5歳の時に母に捨てられた高校生が、テレポーテーション能力を持っていることに気付き、その能力を使って、銀行強盗を働き、優雅な生活を送る。
しかし、心のどこかに抱えた不安を解消できず、かつて片思いだった女性に会いにゆく。
彼女と一緒にローマ旅行をすることになるのだが、そこでテレポーテーション能力を使って騒ぎを起こしてしまう。彼を狙う謎の組織の存在とその組織と戦う男の存在も明らかになる。男の隠れ家には、彼が倒すべき組織のメンバーの顔写真が並んでおり、その中の一枚に、主人公の母親が・・・。
やがて組織によって彼女も襲われてしまう。そして・・・。
SF映画として、ストーリーを、単純に楽しめる。ローマ、エジプト、そして東京と、海外旅行を存分に楽しむこともできる。東京でのカー・スタント・シーンはなかなか圧巻だ。
あんまり深いことを考えずに、単純に娯楽映画として楽しみたいのなら★★★★☆