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第75話 『スエズの東』(1973/09作品)
ページ数:79ページ
依頼者:PFLP(パレスチナ解放人民戦線)
ターゲット:イスラエル特攻隊員訓練所の40人の隊員と3人のCIAくずれの教官
依頼金額:10万ドル
殺害場所:1)レバノン ハムラ街
2)イスラエルの特攻隊員訓練所の郊外
3)イスラエルの特攻隊員訓練所
殺害人数:
1)3人
2)3人
3)40人
殺害相手:
1)PFLPの戦士(フェダイーン)アブウ、ハッサン、モラッド
2)イスラエルの特攻隊員3人
3)イスラエル特攻隊員訓練所の37人の隊員と3人のCIAくずれの教官
H:1人(PFLPの女戦士 ハンナ・バクール)
Part1 ベイルートの惨劇
イスラエル特攻隊がレバノン・ベイルートを奇襲し、1時間ほどで去った。
ベイルート市南部 サブラ街では、次の三人が惨殺された。
PLO(パレスチナ解放機構)スポークスマン カマル・ナセル氏
暗黒の9月(ブラック・セプテンバー)によるミュンヘン・オリンピック村襲撃事件を指揮したといわれるアブ・ユセフ氏
PLO最大勢力アル・ファタの幹部カマル・アドワン氏
パレスチナ難民キャンプにあるPFLP(パレスチナ解放人民戦線)のオフィスでは銃撃戦が発生した。
ベイルート市内の火薬工場2か所が爆破された。
ベイルート南方、レバノン第3の措置シドンの自動車修理工場が爆破された。
Part2 東洋人暗殺指令
PFLPの女戦士であるハンナと男のアブウは、ゴルゴ13とおぼしき男を探しており、殺害指令を受けていた。
二人はゴルゴ13を発見した。
Part3 路上の死闘!!
ハンナがゴルゴ13に声をかけた。
ゴルゴ13がついていくが、人通りのない路上で、ゴルゴ13はハンナが何かの目的をもって彼に近づいたことに気づいて問い詰めた。
ハンナが香水"夜間飛行"を初めてつけたことにゴルゴ13は気づいていたのだ。
3人の男たちが襲ってきた。ハンナが逃げ出した。
ゴルゴ13は、ナイフを持って襲ってきた男を足刀蹴りで倒し、次の男を首への手刀斬りで倒し、三人目の男は彼自身のナイフで刺した。
騒ぎが見つかったので、逃げ出すゴルゴ13に謎の男が車に乗れ、とすすめた。
Part4 PFLP幹部
車にゴルゴ13を乗せた男はPFLPの重要ポストにいるロトフ・アーデル・ロトフだった。
ゴルゴ13を襲った3人の男たちは、アブウ、ハッサン、モラッドと言い、PFLPの中でも名うての戦士(フェダイーン)だった。
ロトフはゴルゴ13をテストしたのだった。
Part5 スコァ・カードの主
ロトフは射撃上でのゴルゴ13のスコアカードを入手していた。
100mの距離で6.5mの横風の中、20発の弾丸を黒点にまとめていた。
Part6 "来る事が分かっていれば"
二週間前のベイルート奇襲によりPFLPは大打撃をこうむった。
その報復のために、ロトフは、イスラエルの特攻隊員養成所の襲撃をゴルゴ13に依頼した。
報酬は10万ドルだ。
ゴルゴ13に断られた場合、ロトフはゴルゴ13を道連れに自爆する覚悟だった。
ゴルゴ13にロトフは作戦を説明する。
Part7 国籍不明小型双発機
国籍不明の小型双発機にゴルゴ13が乗っている。
彼はロトフの説明を回想する。
400m強の距離から燃料貯蔵所の小さな標的を狙うのが作戦だった。
ゴルゴ13の暗号名は"コンドル"。連絡員"アリババ・6(シックス)"がポイント・O(オー)に降りたゴルゴ13を手助けする。
作戦名は血の砂作戦(ブラッディサンド)だ。
飛行機に乗る前に、ハンナ・バクールが紹介された。
