ばれるガイド一人とともに狩りに来たゴルゴ13がヘラジカ(ムース)を撃った。

 

Part2 猟区管理官の推測

 ボブ・ミラーという猟区管理官とその同僚がスノーモービルで銃声の聞こえた方に向かった。1頭の首を貫通した銃弾がもう1頭を斃していた。ヘラジカ(ムース)はひとり1頭しか獲ってはいけないことになっている。

 ボブの相棒がゴルゴ13の背後に回ったとき、ゴルゴ13が反射的に銃床で殴りつけた。ゴルゴ13のライフルは取り上げられ、逮捕された。

 

Part3 聞いていた”人物”

 ターキーが宿でゴルゴ13が1発の銃弾で2頭のヘラジカ(ムース)を仕留めたこと、逮捕されたことを話していた。その話を聞いた男が仲間2人のところに行き、すぐに出かける、と言った。

 3人の男と女1人が猟区管理官事務所に車で向かう。

 

Part4 管理官事務所にて

 デューク・トウゴウは、黙秘していた。

 ボブと相棒のパークはゴルゴ13が持っていた口径7.62ミリのレミントン・レンジマスターに近い7kgの改造銃やポートテイル(弾尾狭窄型)ニッケル尖弾200グレインマグナムという特別製の弾丸を見ながら話していた。トウゴウがただの狩猟者には思えないと言うボブ。しかもその銃は作られてからまだ数発の弾丸しか発射されていなかった。発射テストのために来たのではなく何らかの目的があって来たのではないか、と気づいたボブだった。

 ゴルゴ13はタバコがほしい、と言ったが、その他の質問にはまた黙秘した。

 その様子を窓から見ていた男は、逮捕された男がゴルゴ13だと確認し車に戻った。

 

Part5 3人の乱入者

 ドアを叩き3人の男が乱入してきた。パークは右肩を撃たれた。手錠をかけられているゴルゴ13がナイフを使って、乱入者の一人に投げた。ボブが机の引き出しから拳銃を出そうとする。ゴルゴ13がボブより先に拳銃を取り、ボブを肘で倒して、2人の乱入者を射殺した。

 ゴルゴ13は、手錠の鍵を外し、自分の銃を奪って出て行き、乱入者の車に乗った。

 車にいた女を脅して車を走らせて事務所を去った。

 

Part6 "女"を連れ去る"男"

 ゴルゴ13は女に、乱入者3人が死んだ、と話した。女はゴルゴ13に襲いかかったがゴルゴ13によって失神させられた。

 

Part7 管理事務所の3つの死体

 パークとボブは3人の死体を前にして話していた。

 ボブは、2週間ほど前に、イエローナイフの町でジョゼフ・D・マッコードというアメリカ人が行方不明になった事件となにか関係があるのではないか、と思っていた。ジョゼフ・D・マッコードはCIA支局員だった。2日後、FBIから出されていた探索要請が撤回されていた。

 ボブは、ジョゼフ・D・マッコードが逆(カウンター)スパイで、CIAが彼を始末しようとし、東側はそれを阻止しようとしており、トウゴウがCIAの指令を受けた者だ、と推理した。

 ボブはトウゴウ(ゴルゴ13)を捕まえるために、管理事務所を出て行った。

 

Part8 静かな夫婦者

 女とともにゴルゴ13は小屋に泊まっていた。女は一糸まとわぬ裸だった。ゴルゴ13はハンカチにしみこませた睡眠薬を、女に吸わせた。女は睡眠薬を吸わないように息を止めた。

 

Part9 ”服”がやってきた

 スノーモービルで山小屋に押し入ったボブだったが、トウゴウではない顔見知りだった。

 別な小屋でゴルゴ13は、眠らせた女を置いて、外出した。そこに、ゴルゴ13がプレゼントした赤い服を着た女が来て台所の片付けをしていた。

 裸だった女が起き出して、台所を片付けている女を失神させ、服を奪った。

 

Part10 夫婦は消えていた

 服を奪った女は、局長に連絡し、トロイカに連絡しトロイカの命を守ってポイント・Lに向かうよう、命令された。

 ボブは、夫婦者が小屋に泊まっている、と聞き、Bの3号の小屋に向かった。

 女は一足先に車で逃走していた。

 

Part11 接点の湖上で

 湖のほとりでゴルゴ13は双眼鏡で周囲を見ていた。

 ゴルゴ13は、CIAに依頼されたことを回想していた。

 そこに赤い服を着てスノーモービルに乗った女がやって来たのを、ゴルゴ13は双眼鏡で見つけた。

 女がジョゼフ・D・マッコードのいる小屋に入っていった。

 二人がスノーモービルで湖上に出た。

 飛行機からすぐに見つけてもらえるだろうか、と話す女に、ジョゼフ・D・マッコードは、「きみの、その真っ赤な防寒着はすぐに目につくさ!」と言う。女は罠かもしれない、と思う!

 ゴルゴ13のスコープは二人が乗るスノーモービルをとらえた。

 銃弾1発が二人を貫いた!!

 

Part12 任務は完了した

 ボブは、ふたりの人間が1発の弾丸で射殺された、と聞いた。

 トウゴウがこのために1発の弾丸でヘラジカを倒したのだ、とボブは悟った。

 

[感想]

 ゴルゴ13のスーパーショットの一つだ。

 ゴルゴ13の全ての行動が、ラストシーンに向けて収斂していく。

 謎解きとスーパーショットの両方が楽しめる好作品だ。

 

 

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