2_白土三平(作者)
もくじはこちら 第1部[雀落とし] 第13話 天人 第14話 移し身 第15話 老忍 第16話 抜け忍 第17話 黒鍬 第18話 追跡 第19話 りんどう 第20話 憑き移し 第2部[スガルの島] 第1話 女左ェ門 第2話 一白 第13話 天人 カムイに崖から落とされた天人は生きていた。仲…
もくじはこちら ゴールデンコミックス版の『カムイ伝 第二部』は、中途半端な所で終わっている。 haruichiban0707-books.hatenadiary.com 『決定版 カムイ伝全集【第二部】』で、続きがある、と、X (旧Twitter) で、教えていただいたので、早速、購入して読…
もくじはこちら 第1部[雀落とし] 第1話 雀落とし 第2話 飯綱(いづな)落とし 第3話 月影 第4話 むささび 第5話 五つ 第6話 木耳(きくらげ) 第7話 常風(とこかぜ) 第8話 九の一 第9話 暗鬼 第10話 空蝉(うつせみ) 第11話 下人 第12話 狂馬 エッセイ 井沢元彦 …
もくじはこちら ●犬戯け(いぬたわけ)〔二〕 ●犬戯け(いぬたわけ)〔二〕 犬神(一) 望月城七万石城主、望月常陸守正成。この年、常陸守は心臓の発作に倒れ、床に伏し、一進一退だった。それを遠くから見る山伏三人。兄者と呼ばれる山伏と隆心と隆光という弟達…
もくじはこちら ●歯ッカケ〔三〕 ●犬戯け(いぬたわけ)〔一〕 ●歯ッカケ〔三〕 火事で喜多郎の小屋の多くが焼けてしまった。 火傷を負った喜多郎を介抱するサブ(カムイ)と一太郎だった。 少し動けるようになると喜多郎は金塊を見に行くのだった。 山師(一) 山…
もくじはこちら ●歯ッカケ〔二〕 ●歯ッカケ〔二〕 長耳との戦いで怪我を負った喜多郎のもとに怪我を負った歯ッカケが来た。 五代木の大文字屋に薬を薬をもらいに行った喜多郎に、大文字屋は薬を渡した。 喜多郎は鍛冶屋を訪ね、金塊の一部を渡し、義手を作る…
もくじはこちら ●丹波崩し〔三〕 ●歯ッカケ〔一〕 ●丹波崩し〔三〕 錦丹波の危機を救ったのは宮城音弥の姉ハツだった。彼女はかつて女衒の罠に落ち、危ういところを錦丹波に救われたのだ。今は幕府奥祐筆役旗本・石坂武左ヱ門の妻女だ。 彼女が屋敷内に錦丹…
もくじはこちら登場人物はこちら ●丹波崩し〔二〕 ●丹波崩し〔二〕 医師道安を殺した鞘香はそのまま外に走り出した。アヤメと稲富一心と錦丹波が馬で追跡する。鞘香は川に身投げした。一心から縄をもらい、馬ごと川に飛び込んだアヤメは鞘香を救い出したが、…
もくじはこちら登場人物はこちら ●不知火〔四〕 ●丹波崩し〔一〕 ●不知火〔四〕 野犬が吠えている。サブ(カムイ)がアヤメの牢に来て、準備が整ったことを伝える。そしてアヤメの怪我を見せてもらう。 アヤメは自白の決心がついたことを石谷十蔵貞清に話し、…
もくじはこちら ●不知火〔三〕 ●不知火〔三〕 拷問(一) 落としの馬場と呼ばれる馬場鉄之進がアヤメを拷問にかける。 そこに北町奉行所石谷十蔵貞清がやってきて拷問を止め、アヤメを手当てし、奉行の許可なく定法を破った拷問をした馬場を牢へぶち込んだ。 …
もくじはこちら登場人物 ●不知火〔二〕 ●不知火〔二〕 下総、布佐(現我孫子市)から松戸に向かう道は鮮魚(なま)街道と呼ばれていた。銚子でとれた魚は利根川をさかのぼって舟で運ばれ、木下(きおろし)河岸で陸揚げされ、大森、白井、鎌ケ谷、八幡、行徳から江…
もくじはこちら登場人物たち ●佐倉十一万石〔三〕 ●不知火〔一〕 ●佐倉十一万石〔三〕 季節は夏が終わり秋口にさしかかってきた。 椿湖の測量を終えた一行は、外川(銚子)に戻ってきた。船上で熊沢蕃山と笹一角(草加竜之進)と庄左ヱ門(正助)が酒を呑みながら…
もくじはこちら ●佐倉十一万石〔二〕 ●佐倉十一万石〔二〕 盗賊10人のうち9人を倒した笹一角(草加竜之進)とカムイだった。 カムイは残った1人が追忍だと見て、後を追った。 海跡湖(二) 目が覚めた鏑木村の庄屋、平山忠兵ヱらの前に9人の盗賊の遺体があった。…
もくじはこちら ●野望〔四〕 ●佐倉十一万石 ●野望〔四〕 泥亀の二階から女が逃げてきた。下女奉公と聞いていたが体を売れと言われた女が女衒の伊佐次の下を噛みきったのだ。錦丹波の息子で記憶喪失の錦源之助が彼女を助けようとする。宮城音弥が助っ人に入り…
もくじはこちら ●野望〔三〕 ●野望〔三〕 雉子を追う鷹と犬。初心(うぶ)な狩人(綱重)が逆上して、馬を走らせ矢を射ようとする。尾張藩の徳川光友は不吉な結末を予期し犬を押さえるよう部下に指示する。綱重が射た矢が鷹に刺さった。何者かが綱重に矢を射て、…