ハムラ街でゴルゴ13に声をかけた女だった。
Part8 効果地点ポイント・O(オー)
ゴルゴ13とハンナはポイント・O(オー)で落下傘降下した。
既にアリババ・6(シックス)が待っていた。
ハンナは着地の際に足をくじいていた。
ゴルゴ13は置いて行こうとするが、アリババ・6(シックス)ことアハメッドは反論する。
ハンナも歩けるから大丈夫だという。
Part9 アリババ・6(シックス)の死
訓練所は40名の特攻(コマンド)隊員と3名のCIA特殊部隊(グリーンベレー)くずれの男が教官としている。
フォックス11(イレブン)と呼ばれる男たちが40名の訓練生の中でもスゴ腕だった。
3名の男が乗ったジープを奪って訓練所に接近する計画だ。
ハンナが砂漠に倒れてジープの男たちの注意をひく。
ゴルゴ13とアリババ・6(シックス)(アハメッド)が、3人の男たちを銃撃して殺した。
しかしアリババ・6(シックス)(アハメッド)も返り討ちにあって死んだ。
Part10 接近した狙撃者
ゴルゴ13とハンナは砂丘の陰から特攻隊員養成施設を偵察する。
Part11 砂丘に散る・・・
ゴルゴ13とハンナが結ばれる。
彼女は男と寝るのは初めてだった。
Part12 マッサラーマ!!
燃料貯蔵所の建物がどこか、と質問するゴルゴ13。
ハンナはわからない、と答える。
これまで何人も潜入したが、標的の的をつけることに失敗してきたのだった。
ハンナは、ジープに乗せてきた爆薬についた標的を撃て、とゴルゴ13に言った。
ハンナはイスラエル軍兵士の油断を誘うため上半身裸になってジープに乗った。
ゴルゴ13は、彼女に手鏡を渡す。
ハンナは「マッサラーマ(ごきげんよう!!)ゴルゴ13!!」と言って、特攻隊員養成施設にジープを走らせた。
Part13 決行!!"血の砂作戦"
ハンナが運転するジープは特攻隊員養成施設に向かって突き進む。
手鏡をスコープにおさめたゴルゴ13がジープに乗せた爆弾を狙撃して施設は大爆発した。
次のナレーションで物語は終わる。
この施設爆発のことは何の発表もされないだろう
そしてこの報復作戦が泥沼のように展開されるだろう
"コンドル"という名の秘密工作員のその後は誰も語ろうとしない
[感想]
かつてイスラエルの依頼を請けたゴルゴ13が今回はパレスチナの依頼を請けている。
主義主張や民族に関係なく依頼を請けるゴルゴ13の仕事ぶりがわかる作品だ。
イスラエルとパレスチナの戦いは、2024年現在も激しさを増して続いている。
最後のナレーション「そしてこの報復作戦が泥沼のように展開されるだろう」という言葉が、この物語が発表されてから約50年が経過しているが、残念ながらこのナレーションが予言となっている。
この物語に登場するハンナやアハメッドのような男や女が現実世界にもいることだろう。物語の中の描写だといいのだが、過酷な現実世界が残念だ。
第83話『黒い肌の狙撃者』(1974/04作品)
87ページ
依頼者:ベトナム戦争でエーベル・バーネットに人間扱いされた黒人青年サミー・ブラウン
ターゲット:退役大佐で、白人市民評議会メンバーで地元の有力者で次期知事候補ともいわれるカーク・ローレル
依頼金額:5万ドル
殺害場所:
1)ミシシッピ州グリーン・ウッドに向かう高速道路上
2)ミシシッピ州グリーン・ウッドの警察署長室
3)ミシシッピ州グリーン・ウッド郊外
殺害人数:
1)2人
2)1人
3)1人
殺害相手:
1)覆面パトカーの警官2人
2)退役大佐で、白人市民評議会メンバーで地元の有力者で次期知事候補ともいわれるカーク・ローレル
3)ミシシッピ州グリーン・ウッド警察署長
