『巨人の星』の画を担当した川崎のぼるの傑作漫画が『いなかっぺ大将』だ。
そのペーパーバック版だ。
おそらくコンビニエンスストアでのみ発売されたのだろう。
第1巻を読んでみて驚いた!!
絵柄が全然違うのだ!!
下の絵が、初登場時の大左ェ門だ。花形進か星飛雄馬かという感じだ。
第1巻だと、熱血柔道漫画という感じなのだ。
それがすぐに劇画風の画によるギャグ漫画になっていく。
青森の山奥から、大物になるために東京に出てきて、大柿道場に居候し、ドタバタ・ギャグを展開する。
ふんどしを愛用し、時々おねしょをし、動物と会話ができ、音楽が聞こえると、踊り出し、キクちゃんとハナちゃんに愛されていると思い込んでいるが、柔道はなかなか強い風大左ェ門。
川崎のぼるのインタビューや、他の作品紹介もあり、入手困難だが、おすすめの6冊だ。