haruichibanの読書&視聴のおと

読書メモや映画やテレビ番組視聴メモです

2_白土三平(作者)

白土三平『カムイ伝16 混淪の巻』(小学館)(1969/04/10)

もくじはこちら 第一章 始末記 第二章 山ヌケ 第三章 屍(かばね)移し 第四章 山盗り〔一〕 第五章 山盗り〔二〕 第一章 始末記 始末記 幕府が日置藩の騒動に対し双方江戸に出て説明しろ、と命じた。領主、橘軍太夫、木の間党首領(草加竜之進)は、江戸に向か…

白土三平『カムイ伝15 狂濤の巻』(小学館)(1969/04/10)

もくじはこちら 第一章 月の輪 第二章 クズレ 第三章 木の間クズシ 第四章 何処へ 第五章 音丸変化 第一章 月の輪 月の輪 赤スダレ(苔丸)は横目や非人たちに捕まった。 正助はサエサに追われ脚を怪我する。そこにキギスが現れサエサと戦う。サエサの手裏剣が…

白土三平『カムイ伝14 蒼惶の巻』(小学館)(1969/04/10)

もくじはこちら 第一章 怪異 第二章 鬼女塚 第三章 寝地蔵 第四章 飢饉 第五章 要注意人物 第一章 怪異 怪異 日置領の山がはげ山になっていく。八重という女が神隠しにあい、その後見つかったが気が狂っていた。 左卜伝とサエサを公儀隠密の忍者達が囲んだ。…

白土三平『カムイ伝13 旋渦の巻』(小学館)(1968/11/10)

もくじはこちら 第一章 蔵六陣 第二章 川ガラス 第三章 傀儡(くぐつ) 第四章 木の間党 第一章 蔵六陣 鮫殺し サエサはクシロに助けられた。カムイが縛られた十字架は岸に流れ着いていたがカムイの姿はない。 クシロは漁民に頼まれ鮫を退治に向かうが鯨が現れ…

白土三平『カムイ伝12 震天の巻』(小学館)(1968/03/31)

もくじはこちら 第一章 銀札くずれ 第二章 意図あり 第三章 梟首(きょうしゅ) 第一章 銀札くずれ 銀札くずれ 非人のツクテと百姓の幸は愛し合っていたが横目に見つかり引き離された。 雹が降ったが日置の農作物の出来はいいようだった。 城代三角重太夫は目…

白土三平『カムイ伝11 焦渇の巻』(小学館)(1968/03/31)

もくじはこちら 第一章 不穏 第二章 飢餓 第三章 非常法 第四章 再会 第一章 不穏 不穏 アケミと竹間沢の五郎が祝言をあげた。 面白くないゴンの回想シーンに移る。第10巻第2章のラストの場面。役人を襲おうとした百姓たち。草加竜之進や笹一角やゴンたちは…

白土三平『カムイ伝10 激潮の巻』(小学館)(1968/01/10)

もくじはこちら 第一章 怒濤(どとう) 第二章 査問 第三章 蔵六屋敷 第一章 怒濤(どとう) 怒濤(どとう) 赤目に大人しくしろ、と言われたクシロはおキクが心配で落ち着かない。老人の左卜伝とクシロが船に乗り海に出る。左卜伝は弓の達人で武士として大活躍し…

白土三平『カムイ伝9 鬼相の巻』(小学館)(1968/01/10)

もくじはこちら 第一章 謎 第二章 雪どけ 第一章 謎 謎 明暦の大火で焼け出された草加竜之進をカムイが手術する。意識を取り戻した笹一角が襲いかかるがカムイはかわす。手術を終えたカムイは「領主を殺しても日置藩はつぶれない。悪いが領主を死なすわけに…

白土三平『カムイ伝8 火炎の巻』(小学館)(1967/11/10)

もくじはこちら 第一章 八方変現 第二章 掟返し 第三章 剣風往来 第一章 八方変現 八方変現 抜忍赤目殺害のため、夢屋七兵衛と手代の日の市を追う鏡隼人(カムイ)はどちらが赤目か確信を持てないでいた。犬をけしかけ七兵衛を水に落とした鏡隼人は日の市が赤…

白土三平『カムイ伝7 比翼の巻』(小学館)(1967/11/10)

もくじはこちら 第一章 風(シナド)トエラ 第二章 かくれみの 第三章 助命金 第一章 風(シナド)のトエラ カブト割り 横目率いる非人達に囲まれたスダレ(苔丸)と正助。それを木の上から見つめる鏡隼人。鏡隼人が横笛を奏でる。横目がカムイに受けた傷のすぐそ…

白土三平『カムイ伝6 青嵐の巻』(小学館)(1967/10/10)

もくじはこちら 第一章 カタタガエ 第二章 夢の男 第三章 つぼみ 第一章 カタタガエ 鳥ツキ 鳥ツキとは、魚の群れの上空に鳥が群れていることだ。それを見て漁師達は魚を追う。カツオの一本釣りをする漁師達だが急な時化に遭い船が沈没する。 仁太夫 日の市(…