H:1人(NAACP(全国黒人前進協会)の活動家エバ・ウィルソン)
ニューヨーク、USA
大金が入ったバッグを持って逃走する若い黒人の男
Part1 ある黒人の依頼
大金が入ったバッグを持って逃走していたのはサミー・ブラウンという男で、ゴルゴ13と約束していた。
サミー・ブラウンの依頼は親友エーベル・バーネットの仇討ちだった。
Part2 ベトナム帰りの二人
エーベル・バーネットはサミー・ブラウンを人間扱いしたただ一人の白人だった。
5年間のベトナム戦争での戦いを終えてバーネットは故郷のミシシッピ州グリーン・ウッドに戻った。
バーネットは捕虜になり、収容所から反戦運動の支持者として、大統領あてのベトナム和平協定の調印を迫る声明書に署名していた。
そのため、退役大佐で、白人市民評議会メンバーで地元の有力者で次期知事候補ともいわれるカーク・ローレルと仲間たちによって殴られた。
エーベル・バーネットはその後拳銃で自殺した。
ゴルゴ13はサミー・ブラウンの依頼を請けた。
Part3 銃声を背に・・・
警官に追われたサミー・ブラウンは、警官に囲まれ射殺された。
その銃声を背にゴルゴ13はサミー・ブラウンと会った場所を去る。
Part4 標的ローレル大佐
グリーン・ウッド
署長がカーク・ローレルに黒人を会わせる。
なんでもカーク・ローレルの命にかかわる情報を持っているとのことだった。
Part5 発見しだい射殺!!
黒人は、酔ったサミー・ブラウンから、ゴルゴ13という東洋人の殺し屋がカーク・ローレルを狙っているという情報だった。
カーク・ローレルは署長に、ゴルゴ13を見つけしだい殺すように命令した。
情報を持ってきた黒人は牢に入れられた。
Part6 ささいな出来事
東洋人が宿をとったという情報が入り、署長たちが宿を囲んだ。
スーツの内ポケットから書類を出そうとした男は、拳銃を出そうと誤解されて射殺された。
男の名はタダオ・オギノだった。
警官たちに抵抗して射殺されたことになった。
Part7 高速道路の恐怖
高速道路を走る一台の車。
ゴルゴ13と、車が故障して困っていた黒人女が乗っていた。
背後から覆面パトカーが追ってきた。
ゴルゴ13はスピードを上げた。
覆面パトカーが撃ってきたのでゴルゴ13も反撃して、覆面パトカーのタイヤを撃った。
覆面パトカーは道路から転落した。中に乗っていた警官2人は死亡し、生き残った1人は悔しそうにゴルゴ13の車を見送った。
Part8 奴は現れた!!
ミシシッピ州深南部(ディープサウス)、グリーン・ウッド
ローレルのもとに署長がやってきて、ゴルゴ13によって2人の警官が殺され、1人が重傷を負い、ゴルゴ13が逃走したことを報告した。
ゴルゴ13の車に同乗していた女はNAACP(全国黒人前進協会)の活動家エバ・ウィルソンと判明していた。
防犯協会のメンバーを使って、二人の捜索が始まった。
Part9 黒人たちの集まり
ジョンと呼ばれる男が主催している黒人の権利を主張する団体の集会にリックと呼ばれる男がやってきた。
リックはグリーン・ウッドの町を通ってきたが、ゴルゴ13と呼ばれる東洋人がカーク・ローレルの命を狙っているということで、すごい警戒だった。
逆に黒人はフリーパスだった。
その東洋人はその集団の中にいて外で日光浴していた。
Part10 ゴルゴの休息
ゴルゴ13は2日前にそのアジトに着いて、それ以来、エバと一緒に過ごしていた。
何かの薬を飲んでは日光浴を繰り返していた。
リックは、ゴルゴ13に「あんたがゴルゴ13ってひとじゃあないのか?」ときく。ゴルゴ13は無言だ。
警官たちは黒人たちのアジトに気づいていた。
Part11 射殺命令!
