新型コロナ政策の影響を2022年までのデータをもとに多数のグラフや表で調査した結果をまとめたものだ。
目次はこちらだ。
新型コロナの流行が始まった頃の日本は患者数、死者ともに桁外れに少なかった。
その点では日本の新型コロナ対策は成功だった。
ワクチンの普及までの時間稼ぎは成功したと言える。
2022年になると日本も患者数や死者が増えている。
驚いたのは平均寿命の各国比較だ。コロナ禍の中、カナダと日本だけ平均寿命が伸びているのだ。アメリカなどは2歳も下がっているのだ。
この数字を見ると日本の新型コロナ政策は成功と言えると思う。
本書の約1/3の100%は、「第六章 経済へのコロナ後遺症」にあてている。
日本の債権の大きさ、その国債を返すためにまた国債を発行している状況の危険性をデータで詳細にわかりやすく解説している。
2023年のデータも含めたものを読んでみたい。