白土三平『カムイ伝5 転生の巻』(小学館)(1967/07/10)

もくじはこちら 第一章 割り付け状 第二章 赤目 第三章 谷治湯 第四章 作造り 第一章 割り付け状 雉子役 参勤交代の際、藩主が江戸で将軍家にキジを献上するために田畑を荒らしてキジを追い立てる。雉子役とはそのための追加の税のことだ。日置藩では白いキ…

白土三平『カムイ伝4 乱雲の巻』(小学館)(1967/07/10)

もくじはこちら 第一章 のろし 第二章 玉手騒動 第三章 霞ぎり 第一章 のろし のろし 下人ダンズリの息子である正助が庄屋とその息子藤十郎に拷問を受けている。理由は下人の身分で禁止されている読み書きを習っていたからだった。誰に習っているか口を割ら…

白土三平『カムイ伝3 変移の巻』(小学館)(1967/07/10)

もくじはこちら 第一章 タブテ 第二章 鉄山 第三章 片目 第一章 タブテ カマイタチ 蔵方役を首になった馬場平八郎はくすぶっていた。一方、橘軍太夫は出世しており家老になりそうな勢いだった。そんな馬場平八郎を辻斬りが襲う。彼はマゲを切られてしまった…

白土三平『カムイ伝2 暗流の巻』(小学館)(1967/05/10)

もくじはこちら 第一章 マスどり 第二章 赤猫 第三章 斬首 第一章 マスどり 蔵方役 石垣伝兵衛という男が仇討ちに追われる。そこに謎の浪人が現れ、1対1で仇討ちするように命令する。見事仇討ちは成功する。 日置藩竹間沢村の庄屋の所に正助が字を習いに通っ…

白土三平『カムイ伝1 夙谷の巻』(小学館)(1967/05/10)

もくじはこちら 第一章 誕生 第二章 カガリ 第三章 剣 第一章 誕生 怪声 謎の巨人が「カムイ」という言葉を発する。 ダンズリ 正助の父で下人の俊足のダンズリが登場する。 犬追物 日置城では領主が弓矢で犬追物をしている。 真矢で実際に犬を殺して行う犬追…

白土三平『ワタリ』小学館 (1998/08/10)

第一部 第三の忍者の巻 プロローグ 第1章 二面地蔵 第2章 二つの砦 第3章 おきての柱 第4章 赤目党 第5章 6人の忍者(1) 第6層 6人の忍者(2) 第二部 0の忍者の巻 第1章 闇の大老 第2章 暗影の里 第3章 陰の影 第4章 最後の砦 第三部 ワタリ一族の巻 第1章 三…

白土三平『忍者武芸帳-影丸伝-』小学館(1976/04/20)

白土三平の代表作。個人的には『カムイ伝』よりこちらの方が好きだ。登場人物の数が『カムイ伝』では多すぎて追い切れない。本作だと十分追い切れる また、実現不可能ではあるが、忍術の種明かしがある。 実在の人物や事件を題材に、架空の人物を配し、戦国…

横山光輝他『忍法十番勝負』秋田書店(1966/10/05)

Amazon紙版へのリンク 大阪城の抜け穴が書かれた巻物をめぐり、忍者同士が戦う連作・忍者コミックス。 当時第一線で活躍していた漫画家たち以下の10人による連作漫画だ。 堀江卓 藤子不二雄 松本あきら 古城武司 桑田次郎 一峰大二 白土三平 小沢さとる 石森…

白土三平『シートン動物記』小学館(1980/10/20)

スプリングフィールドの狐 フェニボンクの山猫 ウォスカと赤頭の子狼 スプリングフィールドの狐 ビリー 灰色熊の伝記 ワーブの少年時代 ワーブの青年時代 ワーブの壮年時代 ワーブの老衰時代 幼い頃、『シートン動物記』をいろいろ読んだはずだが、内容はあ…

白土三平『赤目』小学館(1978/12/20)

1961年の作品。 永禄年間。 過酷な年貢取り立てをし農民をなぶり殺しにする領主。 農民松造は、そんな領主に、妊娠中の妻、妙を殺される。復讐のために忍者を志すが才能がなく片目片足が不自由になる。 兎を崇拝する赤目教という新興宗教を作り教祖となる。 …

白土三平『死神少年キム』小学館(1978/8/20)

1963年の作品。 アメリカ西部を舞台に死神と呼ばれる少年キムをめぐる物語だ。 彼が来ると、災害が発生したり撃ち合いが発生したりして大勢の人間が死ぬからだ。シートン動物記で有名なシートンにも追われる。 キムはクロマニョン人とのこと。クロマニョン人…

白土三平『忍法秘話』小学館文庫

白土三平が描いた忍者や剣客が活躍する短編集。 第3巻では、不老不死を求めて皆が探す「イシミツ」その正体はローヤルゼリーだった。 第5巻では、無敵の剣客が蟷螂に怯え丸太から落ちて死ぬ『蟷螂』が印象的だった。 前半は忍者が活躍するが、後半になると、…