署長とローレルは、警官が発見したシルバーの森の中にある黒人のアジトを急襲することにした。
Part12 包囲の中へ・・・
署長と警察は黒人のアジトを包囲した。
黒人活動家たちは全員手をあげて出てきた。
その中にゴルゴ13もいた。
ゴルゴ13は裸にされたが、日焼けの跡がなく、コックの先まで真っ黒だったので東洋人であることがばれなかった。
Part13 "死"はそこに
グリーン・ウッドに連行される車の中で、エバはゴルゴ13が飲んでいた薬がトリメチレン・ソラレンと話す。
そして、カーク・ローレルは黒人にとっても敵だから成功を祈っているわ、と話す。
警官の一人が、黒人たちの人数が一人減っている、と話す。
署長はカーク・ローレルに東洋人がいなかった、と報告する。
どんな手を使ってでも黒人たちの口を割らせろ、とカーク・ローレルが命令する。
カーク・ローレルの部屋を出た署長の首にナイフを突きつけたゴルゴ13。
カーク・ローレルの部屋に戻った署長の背後にはゴルゴ13がいた。
そして、ゴルゴ13はカーク・ローレルを射殺した。
Part14 黒い肌の狙撃者は去った・・・
カーク・ローレルが殺されたことで警察署内が騒ぎになっている中、署長の背後から拳銃を突きつけて警戒線を突破したゴルゴ13は、警戒線の外で署長を殺した。
[感想]
アメリカ深南部の根深い黒人差別がよくわかる作品だ。
それにしても”コック”の先まで真っ黒になる薬(トリメチレン・ソラレン)の効果は凄い。
ベトナム戦争から帰還して自殺したエーベル・バーネット、彼に人間として接してもらい、強盗してでも仇討ちのカネを作ったサミー・ブラウン。この二人の人生も哀しいものがある。
第87話『地獄への回廊』(1974/09作品)
87ページ
依頼者:FRELIMO(モザンビーク民族解放戦線)
ターゲット:ポルトガル領モザンビーク新総督エンリケ・サンチェス
依頼金額:不明
殺害場所:ポルトガル領モザンビークの幹線道路、通称"地獄への回廊"
殺害人数:5人
殺害相手:モザンビーク新総督エンリケ・サンチェス
眼帯をつけた軍の男
眼帯をつけた軍の男の部下3人
H:0人
Part1 大平原の鉄路
アフリカ最後の植民地 ポルトガル領モザンビーク
蒸気機関車が走る。
貨車には黒人たちが乗っており、客車にはエルザとライアン・マッカヒー博士という夫婦に、ゴルゴ13が乗っている。
エルザとマッカヒーは合衆国の自然地理学会メンバーだった。
Part2 検身(ボディチェック)
右目に眼帯をつけた男が、FRELIMO(モザンビーク民族解放戦線)の者どもを抹殺しなければいけない、と話す。
二日後には新総督として首都ロレント・マルケスにエンリケ・サンチェス閣下が赴任してきて、幹線道路"地獄の回廊"を通過する。
ゲリラたちが地獄の回廊を襲うには、この鉄道を使うしかないので、鉄道の検身(ボディチェック)をいつも以上に徹底的に実施するところだった。
そこに蒸気機関車が到着した。
エルザとマッカヒーの団体は無線機を飛ばしてカメラで地形を撮影して調査していた。
ゴルゴ13はデューク・トウゴウ名義のパスポートを持っていた。
エルザとマッカヒーの仲間が、「歓迎、エルザとライアン」という吹き流しをつけたラジコン飛行機で、歓迎した。
Part3 軍の名のもとに
眼帯をつけた男はデューク・トウゴウだけもっと調べようとする。
その時、黒人女の荷物の中に手榴弾が発見された。