もくじはこちら ●野望〔二〕 ●野望〔二〕 堀田上野介正信の嘆願が受理され、軍事演習が始まった。 その行く手を三名の武士が邪魔をした。 その三名を金束大助(こづかだいすけ)という武士が斬り捨てた。 演習はそのまま進められた。 金束大助は旗本殺害のかど…
もくじはこちら ●野望〔一〕 ●野望〔一〕 葛の者ノスリが望月佐渡守の屋敷に戻ってきて、笹一角らを倒すことに失敗したことを報告した。猪狩芸州が酒井雅楽守忠清に報告するだろうから、ノスリらの失敗を隠すことができない、と話す佐渡守。その天井裏にはカ…
もくじはこちらもくじには、建白書と罠の間に何もないが、本書中では「瑞賢」が53ページにある。 ●無宿溜(スラム)〔三〕 ●無宿溜(スラム)〔三〕 常念寺(一) 笹一角(草加竜之進)らが捕らえられる少し前の話にさかのぼる。 深川戸面原の無宿溜(スラム)に役人達…
もくじはこちら ●無宿溜(スラム)〔二〕 ●無宿溜(スラム)〔二〕 靄(もや)(一) 濃い靄の中、與平ヱと錦源之助が漁に出る。何も見えない中でも與平ヱが的確に指示を出して網を仕掛けたところへ船を動かした。大漁だったが、急に天候が悪化して大時化になる。…
もくじはこちら ●念者〔三〕 ●無宿溜(スラム)〔一〕 ●念者〔三〕 流水(一) 冬木道無に笹一角を尾行していた男を斬り殺したことを報告するアヤメ。 そこへ笹一角(草加竜之進)が、アヤメが斬り殺した男の死体をかついで部屋に入ってきた。この男が自分をしつ…
もくじはこちら ●念者〔二〕 ●念者〔二〕 道無(一) 笹一角(草加竜之進)が助けた女は冬木という医師の娘アヤメだった。手術を終えた冬木と草加竜之進は酒を酌み交わすのだった。 道無(二) 永井播磨守の大名行列が通る。播磨守の駕篭の傍を播磨守ご自慢の…
もくじはこちら ●佐渡守〔二〕 ●念者〔一〕 ●佐渡守〔二〕 日置領の城下町で鞘香が喧嘩をしてつかまり入牢した。 そこに錦丹波が現れた。彼は鞘香が加代と仲がいいことを知っていた。罪人の鞘香をかくまった加代達も同罪だ、という錦丹波。加代達を助けてほ…
もくじはこちら ●佐渡守〔一〕 ●佐渡守〔一〕 望月城城主望月常陸守正成と猿投沢城望月佐渡守正次の会話の続きだ。 佐渡守は兄常陸守に一筆書くように要求する。その中に、常陸守の息子国松の後継者は佐渡守の息子虎丸と書くよう迫る。 襖の外では望月藩家臣…
もくじはこちら ●猿山〔二〕 ●谷地湯 ●猿山〔二〕 カミナリが戻ってきた。ダルマとキズは従おうとはしなかったが、恐怖と緊張感に負けてしまう。だがカミナリは無関心だった。メスの求愛にも無関心だった。 三匹の流れ猿、アバタとハゲと一文銭は、カミナリ…
もくじはこちら ●猿山〔一〕 ●猿山〔一〕 明歴二年日置藩では藩内紛争及び領内騒動処置よろしからずよって領地没収改易となる・・・。日置城は廃城となりただ風雪に朽ちてゆくのみだった・・・ [感想] 明歴という年号は・・・ない。明暦という年号はあるが、…
もくじはこちら 第一章 大白州 第二章 海原 第一章 大白州 大白州 日置藩ではスダレが率いる一揆衆が代官所を襲った。京都奉行所東与力相沢新兵衛は一揆衆を深追いし行方不明になった。小六の背中には一揆代表者の江戸行きがなければ再び一揆をするという貼…
もくじはこちら 第一章 その後〔一〕 第二章 その後〔二〕 第三章 大白州 第一章 その後〔一〕 その後 日置郡、望月郡の一揆は一揆勢の勝利に終わった。しかしその後の取り締まりは熾烈だった。 取り締まる非人の弥助は、横目に反抗する。横目は弥助を殺す。…
もくじはこちら 第一章 第三の領主 第二章 号(さけ)び〔一〕 第三章 号(さけ)び〔二〕 第一章 第三の領主 山の怪異 山では山丈が現れた。 アテナを失い生きる気力を無くした水無月右近を吹き飛ばす。 第三の領主 夙谷の非人たちが訓練に明け暮れる。望月領か…
もくじはこちら 第一章 朝露 第二章 カンダチ 第三章 嵐 第一章 朝露 朝露 水無月右近はアテナのもとを訪れ、彼女を抱こうとするが、抱けなかった。 望月藩兵本陣では、幕府名代見分役伊那甚左衛門から鎮圧の命令が下ったが、望月藩兵は自領のことではなく幕…
もくじはこちら 第一章 陣屋 第二章 共鳴り〔一〕 第三章 共鳴り〔二〕 第四章 見分 第五章 突破クズシ 第一章 陣屋 陣屋 改易となった日置藩。廃墟となった日置城。狂人の小六が日置城に小便を垂らして歩いて行く。 日置藩内は暴力が支配していた。浪人達が…