眼帯をつけた男は、黒人女を脱がし、首に縄をかけて吊るし上げ、仲間の男をあぶりだした。
抗議するマッカヒーを殴りつけた後、黒人女と黒人男の二人とも射殺した。
Part4 気にいらない奴
ゴルゴ13の荷物の中をチェックする眼帯をつけた男。
眼帯をつけた男はデューク・トウゴウが気にいらない。
部下にデューク・トウゴウが宿泊するホテル・ザンガラを監視するよう命令する。
Part5 ホテル・ザンガラ
デューク・トウゴウを監視する兵士たち。
軍曹がそのホテルの女将で白人との混血の黒人を気に入ってちょっかいを出す。
ゴルゴ13はその軍曹にストレート一発をお見舞いする。
鼻血を出して悔しがって、ぶっ殺してやる、と叫ぶ軍曹だった。
Part6 平原の狂気
ゴルゴ13は、ジープで平原にいて、自然地理学会のラジコン飛行機を見ている。
軍曹たちはそんなゴルゴ13を尾行している。
前夜、軍曹と部下の兵士たちはゴルゴ13を襲ったが、返り討ちにあっていた。
そこに眼帯をつけた男がやってきて、鞭で軍曹を引っぱたいて報告書を提出しろ、と命じて去った。
そのため、軍曹はますますゴルゴ13を恨んでいたのだ。
Part7 男はのんびりと・・・
エルザとマッカヒーは自然地理学会のラジコン飛行機の性能をテストしていた。
飛行機がゴルゴ13の方に向かっていった。
ゴルゴ13はアタッシェケースで飛行機を撃墜した。
「叩き落とさなくったって」、とエルザはゴルゴ13をにらみつける。
ゴルゴ13は無言でジープで立ち去った。
Part8 厳戒の検問所
検問所にジープで来たゴルゴ13を、眼帯をつけた男が率いる検問所で厳重にチェックする。
しかし何も出てこない。
いよいよ明日、新総督閣下が通るのだ。
Part9 その日は来た!!
翌日・・・
厳重に警備する眼帯をつけた男。
そこにゴルゴ13がジープでやってきた。
眼帯をつけた男はゴルゴ13を真っ裸にして検査するが、何も出てこない。
Part10 誘導機を撃ち落とせ!!
ゴルゴ13は地獄への回廊を見下ろす丘で葉巻を吸っている。
眼帯をつけた男たちのそばを、自然地理学会のラジコン飛行機が、飛んでいく。
機体の腹にはM16がつけてあった。
眼帯をつけた男がそれに気づき、自然地理学会のラジコン飛行機を撃ち落とすように命じるが、弾丸は当たらない。
Part11 丘の上の死闘
自然地理学会のラジコン飛行機の腹に吊ったM16を受け取ったゴルゴ13は、地獄への回廊を通る新総督エンリケ・サンチェスが乗る車を狙撃し、車は炎上した。
眼帯をつけた男がゴルゴ13に向かっていく。ゴルゴ13の射撃で眼帯をつけた男と、その部下4人が射殺された。
Part12 大平原をあとに・・・
蒸気機関車が去って行く。
車内で黒人たちが、地獄の回廊で植民地軍と解放戦線との間ではでな戦闘があって新総督が死んだ、と噂している。
ゴルゴ13は葉巻を吸いながら貨車に乗っている。
その横を「アリガトウ 依頼人一同」の吹き流しをつけた自然地理学会のラジコン飛行機が飛んで行った。
[感想]
厳戒の中、どうやって武器を持ち込むのか、が焦点になる物語だ。
ゴルゴ13の射撃スキルの凄さが光る作品だ。
ゴルゴ13のこの仕事のせいか、この翌年の1975年6月25日にモザンビークは独立を果たした。
ゴルゴ13の物語の直後に関連する出来事が発生するのはよくあることだが、本作品もその一つだと言っていいだろう。
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